生まれ変わった姿を新たに楽しめる☆ヒビや欠けを魅力に変える金継ぎ実例

生まれ変わった姿を新たに楽しめる☆ヒビや欠けを魅力に変える金継ぎ実例

ぶつけたりして、食器が欠けたり割れたりしてしまったとき、お気に入りのものだと捨てるのがもったいなくてそのまま使う、なんてことはありませんか?今回は、そんな方におすすめしたい、ヒビや欠けすらも魅力としてくれる金継ぎについて見ていきたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

金継ぎをするための道具

金継ぎを美しく仕上げたいと思ったら、プロの方に頼むというのが一般的です。一方で、自分で金継ぎをすると、より愛着がわくという良さがありますね。ここではユーザーさんたちがどのような道具を使って金継ぎをするのかをご紹介していきます。

エポキシ接着剤

こちらのユーザーさんはエポキシ接着剤で割れたお皿を継いで、さらに金粉を混ぜた漆塗料を乾燥後に塗って景色をつけるという方法で金継ぎをされています。エポキシ接着剤はとても強靭なので、直したあとも安心して使っていけそうなのがいいですね。黄色の食器に金色はとても似合いそうです。

金継ぎという再生技術があることを知ったので早速割れたお皿を継いでます。 100均で購入したエポキシ接着剤で継いで、乾燥後に金粉を混ぜた漆塗料で景色をつけます。 今までは、割れたら捨てるという概念から再利用という新たな引き出しができました。
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木工用接着剤と陶器用絵の具

お皿の縁の部分の欠けを木工用ボンドと陶器用のアクリル絵の具で修繕されたユーザーさん。あえて欠けていない場所にもプラスすることで、よりその修繕跡が景色として生きています。本格的な金継ぎをするとレンジが使えなくなる一方で、この方法であればレンジや食洗器も問題なく使えるのがうれしいですね。

金継ぎキット

金継ぎをより本格的に行いたいという方は、このような金継ぎキットを買ってみてはいかがでしょうか。こちらのユーザーさんは金継ぎ講座も受講されて、ご自身でいろいろと修繕されているそうですよ。欠けやすい食器も、自分で直せると思えば遠慮せず使うことができるのも◎です。

金継ぎされた食器たち

次に、実際に金継ぎして使われているユーザーさんたちがお持ちの食器を見ていきましょう。金継ぎがどのようにされているのかだけでなく、食器そのものの美しさにもぜひ注目してみてください。

アンティークもよみがえる

アンティークの食器を、フリーマーケットや骨董市で手にされたというユーザーさん。ご自身で、左側の2枚のお皿の縁を錫で金継ぎされているのだそうです。どうしても欠けていたりヒビが入っていたりすることの多い長く使われてきた食器も、金継ぎをすることでまた未来へとつなげていけるのが素敵ですね。

柄のように楽しむ

こちらの実例では器に金継ぎと銀継ぎが施されています。両方とも器の色に対して金や銀が映えていて、特に金継ぎのほうは大胆に入れられたラインがモダンな柄のようになっているのがいいですね。金継ぎを強調することで、新たなイメージの器になるというのがとても楽しそうです。

すっきりと上品に

バラバラになったものを、金継ぎでつなぎ合わせたというお茶碗は、すっきりと上品な印象です。縁の部分もキレイにそろっていて、こちらを修繕されたというユーザーさんの奥さまの器用さに脱帽してしまいますね。落ち着いたゴールドは、和にも洋にも合わせやすく、日々の生活の中で活躍してくれること間違いなしです。

今年から妻が始めた金継ぎ。 これまで欠けた部分はいくつかやってくれていましたが、今回は初めてバラバラになってしまったものに挑戦。そして、綺麗で味のある茶碗に生まれ変わりました✨ これまでは割れてしまったものは捨てるしか無く、揃えて買ったものも数が足りなくなったりと残念に思っていました。捨てる前に「もう一度」が選択肢になり、ゴミになってしまう機会が減りそうです。 日本の素敵な伝統技で、ゴミにならず素敵になったお茶碗。これからも大切に使っていきたいと思います😊
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趣きのある佇まい

伝統的な柄のお猪口を金継ぎとプラチナ継ぎで彩られている実例です。藍色の中に差し込まれた色味によって、より歴史を感じさせる趣ある佇まいとなっていますね。また、お猪口を湯呑として使うというのも味わいがあって、その映画のワンシーンのような雰囲気に見とれてしまいます。

プラチナで継いでるところがさすがパパさんー!継ぐとまた違った風合いというか、歴史が器に加わりますよね。良いものは工夫して長く使い続けていく、という素晴らしい文化ですね。器はもちろん、家具など暮らしの道具は、新しいピカピカの物も素敵だけど、私はやはりパパさんのように良いものを大切に使い続けていく物に魅力を感じます😊
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食器以外でも金継ぎを

最後に、食器以外のさまざまなものに金継ぎを用いられている実例を集めてみました。意外な使われ方をしているものもあり、きっと金継ぎの可能性に驚かされますよ。

コーヒードリッパー

コーヒードリッパーの欠けた部分に金継ぎをされたユーザーさん。柔らかな乳白色とゴールドのワンポイントという組み合わせは洗練されていて、こうして置いてあるだけでも絵になります。コーヒーを淹れるのが、今までよりもちょっと楽しくなる、そんなドリッパーとなっていますね。

ガラスの器

こちらの実例のように、ガラスの器も金継ぎをすることが可能です。クリアな面にゴールドのラインが描かれたことで、スタイリッシュな印象を受ける器となっていますね。陶器だけではなく、さまざまな素材のものでも、まずは金継ぎを試してみてはいかがでしょうか。

アクセサリーにも

陶グラスとシーグラスを使って作られたイヤリングは、その美しさにうっとりしてしまいますね。グラスをつなげているのは金継ぎで、その輝きがよりアクセサリーらしいゴージャスさを出してくれているのがGOOD。自分のアイディアしだいで、さまざまな用途で金継ぎを使ってみましょう。


金継ぎができるようになると、今までなら手放していたようなお皿にも新たな魅力が加わり、新鮮な気持ちで使うことができます。また、金継ぎをすることで、オリジナリティが生まれるのもいいですね。ぜひ金継ぎ、楽しんでみてください。


RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「金継ぎ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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