「建売感もゆっくり好みに育てる、家事のモチベが上がるキッチン」 by a..さん

「建売感もゆっくり好みに育てる、家事のモチベが上がるキッチン」 by a..さん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は心落ち着く彩りのナチュラルなインテリアづくりをされているa..さん宅の、こだわりが大集合したキッチンをご紹介します。

夫、3歳の娘、0歳の息子と4人暮らしです。2年半前に引っ越してきました。平屋の建売住宅で、勾配天井のリビングが気に入っています。ところどころに感じる建売っぽさをなくすべく、少しずつDIYしています。

落ち着いた雰囲気の大好きな空間

a..さん宅の気持ち良く整頓されたLDKには、あたたかな雰囲気がふわっと広がっています。今回ご紹介するキッチンからは、安らぐ空間をこんな風に一望できるんです♪この眺めだけでも、きっと居心地が良くて過ごしやすい場所なんだろうなと感じます。まずは、インテリア全体のこだわりと、キッチンとのバランスのとり方についてお伺いしました。

a..さん

「インテリアのテーマは、ウォールナットの床に合わせたナチュラルスタイルです。前のお家は明るい茶色の床だったので、引っ越しを機に新しい床に合わせて家具を新調しました。キッチンもそれに合わせて、落ち着いた色味の家電やキッチン雑貨でコーディネート。こだわって選んだ私のお気に入りが集まる、大好きな空間になっています。」

どこからでも視線を交わせる場所

面積が大きく、視界に常に入る床の色って重要ですよね。家具やファブリックがそれに調和していると、心地良い安定感が生まれます。キッチンもまた、そんな穏やかなインテリアの一部なんですね。特にa..さん宅のキッチンは、玄関からLDKに入った瞬間から、どこでどうくつろいでいても視線を交わすことができる場所にあります。しかも対面カウンターだから、作業中もそれは変わりません。それはつまり、どこからでも見られる場所であるということ。ここからは魅せ方にも繋がる、a..さん流の快適キッチンの求め方に注目しながら、より詳しく拝見していきます。

キーワード1 見せたいものしか見せない

a..さん

「我が家はリビングに入るとキッチンがまず目に入ります。なので、カップボードには見せたいものだけを置くことにしているんです。お皿も本当によく使うものや、見せたいものだけを棚に飾って、その他はすべて扉の中にしまっています。」

キーワード2 少しずつDIYで自分好みにアップデート

a..さん

「備え付けのカップボードが気に入りませんでした。入居して2年半、少しずつDIYを進めています。右側にはもともと白い扉がついていましたが、外して家電を横並びに配置。飾り棚は無印良品の壁につけられる家具と、100均アイテムでつくっています。次はリメイクシートを使ったDIYに挑戦してみたいです!」

キーワード3 掃除しやすく、すっきりまとめたシンク側

a..さん

「シンク側はものがない方が掃除しやすいと思うので、しまえるものは極力しまうようにしています。キッチンマットは悩んでしまって結局選べなかったので、透明です。でもそれが、キッチンを広く感じさせてくれます。大正解でした。以前購入した手づくりのワイヤーアートの電球が、料理中に視界に入ると気分が上がります。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

a..さん

「私は料理をするのが苦手なので、キッチンを整えることで料理するときに気分が上がればいいなと思いキッチンづくりをしてきました!料理の腕は上達しませんが、キッチンに立つことは苦にならなくなりました。好きなものに囲まれた生活は楽しいです♪」

まとめ: どんどん良くできるし、どんどん好きになっていく

a..さんのキッチンづくりのお話しを伺っていると、住まいの条件やスタイルに関係なく、より良くしていくことも、より好きを増していくこともできるのだと感じることができます。最初から自分の思い通りのキッチンを手に入れられる方は、実はそう多くないのではないでしょうか?また、暮らし続ける中で当初とは『好きの向き』が変わってくることだってあります。

そんなとき、そんな妥協や不満がよぎるとき、ぜひ今回教えていただいたアイデアやアドバイスを思い出してみてください。あるものを活かしながらアップデートしたり、もっときれいを保ちやすくしたり、印象をさっぱりさせたりできるひらめきが湧いてくると思います。『どうすればいいか』を考える時間も、きっと楽しめるはずです♪


a..さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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