「ダークグレー×ウッドで魅せる、あたたかくハンサムなオープンキッチン」 by yuさん

「ダークグレー×ウッドで魅せる、あたたかくハンサムなオープンキッチン」 by yuさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、リラックスできる開放感と上質な雰囲気がカフェ&レストランを思わせる、心地良い空間づくりをされているyuさんとそのこだわりキッチンをご紹介していきます。ディティールまでとことん気を利かせた工夫の数々、お見逃しなく♪

兵庫県在住、 6歳と4歳の子どもがいる4人家族です。上の子が就学する前に引っ越したいと考え、注文住宅を建てました。 趣味はガーデニングと楽器演奏。インテリアと家族大好きです。1階は特に、急な来客に備えて『いつもきれいに!』を心掛けています。

スッキリとした空間に引き立つキッチン

yuさん宅のキッチンは、インテリアの中に溶け込むというよりは、空間の中で映える『顔』的な存在です。ダークカラーのキッチンとカップボードのキリッとした佇まいを、味のあるウッドの壁や床、家具たちがあたたかく包み込み、際立たせているのが印象的。まずはキッチンづくりのこだわりをじっくりお伺いしていきます。

yuさん

「住宅展示場で見たLIXILの「リシェルSI セラミックトップキッチン」にひと目惚れし、初志貫徹で導入しました。カラーは天板や扉、カップボードもすべてグレーズグレーで統一。キッチン家電も同系色で合わせています。

LDK全体で重視したのは、生活感を隠せる収納と圧迫感のない雰囲気です。スッキリとした印象になるよう、キッチン背面はカップボード上部に吊戸棚を設置せず間接照明と飾り棚のみとしました。家具類もすべて低めのものをセレクトし、エアコンに至ってはビルトインタイプです。結果的にキッチンの存在感が引き立つ空間が完成しました。」

雰囲気を支える、見通しと収納力

なるほど、統一感のあるカラーコーディネートと圧迫感排除の工夫が、いい雰囲気の中を支えているんですね。また、余分な生活感が見えてこないのも漂う高級感の秘訣。そちらを支えているのは、充実の収納たちです。間取り図を拝見すると、メインのカップボートに、その後ろの壁裏のパントリーとその頼もしさがうかがえます。大きめを選んだキッチン本体も、その両面に収納が叶うとyuさんは話してくれました。リビングクローゼットもあるので、生活感があふれる隙がありません。そんな、スッキリを当たり前にできる空間には、日中、大窓から明るい光が心地良く差し込みます。

高級感と上質なリラックス感を味わえるけど、カジュアルで開放的、そんな素敵なエコキッチンに込められたこだわりは、まだまだこんなものではないんです。その中から3つ、yuさんにポイントを挙げていただきました。『空間演出のテクニックが知りたい、家づくり……どこまで自己主張していいのかわからない』こんな方も必見です。

キーワード1 セラミックトップのカラーを基調とした統一感

yuさん

「カップボードや家電、コンセントなど小さな部分までキッチン全体をセラミックトップのグレーズグレーに合わせたカラーバランスで統一感を出しました。特にブラックの水栓は遠目からでも見えるため、来客時によくほめてもらえます。」

キーワード2 照明と音楽で演出するいい雰囲気

yuさん

「ダウンライトやペンダントライト、間接照明を組み合わせてLDK全体で雰囲気を切替えられるようにしました。また、妻が音楽好きなのでライト上部にBluetoothスピーカーも付けました。好きな音楽を流しながら楽しく料理しているようです。」

キーワード3 安心感とリラックス感のある、見通しの良い眺め

yuさん

「キッチンからは1階のダイニング・リビング、庭や1階の各部屋まで見渡せて、子供たちの様子を見守ることができます。ガーデニングで造った庭を眺めながらぼーっとするときもあります。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

yuさん

「キッチンはLDKの顔なのでいつもキレイにしておきたいですよね。スッキリして清潔感があると料理も楽しくなります。物であふれ、生活感でいっぱいにしないためには、やはり収納スペースの充実が鍵です。そして、気に入ったキッチンを選び、予算が許す範囲内で自分好みの仕様に変更できれば楽しさ倍増かと思います。」

まとめ: ディティールはとことん突き詰められる

間取り、構造、このあたりには制限があることがあります。でも、ディティールは意外と自由が利く部分ではないでしょうか。yuさんのように、キッチンのカラーに合わせ家具・家電だけでなく、コンセントカバーや水栓までとことん揃えられたら、カッコイイですよね。細かい部分にきちんと意識が向いているというのが素敵だなと感じます。また、キッチンをより気持ちの良い場所にする音楽や照明を使った演出には、家族を思う気持ちも詰まっていました。

yuさん宅のキッチンは、佇まい、雰囲気、眺め、収納力、もちろん使い勝手も、全部◎です。それは、丁寧に気づきを重ねてつくり込まれているからこそ。そこからはたくさんのアイデアやヒントを得ることができますので、これから家を、キッチンをつくるという方、雰囲気をより良く洗練したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。


yuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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