明治大学文学部教授で文筆家でもある齋藤孝センセが、国語の基本は音読だと言っていたので、ほうかほうか、よし!と、毎日欠かさず教科書を音読させています。これ、本当に頭にガツンと入ってきます。星の花が降る頃に。という題の物語、小学生の時親友だと思っていた夏美とクラスが離れ何となく疎遠になってしまった私。ギンモクセイの花でポプリを作ろうと約束していたのに…ああん。とウジウジ悩んでいます。意を決し夏美に話しかけようと試みますが完全にシカトされ落ち込む私。それを何気に見ていたチャラ男の戸部君、実はサッカーボールを皆に隠れて磨いていたりするナイスガイなのですが、私にちょっかい出してウザがられています。ヤベ、戸部に見られたよ、ウザ、キモ。案の定彼は放課後私に声をかけるのですが、その様子がかなり胸きゅんもので、いや、これ、惚れるでしょう!まるで私の好きないくえみ漫画のワンシーンの様で興奮しました。最後はギンモクセイの木の下で星みたいな形の花が降る中、私が佇んで終わってました。いやぁ、こんな胸きゅんストーリーが教科書に載っているとは!そーゆー話じゃ無いから。何でもかんでもいくえみ男子に持ってくのやめて。と息子殿は言いますが、そーゆー話じゃ無くてどーゆー話なんだ?女子校だった私の叶わぬ夢…放課後の胸きゅん話に教科書でお目にかかるとは思いませんでした。黄色いクロスは長野の古着屋で買った品で500円でした。赤も買いました。青も買えば良かったです。