時間がないときに限って起こるアレがない現象。この現象の原因は、ズバリ探しにくい収納法にあります。よく使うアイテムや、ここぞというときに必要なアイテムは、誰もがすぐに取り出せるようしておくのが収納の基本。今回は、ラベルを活用して、見つけやすい収納をするためのコツをご紹介していきます。
必要なときにサッと取り出せる小物収納法
緊急時やお出かけ前、そんなときに使用する小物こそ、見つけやすく片付けられているべきですよね。収納上手なユーザーさんたちは、もちろんこれらのアイテムを家族の誰もがサッと取り出せるようにラベリングしています。ここでは、そんなラベリング法の中から、役立つアイデアをピックアップしてお届けします。
救急セットのスリム化
緊急時に必要な救急セット。tajimiさんは、この救急セットをセリアのファイルバッグに小分けし、ラベリングすることで誰もがサッと使えるようにしています。すぐに治療が行える便利なアイデアですね。かさばるアイテムを衛生的にスリム化することもできるので、避難用バッグの軽量化にも役立ちそうです。
取り扱い説明書の紛失防止
取り扱い説明書は、肝心なときに見つからないアイテムの最たる例。そんな説明書類は、Yu59さんの知恵を借りて整頓してみましょう。まず説明書をひとまとめにして紛失を予防。次に説明書をクリアファイルに入れ、ラベルを貼って探しやすくします。わずかな手間ですが、緊急時にすぐに取り出せるようになります。
お出かけ前のドタバタ予防
似た色のマフラーは、naturalteyさんも実践しているクリアファイルを使った小技がおすすめです。このようにクリアファイルで分別しておけば、どれがどれだとお出かけ前に慌てなくてすむようになりますよ♪家族が多い場合は、持ち主の名前でラベリングするとより見分けやすくなるはずです。
時短につながる整理整頓術
続いては、料理の時短にもつながるキッチンの整理法をご紹介していきます。調理中に手がさまよわないような整頓を心がければ、無駄な時間をガンガン削れること間違いなし。余裕を持って行動できるので、料理の失敗も回避できそうですね。
ワンランク上の冷蔵庫を目指して
ごちゃつきがちな冷蔵庫は、ボックスを使って整然とさせるのが収納界の常識。mimi24さんは、その常識にラベルを加えることで見つけやすさをアップし、冷蔵庫の前で立ち往生する時間を0にしています。ボックスやボトルの色に統一感を持たせているので、見栄えも良いですね。見ていてすがすがしい気分です。
管理もしやすいキッチンラック作りに
こちらは、whitecubeさん宅の吊り戸棚。ラベルが貼られたボックスのおかげで、使い勝手がとても良さそうですね。吊り戸棚に限らず、ストックなどを収納するキッチンラックはラベリングすると探す手間が省けるように。どこに何があるかしっかり把握することもできるので、買いすぎと買い逃しの防止にもなります。
パッと取り出せる引き出しを
引き出し収納の場合は、Nuさんのように上部にラベルを。引き出しを開けたとたんに目的のアイテムを見つけることができるので、かなりの時短につながります。実践しているNuさんも、一目瞭然と太鼓判を押しています。ラベルを貼る場所は臨機応変に決め、見やすいを意識して、最大の効果を引き出しましょう!
子ども目線の片付けレッスン法
片付けたそばから子どもが散らかしていく……。こんな状態だとイライラも募るでしょうが、しかし、これは今の収納法がお子さんには分かりづらいという可能性もあります。注意を促すだけでなく、同時に子ども目線に立った収納法にシフトしてあげましょう。続いては、子ども目線のラベリング法をお届けします。
ひらがなで分かりやすく
片付けが苦手な子の中には、片付ける場所が分からないから片付けられないという子もいます。そこでおすすめしたいのが、収納場所にラベルを貼って、片付ける場所を明確にする案です。411.kaoriiiiさんのように教科書整理に使用すると、探しやすさも加わって、忘れ物の予防にも役立つかもしれませんよ。
イラストで集中力が続くうちにお片付け
好奇心旺盛な子には、イラストのラベルをプレゼント。文字よりもパッと目につくので、片付け以外に好奇心が移るよりも早く、収納場所が見つかるようになります。こちらのYurikaさん宅ですと、まだ1歳半のお子さんが自分で靴下を探すという、うれしい効果も得られたそうです。
写真ではじめてのお片付けレッスン
小さなお子さんに片付けの習慣を、と考えるなら3854sHomeさんのアイデアがピッタリ。収納するアイテムの写真をペタリと貼れば、このようにどこが収納場所かひと目で分かるようになります。これはココ、このおもちゃはソコと、迷うことなく分かるので、苦手意識が芽生えません。
目からウロコの小技たち
最後は、対象が細すぎたり、見栄えを悪くしてしまう結果を恐れてラベリングができない場所にも、スマートにラベルをペタリと貼ることのできる小技をご紹介していきます。ラベルを貼りたくても貼れないというジレンマをササッと解決してくれる、便利な小技をぜひ参考にしてみてください。
ダブルクリップを使った裏ワザ
冷凍庫内のジッパーバッグにもラベリングがしたいという願いは、____rie.dvl____さんのアイデアで叶えられます。このようにダブルクリップを使えば、ジッパーバッグにも楽々とラベリングができるのです。この小技があれば冷凍庫を開いている時間が減り、時短だけでなく、電気代の節約もできてしまいますね♡
ラベルクリップのポテンシャルに着目
ナチュラル系のバスケットとテープ状のシールは、残念ながらミスマッチな組み合わせ。せっかくの愛らしいデザインを大きく損ねてしまいます。この問題は、sumosarozaさんをお手本にラベルクリップで解決するのがGood。こんな風にデザインを損なうことなく、ラベリングをすることができるようになります。
荷札の底力は侮れない
ジッパーファイルは、荷札でラベリング。この画期的なアイデアを提供してくれたユーザーさんは、収納アドバイザーのHal-nakajima-harueさん。プロならではの発想ですね。この小技なら、ジッパーファイルの側面が見えなくても、その中身が一目瞭然です。
以上、ラベル収納の極意でした。アレがない現象を見事に防ぎながら、時短を実現してくれる目からウロコの案ばかりでしたね。これらの極意があれば、リバウンド知らずの収納ができそうです。ぜひお試しください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「整理整頓 ラベル」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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