「わかりやすさにこだわった整頓で、片付けの手間は減らせる」 by sakさん

「わかりやすさにこだわった整頓で、片付けの手間は減らせる」 by sakさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、フルタイムで働きながら家事も育児もこなすsakさんに、暮らしをすっきりと整えるための収納の工夫をお伺いしました。短時間でもリセットしやすい環境づくりのヒントがたくさんありますので、要チェックです!

今回教えてくれたユーザーさん♪

フルタイムのワーママです。3歳と1歳の息子たちと夫、私の家族4人で2022年から建売のお家に住んでいます。子どもが成長するにつれて必要な収納棚は変化していくため、今はカラーボックスに100均のボックスの組み合わせなど、お手頃な収納を実践しています。子どもがもう少し大きくなったら、家具やインテリアにもこだわりたいなぁと今からワクワクしています。

サッと片付けたいから、整理整頓が大切になる

sakさんは、育児真っただ中です。そしてフルタイム勤務。それだけでも、1日があっと言う間に過ぎていく……そんな毎日を想像してしまうのですが、お住まいの中もきちんと整頓されています。どうすれば、こうもバランスよく暮らしを整えることができるのでしょう。まずは、sakさんが大切にしていることから教えていただきました。

sakさん

「私はフルタイムで働いているので、片付けに手間がかからないように日頃から整理整頓を心がけています。特に意識しているのは、ものを増やさないこと、収納場所を明確にして置きっぱなしを防ぐことの2つです。

また、コンパクトな建売の我が家は1階に押入れがありません。小さな子供がいることもあって、リビングに棚を置くのも難しい現実。そこで、背の高いカラーボックスをキッチンの隅に置くことにしました。必要な日用品や書類などは、ここに収まる範囲で工夫しながら収納しています。」

なるほど、片付けに必要な熱量を減らすための工夫ですね。確かに疲れている時でも、少しなら片付ける気になれます。効率よく整理整頓されていることが前提にあれば、戻す作業もさほど苦になりません。合理的です。

ここからは合理的な収納の中身を拝見させていただきながら、安全や家族みんなの使い勝手に配慮したsakさん流の収納アイデアに詳しく迫ります。『住まいに収納が少ない』という方や『家族と収納方法を上手く共有できない』と悩む方も必見です。

どこに何があるか明確にできる収納の仕方3つ

その1 日用品整理には、100均の小分けボックスがちょうどいい

sakさん

「日用品はクローゼットに収納しています。メインは、重ね使いしているカインズの押入れ収納棚。そこに100均の収納ボックスをセットし、洗剤やペーパー類、電気小物、掃除用品とジャンル別に小分けしています。ボックスにラベリングすると、ぱっと見で中身が分かるので『何がどこにあるか』を家族で認識しやすくなります。」

その2 ロフトの季節用品管理には、衣装ケースが大活躍

sakさん

「ロフトには衣装ケースが並んでいます。中身は使用頻度の低い季節用品や赤ちゃんグッズです。スチールラックのような組立て棚を置くことも検討しましたが、ほこりが被らないようにしたいことや予算がオーバーしてしまうことから、安価な衣装ケースにしました。たまにしか出し入れしないので十分です。」

その3 書類は変化に柔軟なクリアファイル管理が便利

sakさん

「キッチンの隅にニトリの『Nカラボ6段タイプ』を置いています。ここには書類を税金や保険、保育園関係で仕分け、ラベルを付けて収納中。クリアファイルの内側に、項目を書いた付箋を貼りました。ドキュメントファイルとも迷いましたが、書類の量や内容はこれからもどんどん変化していくと思い、都度柔軟に対応できるようクリアファイルを使っています。」

オススメの収納アイテム

ITEM伸晃ベルカのクローゼット吊り下げハンガー伸縮タイプ
PRICE1,090円(税込)

クローゼットの衣装収納に『衣類収納アップハンガー(1,436円税込)』とあわせて使用しています。吊り下げハンガーは、デッドスペースになりがちな下側に丈の短い服を掛けるのに便利です。 収納アップハンガーは、その名の通りスペースを変えずに収納力だけを大幅にアップできる優れもの。これらのおかげで、3か所使っていたクローゼットを2か所に減らすことができました。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

sakさん

「我が家では収納場所を決めて、使ったらすぐ片付けられるようにしています。でも働きながらでも家のことに無理なく手をまわせるように『ゆるめのルール』です。例えば、外から中が見えないボックスを使えば、中が多少散らかっていてもOK!何でも入れていいボックスもひとつあると気楽です。すぐに片付けられない時は、そこに入れてOK!としています。」

整理整頓が片付けを楽にする

整理整頓も片付けも意味合いは同じでは?と思われるかもしれません。でもsakさんのお話を伺うと、似て非なるものなのだと気が付きます。例えば、日々の忙しなさを理由に見えないところに押し込むだけの片付けをしていたら……。収納の中はすぐに混沌とするのではないでしょうか。そして溢れ、片付かず、ストレスも溜まる。こんな悪循環が見えてきます。

一方、暮らしや家族の様子を見つめたうえで扱いやすく整理整頓しておけば、時間も労力もさほど必要とせずすっと『あるべき場所』へ片付けることができるはず。そもそもの整理整頓に掛かる労力も、sakさんのようにものを増やしすぎなければ軽くできます。ぜひ今回教えていただいた整頓術を参考に、楽に整う暮らしを叶えてみてください。


sakさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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