400年以上の歴史をもつ長崎県の伝統的なやきもの、波佐見焼(はさみやき)。シンプルなデザインと扱いやすさから日常使いに最適で、近年では海外からも注目されています。そんな波佐見焼をユーザーさんたちはどのように取り入れているのでしょうか。波佐見焼の代表的なブランドごとにご紹介します。
白山陶器(はくさんとうき)
まずは老舗の陶器メーカー、白山陶器をご紹介します。「なにより使いやすく生活の中になじむ」うつわを追求し、波佐見焼が有名になる前から数々の名作を世に送り出しています。白山陶器を愛用しているユーザーさんたちを、さっそくみていきましょう。
持ちやすい平茶わん
成長して食べる量が増えたお子さんたちへ、平茶わんをプレゼントしたKMTさん。口が大きくひらいたお茶碗は、手に持ちやすく食べやすいそうです。模様のバリエーションはなんと200種類以上もあり、えらぶ楽しさも魅力のうちですね。
北欧風♪ブルームシリーズ
白山陶器のうつわを集めているというpooさん。和モダン・レトロ感など、さまざまな要素がミックスしたところがお気に入りとのことです。北欧を感じるお花もようのブルームシリーズは、どんな料理も引き立ててくれる柄で、人気な理由もうなずけますね。
水切れがいいポット
unimaruさんは白山陶器のポット(急須)を愛用しています。お茶を注いだときに水切れがいいので、漏れを気にするストレスが減ったそうです。ティータイムを心おきなく楽しめますね!シンプルなデザインはどんな食卓にもなじみます。
マルヒロ
波佐見焼ブームの火付け役といわれるマルヒロは、工場をもたない陶磁器メーカーです。デザインした商品を職人さんたちに依頼したり、商品を流通させたりする役目を担っています。ユーザーさんたちは、マルヒロの製品をどのように取り入れているのでしょうか。
色の組み合わせが楽しめるブロックマグ
マルヒロで有名なうつわといえば、HASAMIのブロックマグです。mako2yaさんは、原色を取り入れたおうちのインテリアと合わせています。カラフルなマグカップがイメージにぴったりですね。スタッキングして色の組み合わせを楽しめます。
ブルー×ホワイトで統一
こちらは、miyuさんが波佐見陶器市でゲットしたお皿たちです。2色で統一すると同じHASAMIシリーズでも違った印象になりますね。やさしいブルーとホワイトが、ナチュラルなテイストのお部屋によく合っています♪
幅広く使いたい蕎麦猪口(そばちょこ)
同じく陶器市で蕎麦猪口を手に入れた1348652さん。なかなか見かけない絵柄は、マルヒロのブランドBARBARの製品です。蕎麦猪口は昔は小鉢としても利用されていたようで、まさにお蕎麦を食べるだけでなく幅広く活用できそうなデザインです。
まるで紙皿にみえるプレート
okyame-chanさんは、KEEPWAREシリーズの紙皿にみえるお皿をゲットしました。KEEPWAREは、使い捨て文化への危機感から始まったものなんだそう。紙皿やプラスチック皿を利用しがちな野外バーベキューで使えば、注目を浴びそうですね。
HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)
波佐見焼の老舗「西海陶器」と、ロサンゼルスを拠点に活躍するデザイナー篠本拓宏氏が開発したHASAMI PORCELAIN。シンプルで統一感があり、置いてあるだけでも美しいうつわです。最後は、HASAMI PORCELAINがお気に入りなユーザーさんたちをご紹介します。
デザイン性だけでなく、機能的
10yun25さんは、HASAMI PORCELAINの割れにくいところが気に入っているそうです。気兼ねなく重ねておけるのは、くらしの中で大切なポイントですよね。無駄のないデザインで、アート作品を並べたようなうっとりする空間になっています。
ぴったり重なるマグカップ
HASAMI PORCELAINのマグカップ裏のロゴを紹介されていたhanaさん。底面はざらっとした質感で、ぴったり重ねられるくぼみがあります。シンプルながら繊細な工夫がされたマグカップは、ぜひセットでお迎えしたいアイテムですね。
マルチに活躍するうつわ
HASAMI PORCELAINのボウルトールを、おかずの保存に活用しているmutsuさんです。別売りのうすいお皿はフタにも取り皿にもなり、便利な使い道がほかにもたくさん。日本の重箱にヒントを得たデザインが、キッチンで大いに役立っています。
波佐見焼の実例をブランド別にご紹介しました。デザインの幅が広い波佐見焼なら、好みに合うテイストがきっと見つかりますよ。お気に入りを少しずつ集めてみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「波佐見焼 うつわ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!