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LEE-kominka
築80年の古民家屋根の葺き替えのお話です。屋根と瓦の世界は、たぶんみなさんの考えてる10倍くらい奥が深いです実は「屋根」というのは「古民家の選び方」において、ある部分で最も重要な要素ですそれは…マネーです何の話か分からんでしょう結論から言います瓦に寿命がきている場合、瓦代、施工費、処分費、野地張替や垂木調整の大工手間など合わせると、施工面積にもよりますが瓦葺き替え費用が400~800万円程度かかります。4〜500万あったら大好きな北欧の旅とか敬愛するガウディ様の建築巡り旅行して北欧家具や超可愛いインテリア雑貨の爆買い…「今朝は一目惚れで買ったマグカップとホテルの部屋から(笑)」とかインスタに自撮り投稿できますやん!それが屋根て!うそーん⋯😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭でもそれは常識だそうですもちろん私はそれを全力で回避しようとしましたが、誰に訊いても、本当に誰に訊いても「屋根だけはケチるな」と言われ、諦めましたイヤ、腹をくくりました工事続行を…屋根って「木造建築」の中で一番大事な要素なんです木造建築がどれほど雨に神経質に作られているのか、私は家づくりを通して初めて知りました現場では「雨仕舞」という単語がよく登場しますどれだけ雨が入ってこない作りにするかいろんな職人さんが腐心します水の入りそうなところをブリキで巻いたり、駐車場や庭、縁側にも少し勾配をつけて水が外に流れるようにしたりあらゆるところで雨水への対策が行われているんですその根幹となる大元が「屋根」これがダメだと話にならない特に大きな雨漏り跡がある物件なんかは絶対に葺き替えるべきそして、葺き替えるならリノベーションしてる今やった方がいい…というのが、私がヒアリングした全員の総意でした私も悩みに悩み今後起こりうる南海トラフ地震に備え10t以上を頭に乗せたままでは恐怖のなにものでもない⋯本瓦は断念⋯安全第一を優先して軽量化の道を決断しました!クレーン車一日リース料5万円なり⋯3日で⋯😱

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