連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.079 2017年9月3日更新

「ヴィンテージと素朴に暮らす、穏やかなミッドセンチュリー」 by Ｙさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、北欧を中心とした各国のヴィンテージファニチャーを選りすぐった、ミッドセンチュリースタイルで暮らしをコーディネートされているＹさんと、そのお住まいをご紹介します。好きなものに囲まれながら自然体で過ごせる、穏やかな空間の魅力に迫ります。

今回ご紹介するのはこの方です！

Ｙさん

一人暮らし15年目。コツコツ集めてきた北欧、アメリカ、日本のヴィンテージ家具が主役のお部屋です。 20帖のLDKには、自分の好きな物だけを集めました。

【ヴィンテージインテリアライフ】 https://s.ameblo.jp/risky-dice

古き趣と暮らす、ミッドセンチュリースタイルの住まい

コレクションルームのようなLDK

1LDKのマンションで一人暮らしをされているYさん。その住まいは、Yさんの「好き」や「こだわり」がていねいに集められています。特に広々とした20帖のLDKは、『好きなものだけを集めた』と言うコレクションルームのような空間です。ひとつひとつのファニチャーは、それぞれに個性的で物語を秘めていそうですが、カラー・素材・レイアウトのバランスが良く、空間全体からは確かな一体感が感じられます。

リビングの一画、カフェコーナーの後ろ手にはＹさんのCDコレクションがぎっしりと並ぶ棚があります。CDや本などの収集も楽しまれているというＹさんは、それらもインテリアの一部としてコーディネートに取り入れているのが特徴的。ちなみにこちらの棚は、たっぷり600枚のCDが収納可能なように、レンガとパイン材で自作されたものです。好きなものを活かし、魅せることで、自分らしく居心地の良い住まいを作られているんですね。

インテリアに溶け込む、素朴な生活感

仕切りのない壁付キッチンは、インテリアの中に違和感なく溶け込んでいます。しかし、決して生活感を見せていないわけではありません。調理器具や家電もファニチャーたちと同じように選りすぐられているため、生活感が自然とインテリア化しているよう。むしろ、生活感がインテリアの中に繊細で素朴な温かさをプラスしているから素敵です。

北欧系のブランドを好まれているという食器類は、リビングにあるデンマークヴィンテージのキャビネットに収納されています。お気に入りの場所から、お気に入りの食器を選び、食卓に並べる……日常の当たり前の動作も、好きなものに囲まれているからこそ、豊かに丁寧に行うことができそうです。

優しく揺れるアクセントたち

Yさんの住いを拝見していると、ハンギングされた道具類や雑貨、ドライフラワーが度々登場します。優しく揺れるそれらは、その動きとともに安らぎを添えるインテリアのアクセントとなっていました。シンプルな寝室においても、窓際のリネンカーテンに揺れるハンギングアイテムたちが良い存在感を出しています。

LDKの天井からつっぱり棒でハンギングされた、木製の鳥のモービルが優雅にはばたく姿も、遊び心があります。歴史と趣を感じさせるヴィンテージアイテムに囲まれた空間だからこそ、優しく悠々と揺れるアイテムの抜け感がより印象的に映るのかもしれませんね。物にこだわり、暮らしを楽しむ、Yさんの粋な住まいづくりの今後にも是非、注目してみてください。きっと、心地よく丁寧に日々を過ごすヒントが見つかるはずです。