ドラム式か縦型か…。RoomClipユーザーさんにとって、洗濯機選びは頭を悩ませるテーマのひとつですよね。長く使うものだからこそ、デザインも機能もしっかり選びたいもの。そんなみなさんにぜひ紹介したい縦型洗濯機が、パナソニックから新登場しました!

RoomClipではドラム式洗濯機を使っている方がだいぶ増えてきましたが、実は世の中ではまだまだ縦型洗濯機が一般的。毎年販売されている洗濯機のうち、なんと8割以上が縦型なんです。
縦型洗濯機の魅力は、なんといっても洗浄力と使い勝手の良さ。でも一方で「デザイン的には、ドラム式のほうがオシャレ」っていうイメージを持っていませんか?
機能もデザインもこだわり抜いた「新しい縦型洗濯機」
今回パナソニックが発売する縦型洗濯機「NA-FA120V1」は、パナソニックの日本と海外のデザインチームがコラボレートして、縦型洗濯機のデザインをイチから考え直して生まれたアイテムです。

シルバーの洗濯機って日本では珍しいですが、海外ではスタンダード。確かにアメリカのテレビドラマにも出てきそうな堅牢でかっこいいフォルムです。
さらに、「NA-FA120V1」は見た目だけでなく、縦型洗濯機の強みである「洗浄力」や「使いやすさ」も大きくアップデートしたんだそうです。
パナソニックの担当者さんと、インテリアスタイリストの石井佳苗さんに、今回新たに生まれた縦型洗濯機のデザインや機能について詳しく聞きました。
デザインのこだわり①:インダストリアルな空間にあうシルバー

サニタリーって、これまでは見せたくない空間で場所と捉えられていました。でも。もしサニタリー空間がオシャレになれば洗濯が楽しくなる。やる気が高まって毎日が楽しくなるようなデザインを目指しました。

縦型洗濯機って聞くと、どうしても昔ながらの『家事をするための洗濯機』っていうイメージが湧きますよね。でも、今回のアイテムを見て『シルバーって新しくてカッコいい!』って思いました
デザインのこだわり②:道具としての魅力

海外のデザインチームとも話し合って、『道具』としての堅牢感や信頼感が分かるデザインを目指しました。シルバーって海外の製品ではスタンダードですが、これを日本に入れ込むことで逆に新しさを感じられるのでは、と思います。

今回のスタイリングでは、『wabisabi』という言葉をテーマにしました。日本語の『侘び寂び』を西洋的に捉え直しました。グレージュな落ち着いた空間で、モノは少なめに、印象的なアイテムを配置しました。黒い小物や色の落ち着いたものに、アクセントで薄めの木目を入れていきました。

サニタリー空間のコーディネートのコツはいくつかありますが、ひとつは、バスケットや瓶などをいくつか揃えて置いていくこと。シルバーの洗濯機なので、黒い蓋のものや木のお皿などと組み合わせるのが良いと思います。
ドラム式から逆輸入!スゴイ機能①:温水洗浄

今回はデザインを大幅に見直したことで、様々な機能を追加することもできました。例えばこの温水専用ヒーター式の温水洗浄がそのひとつです。


温水専用にヒーターを入れるのってそんなに大変なんですか?結構あるような気がするのですが。

確かにドラム式では温水専用ヒーター式の温水洗浄はありますが、縦型の場合は洗濯槽の下に余裕がなかったため、構造上入れるのが難しかったのです。今回のデザインの一新で、業界ではじめて縦型に温水専用ヒーター式の温水洗浄を実現できました。これにより、洗剤液をムラなく均等に温め、皮脂汚れや黄ばみもしっかり落とせます。

業界初!それはすごいですね!
ドラム式から逆輸入!スゴイ機能②:大きな投入口

もう一つ工夫したのが、投入口の大きさです。縦型洗濯機の投入口の枠は構造上薄くするのが難しく、投入口を大きくするのには限度がありました。


ドラム式は投入口が大きいので、出し入れしやすいですよね。

まさに今回、ドラム式洗濯機の投入口の技術を応用することでで、枠を薄くすることに成功したんです。これで業界でも最大の投入口の大きさを実現でき、多くの洗濯物もラクラク出し入れできるようになりました。
洗濯の負担を減らし、オシャレで楽しいサニタリースペースを。
パナソニックから新しく発売される、機能もデザインもこだわった縦型洗濯機「NA-FA120V1」は、6月1日発売で、想定小売価格税抜20万円前後(編集部調べ)です。
より詳しい情報は、パナソニックのウェブサイトでチェックしてみてくださいね。