「負担から学んだ仕組みで、家事をぐんと楽にする収納づくり」 by kamomeさん

「負担から学んだ仕組みで、家事をぐんと楽にする収納づくり」 by kamomeさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、遊び心のあるモダンなインテリアづくりをされているkamomeさんに、暮らしを軽くし心に余裕をもたらす収納づくりのコツを教えていただきました。気が付けばひとりで抱えがちな、日々の負担やストレスを優しく取り除くメソッドがたくさん登場します。

今回教えてくれたユーザーさん♪

男の子3人の5人家族です。お家は2015年にセキスイハイムで建てました。RoomClipをはじめてからインテリアの時代の流れを感じるようになり、もともとインテリアや収納が好きなので、焦りを覚え見直すことに。少しずつですが、使いやすく家事軽減にも適ったオシャレなお家を目指しているところです。

溜め込まないからできる、効率の良い収納

kamomeさん宅は、コーディネートや雑貨使い、色の組み合わせがインテリアショップのようにとても魅力的です。洗練されているけれど、触ったり手に取りたくなるワクワク感も与えてくれるのが絶妙なところ。でも、実際に暮らしていれば雑多な生活感はどうしてもでてくるものではないでしょうか?まずは、そういったものをどうコントロールされているのか、収納への意識やこだわりについてお伺いしていきます。

kamomeさん

「いらないものは基本的にすぐに処分して、溜め込まないようにしています。気が付いたときに、持っているものの必要性を見直すようにしているんです。それに加え、動線や家事の負担軽減につながること、どこに何かあるが分かりやすいことを大切に考えています。」

かつてとても活躍していたものでも、ベビーカーやおもちゃのように時と共に使わなくなっていくものがあります。そうしたものの存在に気が付き、意識的に取り除いていくことで身軽さを保つ。大切なのに、意外と見落としがちなところかもしれません。

ここからはその心がけの先でつくり出す、家事の負担を軽減する収納メソッドに迫ります。子育てあるあるなお悩みやストレスの解決にも役立つ工夫たちなので、要チェックです。

子どもの自主性を引き出して、家事を減らす収納のコツ3つ

その1 子供服はコーディネートしてしまう

kamomeさん

「子どもたちから毎日、その日の服のコーディネートについて質問されていました。自力でのコーディネートは、恐ろしい配色や柄×柄の洪水。最終的に私が選ばないとならないので、その手間を省くためハンガーにコーディネートされた状態でしまうことにしたんです。同時に、引き出しの中にたたんでしまっていたはずの服が何故かぐちゃぐちゃにされている問題も解決することができました。ちなみに、洗濯をする時に黒のハンガーはそのままかける用、白は外してたたむ用と分けています。」

その2 洗面所にオールシーズンのパジャマをしまう

kamomeさん

「気温の感じ方は人それぞれなので、家族が5人いると着るパジャマの季節感もまちまちです。ひとりひとりのニーズを聞いて、いちいち対応するのは大変。そこで洗面所にオールシーズンのパジャマを全て置いています。そのときの一軍はイニシャルが書かれた引出し、オフシーズンのものは上にある無印良品のやわらかポリエチレンケースの中という具合です。自分たちのタイミングで、各々入れ替えてもらっています。下から2段目の棚は、翌日も着るパジャマなどを置いておくように、あえて空けています。

ここで使っている無印良品のやわらかポリエチレンケースは、白くてシンプル、安くて洗える、たくさん入れても融通が利くところが好きです。無印良品の商品は収納の中のサイズに合わせやすいので、クローゼットの中などでよく使っています。」

その3 子どもでも取りやすい場所に食器をしまう

kamomeさん

「衣類以外の面でも、できるだけ自分たちでやる習慣が身に付くようにしています。例えば、コップやカトラリー、お茶碗など使用頻度の高いものは、子どもたちでも取り出しやすいよう低い位置の引き出しにしまっています。トレーもカウンターの上にあるので、すぐに取り出せるのでフルセットしてもらえます。そのため、我が家では食事の際のテーブルの支度は子どもたちの担当です。」

オススメの収納アイテム

ITEMIKEAのSATSUMAS(サッツマス)
PRICE5,999円(税込)

最近、IKEAのプラントスタンド鉢カバー付きがお気に入りです。洗面所で化粧品やフェイクグリーンを置いたり、大きめS字フックを付けてスチーマーをぶら下げたりして使っています。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

kamomeさん

「同じケースを必要分買って、すっきり素敵に見せる収納が好きです。もちろん美しさだけではなく、誰にでも分かるようになっているか、いかに動かなくて良いか、すぐ対応できるか、ストレス軽減できるか、日々に優しい機能性をあれこれ考えるのも大切にしています。収納方法や収納場所を吟味し工夫するのは手間ですが、これを先にしっかりやっておくことが良い環境を保つコツではないかなと思います。」

『ひとりでできる』を促す仕組み

kamomeさんの収納の工夫は、どれも家族思い、そして自分思いがベースにある暮らしの快適化に適ったものばかりでした。自然とできることを増やす仕組みは、きっとお子さんたちの将来にも大きく活かされるはず。家事の負担軽減が、家族の成長にもつながっていく……素敵ですね。こうしたメリットもあると思うと、収納や整理整頓に取り組む意欲も変わってくるのではないでしょうか。

家事の負担や日々のモヤモヤが減ると、暮らし全体にゆとりが生まれます。すると、好きなことやインテリアにもより一層、目を向けられるようになるかもしれません。快適から、豊かさへ、充実した毎日へ、ステップアップの可能性を膨らませてくれるkamomeさんの収納づくり、ぜひ参考にしてみてください。


kamomeさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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