イベントに合わせて、窓ふたつ目。 トイレの窓には、カスミソウの造花と貯金箱。 静物に対する解釈を考える。 ドライフラワーはまさに死のモチーフになり得るが、造花は捉え方や状態に依ると思う。 …続きを読む
kanataの部屋
イベントに合わせて、窓ふたつ目。 トイレの窓には、カスミソウの造花と貯金箱。 静物に対する解釈を考える。 ドライフラワーはまさに死のモチーフになり得るが、造花は捉え方や状態に依ると思う。そのままの造花は生きているようで実は物体としての存在感が際立つ。それ自体は死んでいる。 誰も棲まない閉ざされた部屋には埃が溜まらない。 埃が積もる造花は空間が生きていることを表す触媒になり得ると捉えている。 だから敢えて造花は埃を払わないようにしている。 造花は次第にいきいきしていくもののように感じる。 閑話休題 この貯金箱は職場の近くにあるartek storeで仕事帰りに、大学時代の友人と同じもの持っとこうということで購入したもので、ヴァイヴァイスッコという、フィンランドの教会の前に病める人貧しい人々のためにお金を集めるために置かれる木像がモチーフになったもの。 我が家のトイレは寄付の精神で成り立ってい る。
イベントに合わせて、窓ふたつ目。 トイレの窓には、カスミソウの造花と貯金箱。 静物に対する解釈を考える。 ドライフラワーはまさに死のモチーフになり得るが、造花は捉え方や状態に依ると思う。そのままの造花は生きているようで実は物体としての存在感が際立つ。それ自体は死んでいる。 誰も棲まない閉ざされた部屋には埃が溜まらない。 埃が積もる造花は空間が生きていることを表す触媒になり得ると捉えている。 だから敢えて造花は埃を払わないようにしている。 造花は次第にいきいきしていくもののように感じる。 閑話休題 この貯金箱は職場の近くにあるartek storeで仕事帰りに、大学時代の友人と同じもの持っとこうということで購入したもので、ヴァイヴァイスッコという、フィンランドの教会の前に病める人貧しい人々のためにお金を集めるために置かれる木像がモチーフになったもの。 我が家のトイレは寄付の精神で成り立ってい る。