味わい深いユーズド家具や、エイジング加工を施した木材などを組み合わせて作る「ヴィンテージスタイル」。時の流れがゆっくりと感じられるような、独特のぬくもり感が魅力ですよね。今回は、ユーザーさんの実例を交えながら、ヴィンテージスタイルの種類やヴィンテージなお部屋の作り方についてじっくりと解説します!
人気のヴィンテージスタイル4選
ひとことでヴィンテージスタイルといっても、実はさまざまなテイストがあるのをご存じでしょうか?ここでは、RoomClipユーザーさんの間でもとくに人気の高いスタイルを4つご紹介します。まずは、作りたいお部屋のイメージを広げてみてくださいね。
北欧ヴィンテージ
「北欧ヴィンテージ」は、ミッドセンチュリー期のデザイナーズ家具をふんだんに取り入れるスタイル。mashleyさんは、イームズチェアとヴィンテージのサイドボードを組み合わせて、奥行きのあるインテリアを作っています。ワンポイントでカラーアイテムをプラスするのも、成功の秘訣ですよ。
アメリカンヴィンテージ
レンガやレザー、アイアンなどを使って無骨な雰囲気を表現する「アメリカンヴィンテージ」は、男性にも人気のスタイル。インダストリアル・ブルックリンなどのテイストにも似ています。koto.ohanaさんのように、ヴィンテージレザー風のソファや古材風のテーブルを取り入れると、雰囲気がグッと高まりますよ。
フレンチヴィンテージ
ろくろ脚のテーブルやシャンデリアなど、フランスのアンティーク家具をコーディネートして作るのが「フレンチヴィンテージ」です。曲線的な家具を多く取り入れて、女性らしく仕上げるのがポイント。mipoさんのお部屋のように、ホワイトを多めに使うとよりエレガントでフェミニンな印象に仕上がります。
ナチュラルヴィンテージ
「ナチュラルヴィンテージ」は、ユーズド感のある木製アイテムをたっぷりと使うのが特徴。Itaruさんのお部屋は、木張りの天井や斜め張りの床によってあたたかみのある雰囲気を演出しています。使い古したアンティークな家具やペルシャ絨毯も、ヴィンテージ感を一層盛り上げてくれるアイテムです。
「ヴィンテージ家具」で自分らしい空間に
じっくりと使い込んだレトロな風合いを楽しめるヴィンテージ家具は、新品の家具にはない独特の存在感が魅力。お部屋にひとつ加えるだけで、ノスタルジックな空気感がグッと高まりますよ。キャビネットやテーブル、チェアなど、自分だけのお気に入りの逸品を探してみてくださいね。
重厚感あふれるキャビネット
こちらは、ブラウン×グレーでシックにまとめたflowerさん宅のダイニングです。ひときわ存在感を放っているのは、購入を決めるまで数カ月悩まれたというヴィンテージのサイドボード。扉の格子デザインや丸い取っ手など、細部にまで高級感が感じられる一品ですね。
クラシックな風合いのダイニングテーブル
reireiさんが愛用されているのは、マッキントッシュのヴィンテージテーブルです。味わい深いツヤ感や既製品にはない独特のフォルムなど、ヴィンテージ家具ならではの魅力が詰まっていますね。アーコールチェアやキリムラグとコーディネートすることで、まるで海外のダイニングルームのように仕上がっています。
ヴィンテージミックスを楽しめるチェア
チェアは、ヴィンテージ家具に初めて挑戦する方にもおすすめのアイテムです。tomoさんのように、北欧テイストのお部屋にアンティークのスツールとチェアを取り入れて、ミックスコーデを楽しむのも素敵。スツールは日本製、チェアは北欧製だそうですが、まるでセット商品かのようにインテリアになじんでいますね。
内装にこだわって完成度アップ
ヴィンテージスタイルの完成度を高めるなら、家具だけでなく内装にもこだわってみてはいかがでしょうか。ここでは、壁や床、ドアにアンティークなデザインを取り入れているユーザーさんのお部屋をご紹介します。
ヘリンボーンのアクセントウォール
margoandcoさんのリビングは、古びた質感のローテーブルやメタリックなライトを取り入れたアメリカンヴィンテージな空間。インテリアの決め手になっているのは、テレビ背面のヘリンボーン柄のアクセントウォールです。魚の骨のような個性的な模様が、お部屋に立体感をプラスしてくれますね。
コンクリート×ヘリンボーンの上級コーデ
コンクリート剝き出しの天井がパッと目を引く、Eiriさんのキッチンダイニングです。モダンな印象になりがちなコンクリートですが、ヘリンボーンの床を組み合わせることでほんのりあたたかみのあるヴィンテージなインテリアが叶いますよ。新築やリフォームを検討されている方は、ぜひマネしてみてくださいね。
ガラスをはめ込んだヴィンテージドア
capelさんは、ヴィンテージ調のリビングドアをオーダーで作ってもらったそう。エイジング感のある木枠に繊細な模様のガラスをはめ込んであり、これひとつでレトロな雰囲気がグッと高まりますね。向かって左側のガラス戸とデザインがリンクしているのもポイントです。
今回は、ヴィンテージスタイルの種類やヴィンテージ家具の取り入れ方、内装のポイントについて詳しくご紹介しました。アイテムの組み合わせによって雰囲気がガラリと変わるので、ぜひお好みのコーディネートを探してみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「ヴィンテージ スタイル」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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