faunさんの部屋
村田エフェンディ滞土録 (角川文庫 な 48-1)
角川書店その他¥20(参考価格)
Psychology for Language Learning: Insights from Research, Theory and Practice
Palgrave Macmillanその他¥9,978(参考価格)
霊界日記 (角川ソフィア文庫 238)
角川書店その他¥202(参考価格)
The Psychology of Second Language Acquisition (Oxford Applied Linguistics)
Oxford Univ Prその他¥19,454(参考価格)
コメント18
faun
蝉の鳴き声を聞きながら、本の整理整頓。懐かしい本が出てきたわ~~~。心理学とか思想とか読むのはお好き?ここから下は、興味のあるお方だけ読んでくださいませ(。ᵕᴗᵕ。)右上2冊、イタロ・カルヴィーノさんの著書。彼の小説って。。。思考が定まらなくって読み終わった後に(ってか、読んでいる途中も)脳を洗いたくなるんです(--;)汗真ん中の、エマヌエル・スウェーデンボルグ~~~❣❣❣個人的に大好きな神学者♡かなりイカれているように感じて、あのカントですら、溜息をついたとかつかないとか、そのくらいぶっ飛んでいます(*^^)v picの[霊界日記]も面白いですが、[天国と地獄]も、ある意味楽しいです\(๑´ω`๑)/で、一番おすすめしたいのが、梨木香歩さんの[村田エフェンディ滞土録]。エフェンディとは、先生とか学者さんのことで、土はトルコ(土耳古)の事。1899年村田君は、先の日本でのエルトゥールル号海難事件の返礼として、日本の学者一名をトルコへ招聘されるという輝かしい任務を受けて彼の地トルコで、素晴らしい異文化コミュニケーションを経験するという物語なのです。梨木さんの素晴らしいなぁーと思えるところは、この本もそうですが、あらゆる著書の中に彼女の、人は皆色んな思想や文化、色んな感覚、色んな宗教や価値観を持って生きている。それら自分と違ったアスペクトを持った人々とも同じ社会の中で暮らすには、相手の意思や思考や文化を認めるという事。どちらが正しいとか間違っているとか破邪せず、自分が受け入れられなくても、とにかく違う価値観を尊重して、自分の方が正しいのだと主張しないこと。それが崩れると、人間関係もギクシャクするし、社会構築も上手く行かなくなって、終いには戦争にまで発展しかねない。人の上に人は立たず、人の下にも人はいず、ただ相手を認めることである。という風なメッセージを感じれるのです。読後感は、とっても清々しいですよ(*^^)v

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