明日いよいよ引き渡しとなる。若かりし頃、smartのこだわりマイルームを見ていつかはこうしたい、とかイメージを極限まで膨らませていた。やがて大人になり、憧れだったアメリカへ行き、日常に溶け込んだアートや無骨な造形を見て明らかに日本と違う感性を感じた。アメリカやヨーロッパでは節約の為に施した仕様が、時が経ちそれが付加価値となり、新たな価値を生み出している。もちろん、その付加価値は日本では当たり前のようにオプションになっている。一切妥協することなく、日常の導線も考え一から間取りを作り、おきたい家具、ディスプレイを考慮し、センチ単位で指示を出した。ここまで付き合ってくれたハウスメーカーや施工業者には感謝しかないし、言葉では言い表わせない。プロの仕事を間近で見れたし、自分にとっていい経験になった。ここから新たな人生が始まる。そんな気がしている今日この頃。