「手をくわえ、自分らしく仕上げて。クール×ボタニカル空間」 by Saraさん

「手をくわえ、自分らしく仕上げて。クール×ボタニカル空間」 by Saraさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、木のぬくもりをプラスした、スタイリッシュなインテリア空間にお住いのSaraさんのキッチンをご紹介します。

義母との同居を機に2008年12月末、ハウスメーカーで一部共有型の二世帯住宅に建て替えをしました。主人と義母と私。そして愛犬チョコ&クッキーと一緒に暮らしています。義母とLDKを別にしたことで、自由に生活できる空間を持ちつつ、義母とのお喋りが朝の日課にになっています。最近は一歳になったばかりの孫を預かることも多く、子守も楽しみのひとつになりました。

壁・色・配置。すべて計算して作ったこだわりの空間

パッと目に飛び込んでくるのは、シンプル&モダンな印象のキッチンパーツとゴツゴツとした印象のタイルとの融合。この、一見相反する二つの要素が、お花やグリーンンディスプレイと絶妙に交じり合い、クールな中にやさしさが存在する魅力的な空間となっているSaraさんのキッチン。まずは、キッチン全体のこだわり、テーマについてお聞きしました。Saraさんがこの空間を作り上げるのには、ち密な計算があったようです。

Saraさん

「テーマは『クールでスタイリッシュな空間にボタニカルの融合』。海外の素敵なキッチンに憧れてレンガタイルを壁に貼ってもらいました。このレンガタイルの雰囲気を消さないように、背面カウンターの収納にもこだわり、収納力は減りますがレンガタイルが見える空間を増やしています。 白を基調にしたキッチンですが、スタイリッシュな壁に合わせて背面カウンターの天板も白ではなくダークな色を選びました。 空間を広く見せたくてペニンシュラのオープンキッチンにしたので、リビング・ダイニングスペースからキッチンの全景が見渡せる配置です。ナチュラルな雰囲気も好きなため、お花や植物を常に飾っています。癒しと、キッチンの生活感をおさえてくれる役割も!」

LDを広く見渡せるペニンシュラキッチン

目の前のLDを見渡せる開放的なペニンシュラ型のキッチン。バルコニーからの光を受ける明るいLDを眺めることができ、とてもすがすがしい気分になりそうです。LDの家具の配置も、キッチンからに視線を遮ことのないように配置され、部屋のどこにいても互いに視線を交わすことができ、会話も楽しめる間取りになっています。そんな、開放的なSaraさんのキッチンにはさらに素敵な特徴がありました。3つのキーワードに沿って、さらに掘り下げてみていきましょう!

キーワード1 小さな工夫で収納スペースを確保する

Saraさん

「背面カウンターの上の収納は、扉が油圧式で中にレバーがあり、思いのほか収納力がありません。整理整頓ができ、少しでも収納力をアップさせるため、100均のケースとIKEAの容器を各種組み合わせてみると、シンデレラフィットしてスッキリ収まりました。ケースには大理石風リメイクシートを貼り目隠しをしていますが、上部が半透明なので何が入っているか分かりやすくなっています。 おしゃれな瓶に入ってる調味料は、小さな空間でもディスプレイを楽しみながら収納できます。 IKEAのシューズキャビネットには資源ごみと各種各サイズのゴミ袋等を収納しています。扉が手前に開くので、ゴミの出し入れがしやすく使い勝手も良く、何より誰にもゴミ箱だとは気付かれないのがうれしいです。」

キーワード2 お花やグリーンを絶やさない暮らし

Saraさん

「水回りであるキッチンは水替えがしやすいということもあり、お花やグリーンを絶やさない、お気に入りの場所として楽しめます。 フラワーベースに生けていたお花を綺麗なうちにスワッグにして壁に飾り、そのスワッグにフレッシュなお花をどんどん足し進化中のスワッグでその都度、色んな表情を見せてくれています。まだ完成ではなくこれからも変化を楽しめそうです。フレッシュからドライまで楽しめるスワッグは我が家のキッチンのシンボルになっています。 水栽培の植物、姫モンステラやサボテンはクリーンな雰囲気を醸し出し、爽やかなキッチンインテリアを演出してくれます。 ときには枝ものを生けたり、自然をゆっくり眺めて暮らせるキッチンは私の癒しになっています。」

キーワード3 白を基調にしながら季節ごとにディスプレイポイントを変える

Saraさん

「LDKはひとつ続きの間取りになっているため、どこにいても全景が見渡せます。それぞれバラバラのイメージだと落ち着かないので、キッチンにも自分好みのスタイルをミックスさせたディスプレイをするように心がけ、ディスプレイに繋がりを持たせています。 例えばXmas、お正月、雛祭り等イベントがあるときは、リビングダイニングからのイメージに合わせてイベントのディスプレイを! イベントの空間を作れないときは、季節を感じることのできるお花やグリーンを飾り季節感を楽しんでいます。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

Saraさん

「毎日バタバタと忙しく過ごすキッチンですが、自分の好きなものをプラスするだけで、自分らしい空間を作ることができるように思います。DIYで理想のインテリアを作るのも一つですし、お花やグリーンを少しプラスして生活感をおさえることも一つの方法だと思います。 キッチンにハーブでないお花やグリーンを飾ることはそれほど重要なことではないかもしれませんが、多くの時間を過ごすキッチンだからこそ好きなお花やグリーンを飾り癒されながら家事をしたい、と私は思っています。それが私にとっての自分らしいキッチンになっています。 キッチンのスペースによって、流行りのスワッグを飾ったり、お庭に咲いているお花を摘んでさり気なく一輪挿しに生けたり、植物のポスターを飾るのも癒されそうです。 私自身まだまだ、模索中ですのでRoomClipの皆さんに素敵なアイデアを頂きながらこれからも自分らしいキッチンを目指したいと思います。」

まとめ: 小さな工夫とセンスを加えて、居心地の良い場所へ

スタイリッシュな空間に植物の癒しをプラスし、Saraさんらしいセンスを垣間見ることができたキッチン。Saraさんは、こだわりのレンガタイルが映えるよう、棚や天板など周りのキッチンパーツの色味などを調整して、理想の空間を作られていましたね。そして注目したいのは、自分にとって快適なキッチンにするため、「小さな工夫」をプラスしていた点です。棚の中には、サイズピッタリの容器を並べて収納力をUP。そして、花やグリーンを取り入れて爽やかさと癒しを演出し、生活感を上手にカット。さらには、イベントに応じて周囲のディスプレイを変えるなど、季節感を楽しめるよう工夫されていました。このように、”いつものキッチン”に少し手を加えることで、使い勝手も良く、雰囲気まで自分好みの空間に変化させることができるのですね。そしてそれは、決して大がかりなことではありませんでした。少しの手間とセンスをプラスするだけ。そうすることで、自分らしさも楽しめる居心地の良い場所になるのです。皆さんもSaraさんのように、自分の「好き」をプラスした、快適なキッチン空間を目指してみませんか?


Saraさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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