日々のあわただしい暮らしの中で、ゆとりを忘れていませんか?「ゆとり」とは、必ずしも広さだけではありません。物をたくさん詰め込まない、小さなことを丁寧に、などを意識するだけで、ゆとり空間は生まれます。今回は、丁寧な暮らしを営むユーザーさんを参考に、ゆとりのある家にするためのヒントをまとめてみました。
ゆとりが生まれる、間取りと配置
ゆとりのある家を目指すなら、間取りの工夫や家具の配置がポイント。家族のライフスタイルを考えて、広く取りたい場所を見極めることが大切です。ユーザーさんの、ゆとり空間を生みだす間取りと配置のコツを見てみましょう。
リノベーションで玄関を広く
リノベーションによって玄関を広くしたmassaさん。なんと一部屋をつぶして作られたそう。明るく広いエントランスは日々の暮らしにゆとりをもたらします。これならベビーカーもラクラク置けて便利ですね。
リビングとダイニングをゆるやかに区切る
平屋の新居でゆったり暮らすbuchiFamさん。リビングとダイニングをルーバーでゆるやかに区切られています。目隠しをしながら光を通す、さりげない仕切り。空間にゆとりが感じられます。
インナーテラスで開放感を演出
2階にあるリビングにインナーテラスを作られたkuuさん。白い格子の引き戸から、光がたっぷりと注いでいます。リビングの先にもう一つ空間がある、というのは何とも言えない開放感があります。
家具の配置は余白を意識して
ヴィンテージのビューローとTVの配置が絶妙なmad2yさんのリビング。TVを壁の中心よりもビューロー側に寄せることで余白が生まれ、まるで1枚の絵画のような美しいバランス。ほどよい余白は、こんな風に空間にゆとりをもたらします。
詰め込まない、ゆとり収納
ゆとりのある家は、収納においても詰め込まず、ゆったり。収納棚にもほどよくすき間や、遊びゴコロを取り入れています。気持ちの余裕を感じさせる、ユーザーさんの収納術をご覧ください。
作業道具はペグボードにすっきりと
パタンナーをされているkumiさんの作業机。メジャーや裁断ハサミをペグボードに掛けて、使いやすく収納しています。板材にお気に入りのクリップを付けた、オリジナルのバインダーがアクセント。必要なものだけを整然と並べた、機能美あふれるデスクまわりです。
食器棚にはお気に入りだけを並べて
ファイヤーキングやイッタラなどのガラス食器が美しく並ぶmasami.hさんの食器棚。お気に入りの食器を愛着を持って使う、丁寧な暮らしぶりがよく分かります。詰め込みすぎない、ゆとり収納。見習いたいですね。
シュークローゼットにもディスプレイを
玄関のオープン棚をシュークローゼットにしているAtsushiさん。靴箱やカゴをダークカラーでそろえてシックに。上段には、木の枝やドライをディスプレイ。靴を置くだけではない、このゆとりが上質空間をつくります。
心にゆとりをもたらすコツ
あわただしい日々の暮らし。心にゆとりをもたらすには、外にある自然を家の中に取り込むのが一番。花や緑に囲まれると、不思議と心が穏やかになります。ユーザーさんの、自然と付き合うコツをご紹介します。
庭先から季節の花を取り入れる
イングリッシュガーデンのような庭づくりを楽しむs.mamaさん。こんな風に、庭やベランダの花を摘んでインテリアに取り入れる、花のある暮らし。憧れますね。日々の生活に、ゆとりと潤いを与えてくれます。
観葉植物と一緒に日光浴する
普段は部屋の中に置かれている観葉植物。shinさんのように、ときどき外に出して光や風を当ててあげたいですね。葉がツヤツヤしてハリが出てきます。グリーンと一緒に日光浴したら、ゆとりの時間が生まれますね。
窓の外の風景を絵画のように楽しむ
窓枠が大きなフレームで、まるで1枚の絵画が飾られているようなmasami.hさんのリビング&ダイニング。こんな風に、窓の外に美しい景色さえあれば飾りは必要ありません。窓を眺めながらゆったり過ごす、贅沢な時間をつくることができます。
ゆとりのある家には、必ずしも広さだけではないさまざまな工夫があります。詰め込みすぎない、丁寧にゆっくりと、というのがキーワードですね。ぜひみなさんも、ユーザーさんのお部屋を参考に、ゆとりのある家づくりを始めてみませんか?
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「丁寧な暮らし 見せる収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!