納戸の収納アイデア30選!スペースに合わせた収納方法やおすすめアイテムなど

納戸の収納アイデア30選!スペースに合わせた収納方法やおすすめアイテムなど

家の造りによってサイズやスタイルも様々な納戸は、あると便利な反面、使い方に悩んでいる人も少なくはないのではないでしょうか。この記事ではRoomClipユーザーさんの実例をもとに、納戸の特徴を活かした活用法から、納戸収納におすすめのアイテム、納戸の意外な使い方まで、幅広い実例を紹介します。役に立つアイデアがきっと見つかるはず。

画像をクリックすると、ユーザーさんのアイデアや使用アイテムの詳細がチェックできます。気になった画像はぜひクリックしてみてくださいね。

目次

納戸は隠す収納にぴったりな場所

「納戸」とは、住居の間取りのうえでは「居室でないスペース」のことです。住居によって広さは様々ですが、折り戸や引き戸などの扉が付いていることが多く「隠す収納」に適した場所と言えます。実例紹介の前に、納戸収納のポイントを見ていきましょう。

奥行きや高さにあった収納アイテムを選ぶ

納戸は階段下などのデッドスペースを活用して作られることが多く、高さや奥行きなどが複雑な構造になっている場合もあります。高さのあるスペースなどは、天井付近にフックやハンガーパイプなどを設置し、掃除道具など長さのあるものを収納するのもおすすめです。

収納するものに合わせてゾーニングする

「ゾーニング」とは、「空間を用途別に分けて配置すること」を指します。使用頻度別・季節別・使う人別など、カテゴリー別に空間を区切って収納すれば、納戸がごちゃごちゃすることが少なくなります。例えば、無印良品のポリプロピレン収納などは規格が揃っているのでゾーニングに向いているでしょう。

生活感がでがちなアイテムの収納場所に

掃除機やアイロンなどの家事用品は日々の暮らしに欠かせないものですが、見えるところに置いておくとどうしても生活感が出てしまいます。そのようなアイテムを収納するのに納戸はぴったりの場所といえます。リビングや寝室などの目につくところに置いておきたくないものは、納戸に収納することで室内がスッキリとします。

収納ボックスやカゴを使ったアイデア

扉を閉めてしまえば中の様子は分からない納戸ですが、収納ボックスやカゴの種類や大きさを揃えるだけでも統一感がでて、中を見たときにスッキリと片付いて見えるというメリットがあります。様々なアイテムを活用したアイデアをご紹介します。

モノトーンで揃えて統一感を演出

収納アイテムのメインに無印良品のポリプロピレンケースを使い、黒いシールでラベリングされたモノトーン収納です。見た目に統一感があり、スッキリと気持ちよく片付いて見えます。ラベリングのお陰でどこに何があるかも一目瞭然。ぜひ取り入れたいアイデアです。

用途に応じて引出しやボックスを組み合わせる

リビングは住居の中で家族が最も多くの時間を過ごす場所ではないでしょうか。そんなリビングには様々なものが無尽蔵に集まってきます。リビングに納戸があれば、これら様々なカテゴリのアイテムを一ヶ所に収めることが可能です。用途に合わせた引き出し収納で、オープンにしても可愛らしいオリジナル収納の完成です。

見やすさと取り出しやすさを重視したケース選び

キッチンの納戸の中を、白いトレイでもの別に分類して収納しています。ラベリングがされているのでどこに何があるか一目で分かり、ざっくりとしまえて取り出すのも容易です。トレイの色を揃えることでごちゃごちゃ感も抑えられているので、利便性と見た目のよさを兼ね備えています。

バンカーズボックスで揃えて収納

バンカーズボックスの歴史は長く、100年以上前に銀行の書類を保管するために作られたのが始まりといわれています。段ボール素材で作られた丈夫で使いやすいアイテムで、世界中で愛用されています。奥行きが浅めの納戸にもぴったりと収まるので、クリスマスやひな祭りなど季節ごとに使うものなどの保管にぴったりです。

おしゃれなカゴを使って「見せる収納」

以前は同じ収納アイテムで「隠す収納」を実践していたそうですが、ものを減らしたくて思い切って「見せる収納」にシフトチェンジ。様々な形や大きさのカゴは、1つひとつ表情が異なりバラエティーに富んでいます。入れたいものにフィットするカゴを探すのが楽しくなりそうです。

バスケットで分ける収納

開閉しにくかった納戸の扉を外して、カゴとファイルボックスに収納を分けました。ナチュラルなカゴの活用とガーランドなどのこまやかな装飾で、見せる・隠すのバランスが整った納戸収納にしあがりました。これからはものの出し入れにストレスを感じることも少なくなりそうですね。

