ジャムで有名なボンヌママンの瓶と合わせるような、これまたチェックの布をカゴにかぶせて、プチカフェコーナーを作ったのはkanodeさん。思わず「可愛い！」と声が出てしまいそうな一枚。お菓子作りが上手なお母さんが、大きなオーブンでクッキーを焼いてくれそうな、ちょっぴりカントリーなナチュラル感が素敵です。

爽やかなナチュラルスタイルの作品です。カゴの素材が自然のものなので、緑ともよく似合います。カゴは100均で探せる物だけでも種類があり、並べて飾るだけでナチュラルスタイルな雰囲気を出すことができます。何かに使いたいときにはそこから取り出して使うこともでき、100均の自然素材カゴの人気の高さが伺えます。

自然素材のカゴのデメリットとして、素材の末端が時々飛び出ていてチクッとしたり、中の物に刺さってしまう事です。カゴに布を敷いたり巻いたりするのは、見た目だけでなく、それを防ぐ理由もあるそうです。ナチュラルスタイルの時代からある人間の知恵なんですね。自然を感じながら遊ぶことのできる、可愛らしいコーナーです。

いつも使っているカゴを持って、森や畑などに行って何かを収穫するついでに、気持ちいい風に吹かれながら本を読んで。ナチュラルスタイルの本当の時代を知らなくても、イメージが湧いてくる作品です。タイル地とカゴの相性もいいですね。カラーは基本に沿って白っぽいタイルだと一番ナチュラルスタイルを表現できそうです。

これぞナチュラルスタイル、といった作品です。木やレンガのスタイルシートも、まさに自然を感じられる色遣いです。さらに、「光」も大切な要素です。日中はもちろん太陽の光、夜は白色の蛍光灯よりも、柔らかな色の電球色を合わせると、朝夕でまた異なったナチュラルスタイルの良さを感じることができます。

白にも種類があり、ナチュラルスタイルに合わせる白はアイボリーに近いほうが温かさが出ます。オフホワイトに近いと、シンプルさが際立つナチュラルになります。更に「冬の自然」を感じさせる小物やグレイなどの色を合わせると、ナチュラルも好きなんだけど、もう少しドライにしたい方にはお勧めのスタイルです。

セリアの木箱をはじめ、木材の部分だけでもシャビーシックな感じを受ける小物があると、また一味違うナチュラルスタイルになります。シャビーシックのイメージは割と男性的な感じもありますが、小物の組み合わせで女子にもピッタリのシャビーナチュラルスタイルが出来上がります。

こうしてみると、生活に必要な道具以外にも、部屋を飾り、彩る物の大切さが伝わってきます。きっと昔も今も、毎日の家事って大変なことだと思うのですが、ちょっとした綻びがあるだけで、日々の心の持ちようが変わるはずです。アジサイのドライフラワー、セリアのアイテムともよく馴染んでいます。

部屋のあちこちにドライフラワーを置くのもいいですが、どこか一か所にまとめて飾る場所があると、ドライフラワーでもこんなに色が出るのかと思えるくらい美しく飾れるので、よりドライフラワーの良さが引き立ちます。白が中心のナチュラルスタイルの差し色としての役割も担っているようです。

吊るしたり、リースにすることが多いドライフラワーですが、こちらの作品、サビ感のあるホーローとドライフラワーがコーナー全体の色と合っていてとっても素敵。100均には他にも「これは」と思える入れ物が沢山あるので、お持ちのドライフラワーを入れたらナチュラルにグッと近づきそうなものをぜひ探してみてください。