モノトーンのインテリアは、クールでモダンな印象になりますが、家族で過ごすリビングには、少しあたたかい雰囲気も欲しくなりますよね。こちらのお宅は、グレーのラグが、モノトーンのシャープさを和らげて、居心地のいい空間が作られています。

ウォールナットの床や家具に、白い壁という組み合わせは、カジュアルな雰囲気になります。こちらのリビングは、ソファーやクッションなどで、グレーのグラデーションを作っています。ナチュラルだけれども、落ち着きを感じる大人な雰囲気です。

子どもっぽくなりがちな、パステルカラーもグレーと合わせることによって、上品なイメージもプラスされます。かわいさも残しつつ、シャビーシックな雰囲気もミックスされた空間です。

グレー×白のストライプの壁紙がフレンチテイストな空間を演出しています。壁に飾られた小物も個性的なのに、白を多く使っているので、圧迫感も感じません。海外のインテリア雑誌に載っていそうな、おしゃれなリビングですね。

グレーのペンダントライトがアクセントになるキッチン。グレーを差し色で使うことで、黒のキッチンがより一層引き立ちます。ショールームのような、モダンなキッチン。憧れますね。

ダークグレー×ステンレスのキッチンは、シャープな印象。モザイクタイルの壁や、マリメッコのテーブルクロスなどと合わせることによって、楽しい食卓がイメージできます。

上品なさわやかさを感じる、ブルーグレー。アクセントクロスなど、差し色として人気のカラーです。「北欧ブルー」という言葉もあるように、北欧のデザインにマッチするカラーです。

タイル貼りの壁が印象的なキッチンの背面。シンプルなように見えますが、グレーのタイルや、家族それぞれテーマカラーを決めている食器など、物選びや暮らし方にこだわりを感じます。

パイソン柄やメタリックなトランクケースなど、個性的な素材を使っているのに、統一感のあるくつろぎの空間になっているベッドルーム。白×グレーという主張しすぎない色使いがポイントです。

無造作にかけられたチャンキーニットのブランケットや、モノクロのポスターなど、アイテムの選び方にセンスが光ります。クールな色合いを使っていますが、ブランケットのインパクトによって、部屋全体にも冬の季節感を感じます。

グレーの使い方のお手本になりそうな、ベッドルーム。レンガ・コンクリート風の壁紙。キルティングのベッドカバーなど…… 白～グレーのグラデーションというシンプルな色使いだけれども、柄や素材の違いで、ブルックリンテイストを表現されています。

花柄というガーリーなモチーフも、グレーベースの壁紙なら、大人女性にも似合います。フェイクムートンやピンクグレージュなカーテンも、華やかになり過ぎずに、シックにまとめてしまうグレーの魅力に、心惹かれます。