ラックやワゴンを使ったアイデア

棚がなくスペースだけの納戸や、ざっくりとした棚だけの納戸など、活用方法に悩む収納スペースにはラックやワゴンの利用がおすすめです。高さの調節やサイズによる使い分けなど、用途に応じて自由自在に納戸をカスタマイズしてみましょう。

山善のスチールラック

山善のスチールラックを納戸に収めて、フタ付き収納ボックスなどを並べたところです。以前はボックスを積み上げただけの状態で、使い勝手があまりよくなかったそうですが、スチールラックを導入することで改善できたそうです。ホワイトカラーのラックなので、他のアイテムと組み合わせても統一感が出ます。

棚を置くことで壁面が活用できる

ニトリのラックをL字に配置し、ボックスを入れることで納戸収納に容量をもたせています。棚を設置することで、デッドスペースになりやすい壁面にも掃除道具を立てかけたり、フックで吊るすことができ、空間を余すところなく活用できました。人が入るスペースも十分にあるので、作業もしやすいです。

IKEAのキャスター付きワゴン

IKEAのHORNAVAN(ホールナヴァン)ワゴンは、幅約26cmとかなりスマートで、ちょっとした隙間の活用にも向いていますし、このように並べて設置することも可能です。キャスターは360°回転するので、出し入れも容易に行えます。使いにくい納戸の下段スペースもこまかく区切ることができました。

山善の押し入れワゴン

こちらの納戸は、3畳のスペースの中に押し入れと同じ高さ・広さの棚が作られていて、その下段にぴったりと収まるサイズだったとのことです。ここには家族写真のアルバムなどを収納しているそうです。容量たっぷりで目隠しにもなるので、奥行きのある納戸にはおすすめです。

棚板を使ったアイデア

納戸によっては最初から棚板が設置されていたり、可動棚がついていたりするものもあります。このような可動棚を活用したアイデアや、何もないスペースにDIYで棚を新たに設置するアイデアをご紹介します。デッドスペースをなくして納戸を有効活用しましょう。

可動棚をDIY

DIYしたという可動棚の上部には、IKEAのSKUBBが並べられています。SKUBBは収納そのものが軽く持ち手がしっかりしているので、高いところでも安心して設置することが可能です。中段は無印良品のポリプロピレン収納で揃え、全体的に白で統一しています。

設置物に合わせて高さを調整

無印良品のボックスを2段重ねにした高さに合わせてラブリコのDIY棚の高さを調整しています。このように、そこに置きたい収納やアイテムに合わせて高さが調節できるのも可動棚の魅力といえるでしょう。また、ラブリコなどは設置が容易で変化に対応しやすいので、気軽に始められるのが魅力です。

ラブリコで可動棚をDIY

0.6畳の限られた納戸のスペースをフル活用するために、ラブリコとガチャレールで可動棚をDIYしました。ここはパントリーとして利用するそうです。このように、使い勝手の悪いスペースは思い切ってDIYするとぐっと利便性が上がります。ぜひ参考にしたいアイデアです。

IKEAのアルゴートで可動棚をDIY

賃貸住宅にもおすすめのDIY術、ディアウォールにIKEAのアルゴートを組み合わせることで、壁に穴をあけることなく大容量の可動棚を設置することが可能です。お店のディスプレイのように服を収納できるようになり、大変気に入っているそうです。

ラブリコでつくるホワイトインテリア

棚がなく、デッドスペースだった小さな納戸に、ラブリコとガチャレールを使って可動棚をDIYしました。土台になっている2×4材は、ダイソーのミルクペイントで塗装しています。カラーを統一するだけでも、造り付けの棚のようです。収納力がぐんと上がって使い勝手がよくなりました。

壁面や扉裏を使ったアイデア

納戸の壁面や扉裏、実はスペースが余っていることがありませんか?ここでは納戸の壁面や扉裏を使った収納アイデアをご紹介します。実践する際は、扉を閉めたときに物にぶつからないかを意識すると失敗がなくなります。納戸の壁面や扉裏にスペースを見つけたら、さっそく実践してみましょう。

扉裏に収納用品を収納

納戸の扉裏に、3Mの引っ張ると取れる両面テープでフックを貼り付け、クイックルワイパーなどのお掃除アイテムを収納しています。壁などに立てかけておくと倒れることが多いクイックルワイパーも、吊るす収納ならストレスフリーでいつでも取り出して使うことが可能です。

扉裏に壁面収納を設置

こちらも納戸の扉裏に掃除用具の壁面収納を施している実例です。掃除用具は、不安定で収納に困るというのはみんなの共通の悩みのようです。扉裏は家族以外には見えない部分なので、使いやすさを最優先にして検討してみるのがおすすめです。使い勝手が良ければ掃除もはかどることでしょう。

