「優雅で清爽なフレンチミックスで仕上げた、自由に暮らせる白亜の城」 by spicaさん

「優雅で清爽なフレンチミックスで仕上げた、自由に暮らせる白亜の城」 by spicaさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回ご紹介するのは、白×ブルーグリーンの美しくエレガントなインテリアづくりをされているspicaさんと、そのお宅です。インテリア、色彩、ディティール、間取り、随所に込められたこだわりの数々に迫ります。

今回ご紹介するのはこの方です!

2022年3月、豊かな自然と共存しながら心地良く暮らすための『終の棲家』が完成しました。私の『好き』を、めいっぱい、最大限に詰め込んだ夢のおうちです。家族4人+猫2匹で、毎日楽しく幸せに過ごしています^^

暮らしやすく、優雅に

浮世離れしすぎない、心地良い非日常感

spicaさん宅は、白亜の城を思わせる2階建てのお家です。清々しい白い壁と青い扉の絵は、海外の海辺に見るラグジュアリーな邸宅のよう。ここからすでに、心ときめく非日常感に没入させてくれます。

そして青い扉を開けば、さらなる夢の景色が広がるからたまりません。織り上げ天井やアーチの掘り込みといった繊細なディティールとクラシカルなムードをモダンに落とし込んだシャンデリアなど、真っ白な中に散りばめられたたくさんの美にうっとり……。特に目を惹く正面の木製レリーフは、アメリカで出会い『玄関ホールに飾りたい!』とあたためていた思い入れの深いアイテムなのだそうです。

玄関ホールの先はLDKとspicaさんのワークスペースが続きます。回遊性のある間取りのため、どちら側に進むかが迷いどころ。まずは、キッチン側から拝見させていただきました。待っていたのは、玄関で抱いた期待や印象を上回る洗練されたフレンチミックスな空間。大好きな白とブルーグリーンを基調に色味を統一されているのが特徴的です。そして、華やかでありながらもくどさがありません。この匙加減のポイントは、クラシカルやデコラティブに偏らないよう、適度にモダンな要素を取り入れるこだわりにあります。キッチン上に掛かるペンダントライトは、どことなく近未来感もまとっていてユニークです。

さらに、キッチンで生活感をすっかりオフしている背面収納の中も見せていただいたのですが……隠す必要などない光景がありました。インテリア同様の色味と効率よく計算された配置からは、spicaさんのこだわりの深さと隅々まで家と暮らしを楽しみつくす心意気がうかがえてきます。

白×ブルーグリーンのラグジュアリーな世界

リビングはその家のインテリアの粋が極まる場所ではないでしょうか。spicaさん宅のリビングもまさにそんな場所。アーチ壁と出窓が代表する内装のクラシカルな優美さと、好みのカラーコーディネート、そしてモダンデザインのコラボレーションが、これでもかというほどバランスよく凝縮しています。

視線を変えると、リビングの奥にはspicaさんのワークスペースとリビング階段。(玄関のもう一方のルートの先にある空間です。)ワークスペースは少し奥まった位置にありますが、スリット窓と吹き抜けの階段に囲まれているから、明るくほどよく開放的。あえて扉で仕切らず、壁の色味でゾーニングと雰囲気づくりがなされているため、作業をしていてもなんとなく家全体の空気や気配を感じられるのもいいですね。

心を整えるとっておきの眺めたち

リビングイン階段は、家の中でも特に気に入っているピースだとspicaさんは語ります。それは、デザイン性の高い『魅せる階段』だから。リビングインテリアの中でもフォーカルポイントと言えるほど、存在感があります。また、愛猫たちにとってのお気に入りの場所というのも理由のひとつだと教えてくれました。ワークスペースで仕事をしていると、この角度から視線を感じることがしばしばなのだそうですよ。

こちらは階段を昇りきって最初のお部屋、主寝室です。1階とは少しトーンを変え、ブルーグリーンではなく深いネイビーを白と組み合わせているんですね。寝室はお客様を通すことのない独立したプライベートな空間なので、気兼ねなく好みで整えたそう。spicaさんのセンスがあふれ出ています。好きな色、柄、ホテルライクで上質な雰囲気、ときめくデザインのヘッドボード……こんな寝室が家にあったら、毎日眠るのが楽しみになります。目覚めた時この景色が広がれば、気持ちよくまた新しい一日をはじめられそうです。

spicaさん宅は、とても美しい夢のような空間です。でも、それだけではありませんでした。暮らしやすく、日々を幸せで満たす工夫も美しさと同じくらいたくさん散りばめられています。素敵な暮らしを目指すすべての方に刺激を与えてくれますので、今後もぜひお見逃しなく!

spicaさん邸の間取り図

spicaさん宅は2階建て4LDKの間取りです。1階はトイレや浴室など必要不可欠な場所をのぞいて、扉がありません。こうすることで回遊性と連続性に富み、暮らしやスタイリングの自由度を高めているのが特徴です。

spicaさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

spicaさん

基本は『フレンチミックス』です。クラシカルになりすぎないよう、モダンな要素もかなり取り入れています。色にもこだわりました。私の大好きなブルーグリーン×白の組み合わせをメインに、ところどころ差し色を入れながら楽しんでいます。

また、1階は洗面所・ランドリールームに続く引き戸とトイレ以外には、ひとつもドアがありません。海外の家のように、天井を高くして、空間も区切らず大きく使い開放感を出しました。枠にとらわれない、自由なつくりが魅力です。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

spicaさん

ASHLEY(アシュレイ)、MADISON PARK(マディソンパーク)、Roche Bobois(ロッシュ ボボア)、 Sanderson(サンダーソン)、 LALIQUE(らりっく)、 CARL HANSEN&SON (カールハンセン&サン)、 ACTUS、IKEA、などたくさんあります。でも気に入った商品が見つかれば、ブランドにこだわらず買います。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

spicaさん

IKEAのラントリーヴというプランタースタンドです。RoomClipにも写真を投稿したことがあるのですが、デザインがとてもオシャレで、植物たちが一層美しく見えます!サイズも大きすぎず小さすぎず、組み立ても簡単。とっても気に入っています。植物以外をディスプレイしても楽しめそうです。あとは、暖炉付きの大きなマントルピースも買ってよかったです。リビングの窓辺のヌックと共によいアクセントを利かせる、1階のフォーカルポイントになってくれています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

spicaさん

今はとにかく『庭づくり』です!少しずつですが木やお花を植えたり、レンガなどで小道をつくったり、楽しみながら取り組んでいます。土地が広いので、私の理想のお庭に仕上がるまではまだまだかかりそう。でも、日々成長していく植物たちから元気とパワーをもらえますし、見ているだけで幸せを感じます。

また、私は自宅で好きなことを仕事にしています。それを今後もライフワークとしてずっと続けられるよう、日々学びと探究を続けています。そのための使いやすく心地よいワークスペースもつくりました。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

spicaさん

テーマの決まったイベントはとても楽しいので、今後も続けていただきたいです。まだはじめたばかりですが、みなさんのお家は本当に素敵でセンスがよくて、目の保養&勉強になっています。素敵なお友達にも出会うことができました。いつもありがとうございます♡さらにたくさんの方と交流できるとうれしいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

spicaさんのお部屋ギャラリー

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spicaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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