昔の日本家屋に設置されていた長押(なげし)は、柱を支えるための構造材でした。住宅スタイルが洋風に進化し長押がなくなりつつあるものの、その便利さが注目されています。今回は、無印良品の壁に付けられる家具の中から、シンプルなスグレもの「長押」の種類や使い方をご紹介していきます。
3カラー・2サイズ
長押のカラーと素材、サイズをご紹介します。カラーは素材によって異なり、オーク材は明るいナチュラル系、ウォールナット材は渋いブラウン系、タモ材はライトグレーとなっています。3タイプとも、横幅44と88cmの2サイズです。
シックなウォールナット材
シンプルで落ち着いた印象の、sumisumiさんの長押。こちらは、「ウォールナット材・幅44×奥行4×高さ9cm」のタイプです。洗面スペースに設置され、洗濯物の仮置きに使われています。建具に合わせ、ウォールナットを選ばれたそうです。
スタイリッシュなタモ材
sakurako0228さんは、玄関に設置されています。こちらの長押は、「タモ材・ライトグレー 幅44×奥行4×高さ9cm」です。ライトグレーと壁のクロスとのコンビネーションがGOOD!アイテムを置いても掛けても、スタイリッシュな使い方ができそうですね。
掛けて置いて飾って
次に使い方をご紹介します。S字フックなどで洋服などを掛けたり、雑貨やアートを飾ったり、いろいろな使い方ができます。奥行は4cmとなっていますので、小物やポストカードはそのまま置けますが、大きなものは固定することで補えます。
玄関のコート掛けに
長押を玄関に設置しコート掛けにされている、gomabokuroさん。花粉をリビングに持ち込まない、リビングの匂いをコートにつけない、一石二鳥の使い方です。また、2人暮らしをされているので、2個設置し別々に使われているのもいいですよね!
リモコン置きに
グリーンをはじめ、インテリアセンスが際立つリビング。そんな中にも、長押はオシャレに溶け込みます。akityさんは、リモコンラックの代わりに長押を使われています。どこにあったかな?を防ぎ、生活に必要な実用的アイテムの置き場所にも重宝します。
アートディスプレイに
chokosutaさんの、キッチンカウンターのグリーンコーナーです。グリーンの中に長押でリーフパネルを飾り、壁上部のデッドスペースを活かした使い方です。長押とパネルのフレームのカラーがリンクし、ひと際オシャレな雰囲気になっています。
他の家具とコラボさせて
iwamayuさんは、壁に付けられる家具の長押と棚を上下に設置し、ディスプレイに使われています。ミニマルライフで余白のある暮らしを実践されており、アイテムのシンプルな飾り方も素敵。可愛く味わいのあるアイテムが光る、長押の使い方です。
リメイクやDIYもOK
最後に、長押のリメイクやDIYをご紹介します。インテリアに合わせて塗装したり、フックやアイアンバーなどを使い用途をプラスしたり、ちょっとしたアイデアで、より便利に使い勝手のよいアイテムになります。
塗装してアクセントカラーに
北欧のペンダントライトが目を引く、ricefishさんのゲストルーム。長押をペールトーンのブルーに塗装されています。ムーミンの白樺のオブジェなど、飾られているキュートな小物が引き立ちますね!ナチュラルなお部屋のアクセントになっています。
オールマイティに使い勝手よく
yucahouseさんはキッチンの背面に長押を設置し、オールマイティな使い方をされています。長押の下はキッチンペーパー、上はタオル掛けハンガーを取り付けています。長押の溝には、iPadを立て掛けレシピを見ながらお料理を…… 便利な工夫に脱帽です。
スリッパラックをDIY
tokiwaさんは長押とアイアンバーを組み合わせ、スリッパラックをDIY。お部屋の木製家具との統一感が欲しくて作られたそうです。セリアのアイアンバーと長押の長さが、シンデレラフィット!シンプルなスリッパラック、ナイスアイデアですね。
無印良品の長押(なげし)いかがでしたか?シンプルでありながら、いろいろな用途で使える可能性を秘めたアイテムですね。掛ける、置く、飾る、リメイクするなど、ユーザーさんの豊富なアイデアを参考にしてみてください。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「無印良品 長押」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!