今回は、北欧テイストを取り入れ、スッキリとしたお部屋が印象的なHisayoさんに、室外機カバーDIYをご紹介いただきます。室外機をカバーするだけでなく、作業台やカウンターテーブルとしても使えるアイテムになっていますよ。美しく楽しいベランダガーデン作りの参考になるはずです♪
教えてくれた人
早速作ってみましょう♪
用意するもの
- 【前面用】
・SPF材 (1x6) 680mm 1枚
・SPF材 (1x4) 680mm 4枚
・羽目板(私は厚みが12mm有効幅110mmのパインパネリングを使いました。厚み10mm程度の板ならなんでもOK! )
下の図を参考にSPF材の柱とそれぞれ30mm位重なる長さで、並べた時の高さが670mmになる様に板幅を調整します。用意する材料の幅に合わせて必要な枚数。
今回は、長さ 220mm 12枚と長さ 460mm 8枚。
・100均の焼き網 (約30x45cm)2枚 - 【側面用】
・SPF材 (1x4) 680〜665mm
(設置する床の勾配に合わせて斜めカット) 4枚
・羽目板 ( 設置する場所の奥行きや障害物に合わせて長さを決めて下さい。私の場合は、出っ張りがあって室外機と壁の間に空間があったので、これを隠すためにかなり長めとなっています。)
今回は、長さ440mm 10枚と290mm 2枚で出っ張りに対応しました。
※注意:前板の厚みが約2cmあるので、この分を計測値より差し引いて下さい。 - 【天板】
シナベニヤ板 厚み5mm (枠組みが出来てから大きさを測り、ホームセンターでカットしてもらうと楽です) - 【ネジと塗料】
・木ネジ(長さ25mm程度 大量)
・ステップル(コード止め)(適宜)
・L字金具(6個)
・木材保護用塗料(ガードラック、ガーデン用カラー)
・重ね塗り用塗料(バターミルクペイント)
・焼き網とL字金具塗装用塗料(バターミルクペイント)
STEP1
室外機のサイズや設置場所のスペースを測ります。私の場合は2台並んでいるので、幅1620 奥行き510 高さは作業台として使えるように680+天板厚みとしました。
簡単な図を描くと寸法の計算もしやすいと思います。
STEP2
組み立ては裏側から作業する感じで、柱となるSPF材の上に羽目板を並べて、両端を木ネジで留めます。ドリルで下穴を開けておくと楽です。裏から留めるので木ネジの位置は気にせず、羽目板の場合は1枚ずつが動きにくいので、1枚につき片側1本でも十分です。
STEP3
塗装面にヤスリをかけ、屋外用木材保護塗料を表裏に塗ります。さらに、表側には好みで塗料を塗って下さい。
焼き網にも塗装して、裏側からステップルで留めます。木ネジの頭を引っかけても留まります。
STEP4
側面も同様ですが、ベランダの場合は接地面に角度をつけることで、天板が水平になります。水平器を使って、前脚と後脚の長さの差を出して斜めにカットします。
前面と側面が出来たら実際に室外機を囲み、L字金具で固定します。
STEP5
ここで天板のサイズを計測します。
木材保護塗料を塗ってから、枠組みに乗せます。SPF材の柱がある位置で下穴を開け、ビス留めします。
STEP6
余った材料でプランターカバーを作ると、グリーンをスッキリ飾れます。シナベニヤとSPF材をボンドで接着するだけです。
写真の塗装はオスモカラーとダイソーの黒板塗料+ステンシル。
ベランダで大活躍の予感!
ナチュラルなデザインが、ベランダの雰囲気にスッとなじむ室外機カバー。グリーンディスプレイやカフェテーブル、用具置き……♪大きな天板があることで、室外機カバーの概念を超え、多目的に使用できるのがとっても魅力的!Hisayoさんは「空間に合わせて必要な大きさで作ると便利です。」と教えてくださいました。「室外機カバー」にとらわれず、目的・用途に合わせて作っていきたいですね。
ワンポイントアドバイス
- 木材保護塗料を、特に木口にはしっかり塗装しておけば安心です。
- 下穴を開けてからビス留めすれば、キレイに仕上がります。
- ネジの部分に石けんをこすり付けると、滑りよく入ります。
Hisayoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!