古民家の良さをいかし、自分好みに手を加え生まれ変わらせる「リノベーション」。憧れている方も多いのではないでしょうか?今回は、実際に古民家のリノベーションをされたRoomClipユーザーさんをご紹介。残したポイントや、新しく取り入れたところ、コーディネートのポイントなどを教えていただきました。
残さずにはいられない昔ながらの表情
古民家には、ずっと残しておきたくなるような魅力的な建具や設備がいっぱい。それを再利用するのも、リノベーションの醍醐味のひとつです。ユーザーさんはどのような部分を残されたのでしょうか?
レトロなタイルの流し台
昭和レトロな面影が残るキッチン。そう感じさせるポイントは、naka77さんが残した懐かしいタイルの流し台の存在が大きいのではないでしょうか。真っ白で艶のある素材は、古いものでも清潔感を失いません。素朴な可愛らしさのある空間です。
照明を引き立てる飾り天井
chisato801さんは、以前からあったという飾り天井をリノベーション後の和室に再利用しました。木目を複雑に組み合わせたデザインは、100年近いものとは思えないほど斬新です。照明をより印象的に引き立ててくれそうですね。
欄間を玄関の照明に
昔ながらの和室にある建具「欄間」。zenoさんはリノベーション前の和室に合ったという欄間を、なんと玄関の照明に再利用しました。透かし彫りからもれる光がとっても幻想的。モダンな柄の壁紙とも相性抜群です。
光を取り込む玄関扉
--ao--さんはリノベーションの際に、古い玄関扉をそのまま残すことにしました。ガラス部分が多いおかげで採光性が高く、玄関が清々しい明るさに満ちています。和洋折衷な装飾の鉄格子も、昭和のモダンスタイルを思わせますね。
新しいものを取り入れてもっと住み心地良く
古民家に実際住むとなると、そのままでは使い勝手が悪い部分や、不要な部分も出てくると思います。そんなときは、ユーザーさんたちのように、新しいものを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
インナーテラス風の土間
Andyさんはリノベーションの際に、思い切って縁側を土間に変えました。どんなお天気の日も、お子さんが広々と遊べるスペースがお家の中にあるなんて素敵ですね。昔ながらの土間の文化を、インナーテラスのように活用するアイデアに目からウロコです。
床の間を本棚にする
本来は掛け軸やいけた花を飾る「床の間」。slopetactixさんはDIYで本棚として活用されています。床の間の奥の壁だけ色を変えているのもオシャレですね。棚があればディスプレイもできる上に、収納スペースも増えるので一石二鳥です。
和室をキッチンにする
tsuyumiさんは、元は和室だったお部屋をキッチンにされています。押し入れのスチール棚やキッチン設備は、すべて業務用のものをセレクト。レトロさの中に、インダストリアルな雰囲気がMIXされています。
古民家に合うインテリアコーディネート
最後は、リノベーションされたお家のインテリアコーディネートをご紹介します。どこか懐かしい面影を残しつつも、新しい風を取り入れるユーザーさんのセンスに脱帽すること間違いなしですよ。
ナチュラルな昭和レトロ
築40年の古民家をリノベーションされたというYoshinarhythmさん。その一室は、ナチュラルな昭和レトロスタイルです。風情ある和家具でそろえられていますが、そこに赤のドット柄の座布団をチョイスされているところがキュートですね!
カフェのようなビンテージ風
185さんのお部屋は、光を通すガラス戸と白い壁が明るく開放的な雰囲気です。ビンテージ感のあるソファや照明が、まるでオシャレなカフェにいるみたいですね。落ち着いたカラーでまとめた空間は、時間がゆったりと流れていそうです。
ダークトーンでモダンに
真っ白な漆喰の壁と、梁の木目色のコントラストが美しいyuki.ni_tsuさんのお宅。家具も同様にダークカラーでそろえて、「自然素材のモノトーン」を意識されているそうです。カリモクのソファが、和の中にモダンなテイストをプラスしています。
リノベーションの参考になりましたでしょうか?どのユーザーさんも古民家の懐かしい雰囲気を残しつつ、今風に、そして機能的にリノベーションされていましたね。こんなこだわりの詰まったお家なら、毎日がもっと楽しくなりそうです。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「古民家 リノベーション」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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