限られた空間でも、広く見える色を使って工夫したり、好きな色を使って魅力的なインテリアに見せることができたらうれしいですよね!ある色を引き立たせるためには、反対色を使うことや、多くの色を使いすぎないことがポイントのようです。どんなふうに使えばいいのか、参考になる実例を見ていきましょう。
明るい色に差し色
空間を広く見せるには、白やアイボリー、ベージュなどの明るい色を壁や天井、床のような広い面積に用いると良さそうです。ただし、それだけではメリハリがないので、アクセントとなる色を差し色として上手に取り入れてみると良いでしょう。
モノトーンを意識して
こちらは、真っ白な壁や床で明るい印象の子ども部屋です。明るい白と反対色の黒を差し色にして、モノトーンカラーの空間を作り上げています。アクセントにピンクの壁を加えることで、やわらかさをプラス。まるで海外のようなイメージですね。
ピンクの小物をアクセントに取り入れて
ワンルームに住むユーザーさんのキッチンです。狭さを感じさせないように、明るいホワイトを基調としたレンガ調の壁紙などを用いています。さらに、ピンクの小物類をチョイスすることでちょっとロマンチックで心ときめくキッチンに仕上がっています。
青のファブリックボードを黄色の壁に
こちらの素敵な玄関はイエローをアクセントカラーにチョイス。イエローの壁だけでも華やかですが、さらに反対色でもあるブルー系のファブリックパネルを取り入れることで、ひと際目を引く空間になっています。明かりや小物での演出効果もあってほっとできる空間になっています。
2~3色にまとめて
いろいろな色を多く使いすぎてしまうと、まとまり感がなくなって部屋も狭く見えてしまいがちです。床や壁などの色と、家具の色を合わせて広く見せる、というテクニックもあります。できれば、色は2~3色にまとめるとうまくいきますよ。
ホワイトとベージュでナチュラルに
こちらは、ナチュラルテイストなリビングダイニング。LDKで16畳とのことですが、とても広く見えますね。ホワイトとベージュのバランスも良く、やわらかいシーリングライトの光であたたかみのある空間になりました。
ブラウンの家具や建具で統一
ダークなブラウンのドアとソファが目を引くこちらのリビング。全部ダークなブラウンでは重たすぎてしまいますが、床は薄いブラウンを用いているので広く見えます。シンプルな家具を選び、生活感の出るものは置いていないスッキリとしたお部屋です。
淡い色使いで
カフェ風で淡い色使いが優しい印象のこちらのスペース。白熱灯を用いてより温かみのある雰囲気に仕上がりました。ところどころに飾られているグリーンの雑貨などが、ほどよいアクセントになり、目を楽しませてくれます。
床と家具の色味をそろえて
スッキリして見えるのは、床、テーブル、戸棚などが同じカラーで統一されているから。お部屋に馴染みやすい、ベージュはどんなインテリアとも調和しやすい色ですよね。これから家具を選ぶ場合は参考にしてみてはいかがでしょうか?
後退色を上手に使う
色には膨張して見える色と後退して見える色、後退色があります。基本的に後退色はブルーやグリーンなど暗いカラーになります。このカラーを上手に使えば、部屋に奥行感ができて広く見えるのでテクニックとして覚えておくと良いですね!
グリーンをトイレに用いる
トイレは狭い空間なので、奥行感をうまく出すために後退色を使うのがおすすめです。こちらでは、ユーザーさんの大好きなグリーンを用いています。圧迫感を感じさせず、ほっと落ち着ける空間になりました。
子ども部屋にブルーのアクセントクロス
子ども部屋の奥の壁面に、ブルーのアクセントクロスを使用した実例です。後退して見えることで、奥行き感が出ているのが良くわかりますね。ウォールステッカーで遊び心も加わっています。ブルー効果で落ち着いて勉強できる部屋にもなりそうです。
和室に落ち着いた緑のクロス
こちらは和室の奥に、落ち着いたグリーンを用いています。和室の畳、クロス、そして上部の板、という風に薄い色から濃い色へとグラデーションになっています。これも、奥行感を感じさせるコツが良くわかる実例ですね。
なんとなくまとまり感がないと感じても、カラーを上手に使えば一気にセンスアップしますよ。素敵だなと思うお部屋は、今回取り上げたような色の工夫をしているはず。もう一度「カラー」を意識したコーディネートを考えてみましょう♪
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「カラー アクセント」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!