壁面のわずかなスペースも活用

マンションの廊下に面する納戸に、掃除用具や日用品のストック類をまとめています。わずかな壁面側に掃除用具を立てる・吊るす方法で収納しています。このように、わずかなスペースでもフックやスタンドを活用すればまだまだ収納できる可能性があるかも知れません。一度納戸の中をチェックしてみてはいかがでしょうか。

壁面にバッグなどを吊るす収納

納戸にもいろいろな規格や造作がありますが、こちらの事例のように納戸全体の奥行きに対して、棚の奥行きが短い場合は、手前の壁面に長いものや大きなものを収納するのに向いています。こちらの実例ではフックを設置してリュックをかけています。アイデア次第で色々なものを置くことができそうです。

ストッカーを使ったアイデア

隠す収納が得意な納戸だからこそ、ストッカー類を活用して利便性を優先したスペースを作ってみるのはいかがでしょうか。必要なものを一ヶ所にまとめることで作業効率がアップします。ストッカーといっても様々なジャンルのアイテムがありますので、代表的なものをご紹介します。

段ボールストッカーを使って

リビングの階段下にある納戸の使い勝手に困っていたそうですが、下段に段ボールストックを設置することで資源ごみ置き場として活用することができました。上部の開いている空間に突っ張り棚を設置してゴミ袋を小分け収納しています。隠す収納が得意な納戸ならではの使用実例です。

フェリシモの段ボールストッカー

玄関収納に、フェリシモのすっきりまとめて保管できる段ボールラックを置いています。段ボールストッカーを使うようになってから、納戸の中で段ボールの雪崩が起きることがなくなったそうです。きっちりホールドされているので取り出しやすく、子どもたちはここから段ボールを持っていって工作をたくさんしているそうですよ。

キャンドゥの新聞紙ストッカーを使った収納アイデア

納戸のハンガーパイプを活用した、吊り下げ収納のアイデアです。キャンドゥの新聞紙ストッカーをフックで吊るし、納戸上部のスペースを有効活用しています。落ち着いたモノトーンのデザインなので、扉を開けても落ち着いた雰囲気です。中にはトイレットペーパーやティッシュペーパーのストックを収納しているそうです。

無印良品のポリプロピレンストッカー

納戸に一面の無印良品のポリプロピレンストッカーが、ぴったりと収められています。無印良品のポリプロピレンストッカーは引き出しが半透明なので、中に何が入っているのか分かりやすいのがポイントです。薬や日用品が分類されて収納されています。

納戸を使った意外なアイデア

最後に、納戸を使った意外なアイデアについて紹介します。納戸はものをしまうだけの場所だと思いがちですが、使い方次第で多くの可能性を秘めています。納戸を収納以外の用途として使う場合は、換気や湿度などにも注意するといいでしょう。

ラブリコで本棚を作って書斎に

ラブリコを活用して納戸にDIYをした力作の書斎です。板の加工から自分で行ったとのことで、自由度の高いデザインが素晴らしいです。元は納戸なので夏は暑く冬は寒いそうなので、納戸に書斎を作ってみたいと思った人は空調や換気をどうするかなどを考えておくといいかもしれません。

DIYで手芸スペースに

2畳ほどの納戸に机と棚をDIYした手芸スペースです。手芸用品の他にアクセサリーを置いたり、電子ピアノも置けるようになっています。壁の棚は可動式なので、置くものに合わせて自由自在に動かカラーボックスで収納兼キャットタワーにせるそうです。自分だけのスペースが持てるのは憧れますね。

パソコンスペースとしても使える造作棚

現在は納戸としてのみ使用しているそうですが、状況に応じてパソコンスペースとして使えたり、布団を収納したりできるようにと計画して棚を造作しました。あらかじめフレキシブルに使うことを想定しておくと、ライフステージやライフサイクルの変化に合わせて用途を変えられるので便利です。

カラーボックスで収納兼キャットタワーに

階段下の納戸に高さを変えたカラーボックスを横向きに設置しています。なんとこれは、収納とキャットタワーを兼ねたDIYアイテムです。カラーボックスにはキャスターがついているので簡単に取り出すことができますし、猫ちゃんもとっても気に入っているそうです。


納戸収納のアイデアについて紹介しました。納戸にも様々な個性があり、設置場所や用途によって色々なパターンがあることが分かったと思います。いまいちど自宅の納戸を見直してみて、「どんな風に使いたいか」「どんなレイアウトだったら便利か」などぜひ検討してみてください。

RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「納戸 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

リラックス空間を作る癒しの照明アイデア集

関連記事

RoomClipショッピングの関連リンク