これさえあればエスニック!インド演出にオススメアイテム

これさえあればエスニック!インド演出にオススメアイテム

エスニックなものが好きな方でも、気になったものを次々お部屋に置いて行ったらなんだかまとまりがなくなってきてしまった……ということ、あると思います。同じ国のアイテムでそろえると、エスニック初心者の方でもテイストがまとまりやすいですよ。今回はインドの演出にオススメのアイテムをご紹介していきます。

手仕事の布

インドでは各地に、刺繍や染物など人々の手仕事が施されたその土地独自の布があります。それらの布はその技術とともに、それぞれの土地で伝統的に受け継がれてきました。インドの人々の暮らしに寄り添ってきたさまざまな布を、インテリアにとりいれてみませんか?

ザリ刺繍のサリー

テレビのカバーに使われている色あざやかな布は、インドのサリーです。この刺繍はザリ刺繍というインド古来の伝統工芸で、もともとはマハラジャ達の宮廷衣装を飾るための技術だったそう。きらびやかな刺繍がとても華やかで、リビングを明るくしてくれています。

ミラー刺繍のトーラン

トーランと呼ばれるインドのタペストリーは、幸せを家へ招き吉兆を迎える布。小さな鏡を糸でかがって縫い付ける、ミラー刺繍の技法で作られています。鏡には魔除けや邪視除けの意味があり、インドでは衣服などにも好んでつけられてきました。エスニックテイストたっぷりのHidekiさんのお部屋にぴったりの布ですね。

ブロックプリントのマルチクロス

umiさん宅の寝室のアクセントクロスは、インドのブロックプリントのものです。木版にインクをつけ、柄を1つ1つ手で押していくという地道な作業によって作られる更紗。色ごとにいくつもの版をスタンプして、やっと1つの柄が出来上がります。素朴な表情の布が、色あざやかなクッション達を引き立ててくれています。

ベッド上のアクセントクロスを変えました。 張り替えたこの布は、断捨離中の母から貰ったインド更紗のマルチカバー。 椿柄よりもこっちも方がクッション達のカラフルさが映えて良い気がします(^^)♪
umi

カンタキルトの大判クロス

カンタとは、インドのベンガル地方に伝わる刺し子刺繍の布の総称です。古くなったサリーなどの布を重ねて刺し子刺繍をし、補強して敷物などに再利用します。こちらはグリーンがあざやかな大判のカンタキルト。決して安いものではありませんが、好きな布は仕舞い込まずに、このようにどんどん暮らしに取り入れたいですね。

手仕事の雑貨

思わず手に取りたくなる、お部屋に飾っておきたくなる。そんな雑貨がインドにはたくさんあります。どれも職人が手作業で丁寧に作ったもので、細やかな細工が施されています。そばに置いておくことで、いつでも手仕事の温かみを感じることができます。

ミラーワークの小物たち

先ほどミラー刺繍のトーランもご紹介しましたが、インドには布以外にもミラーが施されているものがいろいろとあります。こちらはミラーワークの小さな象と鳥の置物です。お気に入りの場所にちょこんと飾ればたくさんのミラーがお守りとなって、悪い気を跳ね除けてくれるかもしれません。

さまざまな象の置物たち

インドの神話では、象は世界を支える存在として描かれています。そのためかインドには象をかたどった置物が多くあります。鮮やかな発色が美しい皮で作られたものや、石に彫刻とペイントを施したものなど素材もさまざま。細かな手書きの模様がインドっぽさを演出してくれていますね。

ブロックプリントに使われる木版

この木版は、先ほどご紹介したブロックプリントの更紗を染めるときに使うもの。こちらもまた、すべて手作業で作らています。孔雀の羽の1枚1枚の表情や、ペイズリーの細かな模様など、その繊細さには目を見張るばかりです。こうして飾っておくだけで、素朴ですが上質なインテリアとなっています。

シーシャムウッドのサイドテーブル

ソファサイドに置かれたテーブルは、インドのシーシャムウッドのもの。シーシャムウッドはインディアンローズウッドや紫檀とも呼ばれ、堅く光沢のある性質から王宮用の高級家具に使われてきました。細かな透し彫りが素晴らしく、温かみを感じますね。リビングを一気にエスニックな雰囲気にしてくれます。

ニューヨーク近郊金持ちエリアの粗大ゴミで拾って、もう20年近く使用。折りたためるのが素晴らしい。
kf

ヒンドゥーの神様たち

インドの国民のおよそ80%の人々はヒンドゥー教を信仰しています。ヒンドゥー教にはたくさんの神様がおり、神様をモチーフにしたグッズもたくさん売られています。インテリアに取り入れれば、たちまちインドな雰囲気に。

カラフルなサラスヴァティ

faunさんのおうちに飾られているのはサラスヴァティの絵。蓮の花の台座に座り、穏やかな顔で楽器を奏ででいるサラスヴァティは、日本では七福神の弁才天として知られる神様です。こちらは実は塗り絵で、faunさんが色を塗って飾っているのだそう。塗り絵なら神様の絵も気負わずに、楽しみながら取り入れられますね。

雰囲気満点のガネーシャ

こちらの大きな額縁には、ヒンドゥー教の神様の中でも特に有名なガネーシャが。ガネーシャは商業や学問の神様とされ、インドでは商人などから絶大な信仰を集めています。とても存在感のある額縁で厳かな雰囲気もあり、インドのインテリアを演出するのにぴったりです。

ガネーシャの額縁はとても雰囲気が出てお気に入りです エスニック=ガネーシャが私のステータス(笑)
ayapanman

照明と合わせて陰影を

こちらはヒンドゥーの三大神、ヴィシュヌの像だそう。ヴィシュヌは世界を維持する慈愛の神。10の化身を持つと言われており、仏教の開祖であるお釈迦さまもヴィシュヌの9番目の化身とされています。エスニックな照明に照らされて重厚に輝く像は神秘的で、雰囲気もバツグンです。


インドらしい可愛いチープさのあるものから、ちょっと上質なワンランク上のインテリアまで、さまざまな品をご紹介しました。これらをうまく取り入れることで、お部屋をインドテイストにまとめることができます。みなさんも、ぜひエスニックなインテリアに挑戦してみてくださいね。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「エスニック インド」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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