RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、さらりと格好よく様になるエフォートレスシックなインテリアを楽しまれているkan2さんの、ブルックリンcafeのようなキッチンをご紹介します。
楽しく心地よく、家族が自然とつながる空間
kan2さん宅は、程よく生活感が垣間見える安心感と、様になる佇まいがナチュラルに溶け合うエフォートレスな空間です。LDKの中心に据えられたキッチンは、そんな空間の中でも圧倒的な存在感を放っています。まずは、リノベーションの際、どのようなことを意識してキッチンを作られたのかをお伺いしてみましょう。
「マンションの買い替えを機に、家まるごとスケルトンにしてフルリノベーションをしました。 家族のつながりを大切にしたいと思い、リビングとダイニングには開放感を持たせたかったんです。そのため、カウンターを中心にしたオープンキッチンでつながるLDKにしてもらいました。LDK全体を通して、家族が自然と集まる、楽しくて心地よい空間になるよう心がけています。」
キッチンを中心にしたcafe風の間取
kan2さん宅のLDKは、存在感のあるキッチンカウンターを中心に、ひとつながりで展開するカフェの様な間取です。そのため、キッチンに立ち作業をしながらも、きちんとそれぞれの空間でくつろぐ家族の様子を見守ることができるんですね。間取からも、温かくつながるご家庭の様子が伝わってきます。それではさらに、kan2さんのつくるキッチンの魅力に迫ってみましょう。
キーワード1 家族がつながる、一体感のあるLDK
「以前は陽の当たらない閉鎖された暗いキッチンで、家族に背を向けるように料理する毎日でした。それが、嫌だったんです。なので、リノベーションの際、LDKを一体化し、明るく開放感があって、家族と一緒に過ごせるキッチンにしてもらいました。お陰で、自然と家族が集まる楽しい空間が手に入りました。」
キーワード2 存在感抜群の、サブウェイタイルカウンター
「カウンターは我が家の顔ともいえる存在です。 中途半端な大きさでは、ついつい物置にしてしまうと思ったので、思い切って大きなサイズにしました。 高さも、よくあるものより高めです。それが幸いして、作業中の手元隠しにもなり、よりカフェのような、バーのような雰囲気になりました。ちなみに、我が家に来た人は、みんなカウンターに座りたがるほど人気のスペースなんですよ♪」
キーワード3 ありのままの生活感が見える安心感
「リビングやダイニングから丸見えということもあり、雑貨を飾ったり、キッチンツールをオシャレに見せるようにはしています。でも、キッチンはあくまでも生活の場であり、作業場。だから、普段通り作業(料理)してる様子を見せられる場所にしたいと思い、無理に生活感をオフするのではなく、生活感もサラリと見せられる空間づくりを心がけています。 頑張りすぎて、疲れちゃう……みたいなの私はNGです。」
なるほど、家族とのつながりを大切にしつつ、気負いすぎないコーディネートを楽しんでいらっしゃるんですね。頑張り過ぎて力尽きてしまうと、せっかくの素敵なコーディネートでも維持するのが難しくなってしまいます。自分や家族の暮らしにフィットした心地よさこそ、素敵なキッチンをキープするコツなのかもしれません。ここからはkan2さん流の、自然体だけれど、サラリと様に見せるキッチンづくりのコツを伺っていきます。抜け感のあるインテリアを楽しみたい、もっと気楽にオシャレなインテリアを楽しむ方法が知りたい!という方も是非、参考にしてみてください。
自然体が様になるキッチンを作る3つのコツ
その1 内装は素材を生かしてシンプルに
「LDKとのつながりを考えて、キッチン内装そのものはシンプルにしています。ステンレスのキッチン、サブウェイタイル、ダークグレータイルの床、コンクリート剥き出しの天井、木製の建具。 それぞれに、持ち味のある素材を使うことでシンプルでも独特の雰囲気を醸し出してくれていると思います。また、キッチンツールや家電もこれらに準じたシンプルなものを選ぶように心がけています。」
その2 ラフな収納で、生活感もインテリアの一部に
「キレイに片付いたシンプルなキッチンにも憧れます。でも正直、大雑把な私には無理!!(笑) だったら、生活感もインテリアの一部にして見せちゃえという考え方をしています。 キッチンは頑張りすぎないラフな収納で、使い勝手と見栄えを共存させることを目標にコーディネートしています。ちょっと無造作なくらいが抜け感を演出し、逆に様になる佇まいを生み出してくれますよ。」
その3 遊び心も大切に♪
「キッチンは作業場です。でも、どこかに息を抜けるものがないとつまらないと思いませんか?私は、季節のディスプレイやお花を飾ったりと、気分が上がる"遊び"をプラスしています。 これがあることで実際、キッチンにいるのが楽しくなりました。楽しくなったから、前よりも少し手の込んだものや、新しいレシピに挑戦することも増え、料理の腕が上がったような気分に……。家族も喜んでるかも?」
最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました
「アンテナを張って、たくさん見て、たくさん妄想してみてください(笑)。 インテリア雑誌やモデルルーム、ショールームやショップのディスプレイ、もちろんRoomClipも。たくさん見て、刺激を受けて目を肥やすことで、自分の好きなスタイルやイメージが段々とはっきり見えてくると思います。 いろんなテイストが混ざったとしても、自分の好きに囲まれたら、きっとそれは心地よい空間になるはずです。」
まとめ: 気負わない自然体が、心地よさと安心感を生む
シンプルで味のある内装と生活感をインテリア化させるセンスが、kan2さんのキッチンから漂うエフォートレスシックな魅力の元だったんですね。ブルックリンのオシャレなカフェ風の佇まいの中に見え隠れする、親しみやすさと安心感……こんな絶妙なコーディネートはなかなかできるものではありません。
無理なくサラリと格好良い、そんなスマートなキッチンを作りたいという方は是非、今回教えていただいたコツやアドバイスを参考にしてみてください。
kan2さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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