RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、カフェ風のナチュラルなホワイトインテリアで住まいづくりを楽しまれているmaki.nero.1818さんに、ストレスのない使い勝手も適う、収納と整理整頓のコツをお伺いしました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
小さいものから大きいものまで、無印良品と100均のアイテムを使って収納している、整理収納大好きな主婦です。きれい好きで、いつもいらないものがないか探している母に育てられたことが今の私のルーツ。でも、なぜか掃除好きだけは遺伝しませんでした……。ハンドメイドやDIYも好きです。お気に入りの雑貨などに囲まれながら、日々暮らしています。
「8割収納」&ワンアクションで快適に
maki.nero.1818さん宅は、雑貨や手作りのアイテムをディスプレイで見せながら、ほっこり心地よいホワイトコーデで仕上げられているのが魅力的です。生活感のある道具や収納も、そんなディスプレイの中に自然と溶け込んでいて、暮らし全体でインテリアを楽しまれているような印象を受けます。まずは、maki.nero.1818さんなりの収納へのこだわりや、気を付けていることなどから教えてください。
「家族みんながわかりやすいよう、8割収納と出し入れしやすいワンアクション収納を心掛けています。特にキッチンは、スムーズな動線も意識しました。」
なるほど、収納の中を満タンにせず8割におさえることで、取り出しやすい余白が生まれ、見た目もすっきりしています。道具が増えてしまいがちなキッチンでは、特にこの収納方法に気をつけることで、主戦力が明確になり、無駄買いも防げるのではないでしょうか。ひとつのことを意識するだけで、一石二鳥以上の嬉しい効果が得られそうです。でも、maki.nero.1818さんの収納・整理整頓術は8割収納だけにとどまりません。他にも、ほんの少し意識するだけで暮らしが快適になる、目からうろこのアイデアがmaki.nero.1818さんの素敵な暮らしの中には詰まっているんです。『あれはどこだっけ?』家族にいつも聞かれるのがストレス!使いたいものがサッと出せないのにイライラ……こんな日常にあるあるなお悩みもスルリと解消してくれます。さっそく、チェックしていきましょう。
動作に無駄のない収納をつくる3つのコツ
その1 適正量を見極め、定位置を決める
「例えば、カラトリーや食器です。毎日使う分は、家族の人数分にプラス1枚あれば、私としては十分。でも、適正な量は人それぞれですよね。いろいろ試して、家族に合う量をみつけてみてください。 そして、適正量が見えたら、次は定位置を決めて、わかりやすくラベリングをします。『ここに決めた!』と言っても、忘れてしまうことだってあると思うんです。毎回、尋ねられるのもストレスになるので、ラベリングで一目瞭然にしておくのがおすすめです。」
その2 使う場所のそばに、使うものごとグルーピング
「爪切りや耳掃除、傷の応急処置など、我が家ではリビングですることが多いです。そして、この3つに共通するのは、ゴミが出ること。だから、爪切りも綿棒も、ばんそうこうも、リビングのゴミ箱のそばに収納しています。また、ゴミ箱には袋が必要なので、それも一緒にそばに収納しているんです。他にも、古紙回収には、紐とはさみが不可欠なので、新聞紙や本のそばにおいてあります。一緒に使うものごとに、グルーピングしておくと、動線効率もあがって快適です。」
その3 重ねず、ストレスを増やさない
「お鍋やお皿、ケースなどを重ねている方もいらっしゃると思うのですが、私はあえて重ねません。同じお皿を重ねたり、移動させないケースなら重ねるのもありだと思います。でも、重ねると下に入ったものを取り出すのに手間が増え、ちょっとの動作なのにイライラすることも……。だから私は、重ねません。」
オススメの収納アイテム
無印良品は、たくさん店舗があり、いつでも同じ商品があるので、あちこち探し回らなくていいのが助かります。 しかも、丈夫なので、我が家では10年以上前のものもまだまだ活躍中。 キレイな見た目もお気に入りで、収納は9割近くをこのシリーズで揃えているんです。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「収納を考える前に、必要・不必要なものを分けてみてください。次に定位置を決めて、収納をはじめていきます。最初は小さな場所からやると、できた達成感が味わえると思います。そして、家族が使うものの収納は、ぜひ、ひとりで決めず、みなさんで相談してみてく欲しいです。ひとりで試行錯誤し『ここが良いだろう』と思っても、他の家族にとっては必ずしもそうではないことがあるからです。収納は、一生ものではありません。ライフスタイルによって変わります。急がず、ものと人と向き合って、自分にも家族にも合った収納を見つけて欲しいと思います。」
かゆいところに手が届く快適さを忘れない収納
使いたいところにものがいつもある、出しやすいようにものがある、maki.nero.1818さんのつくる収納には、かゆいところに手が届く心地よさがあります。そしてそれは、家族みんなの心地よさに配慮のある、計算されたスタイル。maki.nero.1818さん宅のインテリアにある、ほっこり温かな雰囲気は、雑貨や素材から醸し出されるだけでなく、こうしたmaki.nero.1818さん流の暮らしづくりそのもが漂わせているのかもしれません。
また、こうしたmaki.nero.1818さん流の収納・整理整頓術を支えるツールは、無印良品や100均アイテムが中心だと言います。身近にあるシンプルな道具を使いこなし、持つべきものと掛けるべき手間を見極めたmaki.nero.1818さん流の収納・整理整頓術、ぜひ参考にしてみてください。気が付くと、当たり前の毎日に、少しずつ心地よい余裕が増えているかもしれないですね♪
maki.nero.1818さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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