Rieさんの部屋
2014年11月26日15
Rieさんの部屋
2014年11月26日15
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Rie
はんなりと品のある京都の小物が大好きで、少しずつ集めては部屋に飾っています。画像は京の伝統工芸「押絵」の小箱。「栗田富士男」氏の手づくり品です。押絵とは紙や布をさまざまな形に切り張り重ねた立体的な装飾技法です。京都ではおみやげ物として昔から作られていましたが、年々後継者が減り、在庫しているものが最後という、貴重な品なのだそうです。直径3~4cmの小さな小さな小箱に蝶々や桜の花びらなど細かな細工が施され、その様は本当に美しくて可愛くて何度も手に取っては眺めています。下に敷いてあるのは閉店してしまった京都の和風文具のお店「さくら井屋」さんの千代紙。全て描かれている帯の柄が異なるという大変凝った千代紙です。平刷木版職人が少なくなり、閉店せざるをえなくなったとのこと、もうこの千代紙は手に入らないなんて…本当に残念です。これからも少しずつこのような美しい工芸品を集めて行きたいと思っています。

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