「安全で使いやすくて、好きもいっぱい詰まっている♪」憧れのキッチン vol.8 Norimakiさん

「安全で使いやすくて、好きもいっぱい詰まっている♪」憧れのキッチン vol.8 Norimakiさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回はDIYを楽しみ、たくさんのアイテムがギュッと詰まったNorimakiさんのキッチンをご紹介します。

賃貸の古い家ですが「頑張ってるやんッッ」なんて思って頂いたら幸いです。間取りと共に圧迫感のないインテリアと、家族皆の使いやすさを追い求め〝自分はどうしたいか...何が好きか...〟を限られた条件の中で日々模索しています。結構真面目に書きました。

使いやすくて実用的なキッチンを目指した工夫

Norimakiさんのキッチンでまず目に入ってくるのは、しっかりと美しく整理整頓されたオープンシェルフ。キッチン全体としてはどのようなキッチンを理想としているのか、またどのようなことにこだわっているのでしょうか。

Norimakiさん

「実用性を重視。使いやすく、落ち着いた雰囲気のキッチンを目標にしています。
使い勝手の悪かった食器棚を半分に切断し、カウンター風に。キッチン作業が幅広く使える様になりました。家族が多いためシンプルとはいきませんが、色や棚の取り付け方でスッキリ感を出すようにし、普段使いの多い食器などは見せる収納として、『取り出しやすく、片付けやすい』にこだわりました。 」

間取りの中でのキッチンの特徴を簡潔に

部屋のかど、奥まったスペースにあるキッチン。収納棚は基本DIYで作られたものを使用されています。それではNorimakiさんのキッチンで特徴的な部分を見ていきましょう♪

キーワード1 色を統一させスッキリみせている

Norimakiさん

「落ち着いた雰囲気になるよう、白と茶色 、黒の3色で 極力抑えています。カラフルな食器も好きなのですが、狭い空間だと圧迫感が出てしまうため、落ち着いた色味で揃える様にしています。色を揃えるだけで、たくさんの食器もスッキリとした印象になりました。細かいものは隠すことで、散らかり感をなくしています。 」

キーワード2 実用性と使いやすさを重視+「好き!」が詰まっている

Norimakiさん

「頻繁に使用しない来客用のティーカップや大皿などは食器棚の引き戸の中にしまい、普段家族が使うものは、ワンアクションですむように、見せる収納として置いています。カウンター上は左がカフェコーナー、右が子どもたちがよく使うものとして分けています。分けることにより、互いに邪魔にならず作業がしやすくなります。少し空いた空間には好きな雑貨や植物を置くなど、料理をするだけではなく『ほっ』と一息つけるキッチンにしています。」

キーワード3 納得いくまで安全面に配慮

Norimakiさん

「震災が相次ぐ中、 安全性には特に敏感になってきたと思います。
・安全面ばかり考えるとお洒落にならない
・お洒落を重視すると安全性を怠ってしまう
・賃貸なので穴を開けれない...
など、沢山の問題にぶつかります。
わが家で実践している安全面の配慮としては、半分に切った食器棚の上に収納を作るにあたり、
・キッチンが孤立している事や食器棚の高さより棚を高く作らないこと、 ・壁面がない場所では作らないことをまずは考えました。

また、厚みのある木を使用したり、背面の補強をしたり、よりしっかりした作りに工夫しています。

置き方の工夫として、一番上の棚には軽いザルや籠を、2段目、3段目には軽量のお皿や強化ガラスなどのお皿を置いています。面倒な作業ですが安全性を考え、少しでも落下防止になればと、かたづけ終わった後は固めのネットを取り付けています。自分で納得出来るまで安全対策をし、情報を仕入れ、かつインテリアを楽しんでいけたらと思います。」

使いやすさや実用性を追い求めると同時に、安全面にもしっかりと気を配っているNorimakiさん。しっかりとしたお考えが目に見える形で現れていますね。

続いてはスッキリと見せる収納を作るコツをお聞きしています。なかなかね……とおっしゃる方もぜひご覧になってみてください♪

スッキリと「見せる収納」にする3つのコツ

その1 カラーは3色ほどに絞る

Norimakiさん

「なんて偉そうな事書きましたが、我が家のキッチンには、白、茶、黒の他に、シルバーや硝子製の物がたくさんあります。色を増やすとどうしてもごちゃついてきますが、けんかをしない色味をプラスすることで見た目が気にならなくなります。逆に、食器棚から全く視界に入らないコンロ側には、オレンジ色や緑色も取り入れています。落ち着いた色味の中に、明るめの色を少しだけ取り入れることでアクセントになり、引き締まって見えるのではないかと思います。「ワンポイントでつかう」「視界で色を分ける」というのもコツだと思います。 」

その2 棚は一列に並べる

Norimakiさん

「食器類は様々な形や大きさがあり、重ねることで段差が生まれます。その上さらに左右の棚を段違いにしてしまうと、ばらつきが出て食器同士が混雑している様に見えてきます。特に我が家の様な狭いキッチンでは、スムーズに視線を流せないと、折角の見せる収納が「探す収納」になってしまいます。なので、棚に段差を付けず高さを揃えるだけで、食器の見た目のばらつきが軽減され、見やすくスッキリとした印象になると思います。 」

その3 色柄物は見えないように隠してしまう

Norimakiさん

「キッチンには見た目がかわいらしい籠類を用意し、サッと飲める頭痛薬やサプリメントをいれています。カウンター下も同様に、細かいものや色柄もののパッケージが一切外部から見えないようにしています。クリアボックスなどのボックスを使わないことで、見た目のごちゃ付きが減り、イメージするキッチンの雰囲気を保てます。 」

最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました

Norimakiさん

「インテリアは見た目も大事ですが、見た目だけにこだわるのではなく、家族みんなが使いやすいく、ご自身も使いやすく、苦痛にならない収納をつくること。また安全性にも考慮し、ご自身の「好き」も取り入れることで、自分らしい理想のキッチンに仕上がるのではないかと思います。」

まとめ: 家族のために、みんなのために使いやすく。そして安全に。

まずはとにかく見栄えが気になってしまうインテリアですが、Norimakiさんは違います。とにかく使いやすいことが大切で、同じくらい安全にも気を遣っていらっしゃいます。自分で手を動かすDIYは気軽な反面、うっかり強度が低くなったり、なんてことも。そんな時にはネットで色々調べたり、専門家に聞いてみるといいですね!


Norimakiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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