本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回ご紹介するのは、25m2の1Kを見せる収納で心地良くすっきりコーディネートされているDahliaさんです。好きなものを楽しむことと、シンプルですっきりとした空間づくりの両立に迫ります。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 関東地方
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 25m2
- 家賃: ヒミツ
- この家に住む人: 1人
- ご職業: 会社員
- 趣味: 美術鑑賞・旅行・映画・読書
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「転勤による会社指定の借り上げ寮なので、自分で選んでいません。しかしながら、一面採光でも南向きで日当たりが良いこと、近くにスーパーがあり生活に困らないこと、電車一本で都内に行ける点が気に入っています。」
お部屋のこだわりを教えてください
「家具家電付き物件なので、備え付けの家具と自前の家具を合わせた際の見た目に統一感が出るよう、素材や色をそろえるようにしています。また今の物件は、備え付けの収納や棚が少なめです。そこで、スタッキングできる収納ケースをベッド脇に置いて、間仕切りを兼ねて収納を拡張しました。見せる収納を基本とし、レイアウトも試行錯誤中です。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ハンモックチェアです。家具のセカンドショップで見つけ即決しました。折りたためてコンパクトになります。ここでは紅茶やコーヒーを飲みながら、動画配信サイトでドラマや映画を見たり、ゲームをしたりしています。ムートンラグを敷いているので肌触りも抜群です。」
多趣味とシンプルなインテリアの両立【ここがポイント!僕&私の工夫】
①まずは部屋の明るさをちょうど良く調節
「私は、自然光と合わせてもちょっと薄暗いくらいの明るさがちょうど良く感じます。備え付けのシーリングライトは眩しく感じたので、吊り下げ式のペンダントライトに変えました。間接照明としてテレビ横にスタンドライト、枕元にテーブルライトも採用しています。メインのペンダントライトは調色式ライトで、シーンに合わせて雰囲気を変えることができます。」
②大量にある書籍の色数を抑える収納の工夫
「多趣味で収集癖もあります。本や漫画、雑誌は大量です。その一方でこの部屋は収納場所が少なく、それらも目に付く場所に置かざるを得ません。背面のカバーがカラフルで雑多に見える本は、紙袋などに収納したり、飾りたい本やブックレットなどで隠したりして色味を抑える工夫をしています。」
③カラフルなものを楽しめる隠れた場所をつくる
「インテリアの色味を抑えたいので、部屋に入った際にパッと目に入る場所にカラフルなものがこないようにしています。それをアシストしてくれているのが、間仕切りを兼ねた収納ケース。その奥にベッドを配置して、大きめの人形やポストカードを飾っています。」
④インテリアに馴染むカラフルは大胆に楽しむ
「ハマりにハマって買い足していった、メケアリサのカゴバッグ。旅行や普段使い、ストック野菜の入れ物にと、なんにでも使えます。マトリョーシカのように重ねて収納できるのも便利なところ。カラフルですが、意外とインテリアに馴染んでくれます。」
⑤育てる楽しみもある植物のアクセントで活き活きと
「部屋のアクセントになる植物たちです。一番の大物はストレリチア・オーガスタ。他に、ガジュマル、ベゴニア・マクラータ フィロデンドロン、パキラ、シンゴニウム、アガベと、いろいろ育てています。新芽を芽吹かせるのに苦戦することもありますが、育てるのは楽しいです。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
一期一会の出会いで人と被らない、アンティークの一点物の花瓶にハマりました。少しずつ買い足しています。その中でもPART OF NATUREとNorr Kyotoで購入したアメリカ製とイギリス製の花瓶は、あまり見ない形や色味なので気に入っています。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「部屋の色味をホワイト×グレー×ウォルナットを中心にそろえているのですが、前の部屋の名残でナチュラル色の家具があるんです。それらをウォルナットに塗り替えたいと思っています。それと、前の部屋に比べ今の部屋は収納が少ないので、物を減らして視覚的にももっとすっきりとした空間にしていきたいです。」
お話をお伺いして
Dahliaさんの居室レイアウトは絶妙です。それは、玄関・キッチン側から入ったときにすーっと奥行きを感じられるレイアウト。大きめの家具を左右の壁に沿って置き、中心の動線を大きく取っているのはもちろんですが、突き当たりのつくり方が特に巧みだなと感じます。窓の手前に低めのベッドを置き、さらにその手前一部を隠すように収納ケースを置くことで、もう一部屋あるような奥行き感、立体感を出しているのが特徴。
また、色数を抑えるためのこだわりや工夫も勉強になります。『好きなものと暮らしたい、でもシンプルな部屋に憧れる』という方は、たぶん少なくないはず。Dahliaさんのお部屋には、このジレンマを解消するヒントがたくさん詰まっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Dahliaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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