lillyさんのお部屋の棚は白ベースにモノラルな雑貨が置かれています。デザイン用モデリングハンドに筆を持たせて、並んだオブジェは北欧風。すっきりとしてテカリを抑えた控えめなモダン雑貨は視線を邪魔することなく調和しています。いちばん上の棚のグリーンドライ、右の黒縁額のインテリアもセットにしたいですね。

白と黒、マーブルグレーで構成される高雅な大理石模様のアイテム。人気のケーラーは、白地にシルバーのストライプ柄の花びん。黒いシンプルボディのコロニー2139のディフューザーにユーカリを添えて。都会的で格調高い印象を与える、色味を抑えて洗練されたデザインの小物は高見えさせてくれるものばかりです。

蜂の巣のように六角形の鏡面を組み合わせたcheeさんのバスルームの壁面。ほどよいバランスを保っている鏡の貼り方が絶妙です。まるで鏡面でつくった現代アートのよう。光を反射して、広がりと透明感を感じさせながら、近未来感を漂わせています。

現代建築でつくられたアパレルショップのように完璧に整えられているtuuliさんのワードローブ。収納に使っている箱はグレーのギフトボックス仕立てにして、手前のベッドのあいだに品位ある彫刻のようなシルバートルソーを飾っています。tuuliさんの徹底した嗜好の方向性をつきつめた収納に見とれてしまいます。

つるピカの床にベッドカバーとして使っているチャンキーニット、清潔感漂うけがれのない白い縦型のブラインド、足元に観葉植物とシルバーの花びん。足元の古材ベンチが抜け感を出してほっこりとさせてくれます。天井からは丸いフォルムが愛らしいペンダントライトがつる下げ、リズミカルに並べて美しい光を放射しています。

ガスコンロの真下の引き出しの中に、コンロで使うキッチンツールをまとめて収納しているtuuliさんの引き出し。厳選された道具たちは黒とシルバーにそろえられたこだわりの品ばかり。深い愛着を感じます。システマティックなツールを選んで収納にも細やかな気づかいを感じます。機能美でまとめられたツールと収納です。

Macaroniさんのキッチンツールを入れた引き出し収納です。シルバーのスタイリッシュなツールを中心に黒と半透明容器が収まっています。種類別に区分した出し入れしやすさも◎。お料理好きなことが伝わってきます。アーバンなキッチンツールにも磨き込みが肝要です。見習いたいですね。

すっきりとしてシンプルなliliy36myhomeさんのキッチンカウンター。生活感は払しょくされています。中央に飾られたケーラーの花びんには蕾を付けた啓扇桜が活けられ、開花までの時の経過をゆったり楽しむことができます。焦点を絞られた花びんの控えめな美に目が留まり、豊かな時間を感じさせてくれますね。

shoco.chairさんのダイニングキッチン。ミッドセンチュリーにモダンをミックスしたら清潔感のあるアーバンスタイルになりました。ヤコブセンの照明の丸みとドロップチェアの現代的なフォルムの個性が光っています。ドロップチェアをストーングレーとストームブルーの2色配置にしたのも遊びがあって楽しいです。

吹き抜けやロフトの開放感はアーバンな空間づくりにぜひ取り入れたい構造です。リビングには明るさと広がりを感じさせるてくれる白のソファを選んで、本革素材なら高級感を感じさせて高見え効果もあります。クリアな質感のガラスのテーブルを置くことで広さを感じられるのもポイントです。

陽射しをたっぷりとり入れた明るいリビング。開口部を十分に確保した窓、扉のような大きさの姿見（鏡）、素朴さが印象的な床材。アーバンであるからこそ豊かな自然への志向が強まり、天然素材を求める傾向が見られます。スタイリッシュでありつつ自然を感じさせる居心地のよさを備えた、憩いの空間が魅力的なリビングです。

Mariさんのリビングは白壁に白く輝く床、IKEAの落ち着いたグレーのソファがしっくりときます。背の高いグリーンと右手奥のイニシャルポスターも人気のアイテムです。システマティックな美にさわやかさや寛ぎを加えてくれるアイテムもプラスした好例ですね。