RoomClipのユーザーさんたちの間で人気の「和室の洋室化」。これからトライしようと考えている方もいるかもしれませんね。そんな洋室化の最大の難問が「畳」ではないでしょうか。今回は、そんな「畳」を洋風の床にする方法をご紹介します。お手軽なものから本格的なものまで、さまざまな方法がありますよ。
畳を洋風の床にする前の下準備
畳を洋風の床にする前に、まずは下準備をしましょう。これをするだけでも、メンテナンスのしやすさや仕上がりに大きく差が出ます。ユーザーさんの下準備を参考にしてみてくださいね。
まずは畳のお掃除から
畳の上からシートやカーペットなどを敷く場合は、その間に湿気がこもりやすくなってしまうため、カビやダニの対策を取る必要があります。yu_s.n.hさんはスプレータイプのカビ止め剤を使用して、しっかりと畳の拭き掃除をされています。
防虫防カビの効果があるシートを敷く
yokochinさんはクッションフロアを敷く前に、畳の上に防虫防カビ効果のあるシートを敷きました。タタミ工場こうひんの「防虫・防ダニ・防カビシート」は、クラフト紙なのでカットも簡単。効果も半永久的なんだそうですよ。
畳を剥がす場合は段差の解消を
畳を剥がして新しい床材を敷く場合は、畳の厚み分の段差ができてしまいます。Yukieさんは下地から合板を貼ることで、段差を解消しました。クッションフロアを敷いて、子ども部屋にされているそうですよ。これなら、お子さんがつまずく心配がありませんね。
洋風の床におすすめのアイテム
下準備を終えたら、いよいよ畳を洋風の床に変えていきます。どのようなアイテムを使えば、和室を洋室らしくすることができるのでしょうか?ユーザーさんたちに教えていただきました。
デザイン豊富なクッションフロア
クッションフロアはフローリング風以外にもデザインが豊富ですから、好みのテイストにより近づけることができますよ。NanaStyleさんはフラッグチェック柄をセレクト。アメリカンダイナーのようなレトロポップな寝室に、ガラリと変身しました。
暖かみのあるカーペット
greenpancerさんは畳の上に、東リのオーダーカーペットを敷きました。弾力性があるので、介護ベッドのキャスターの跡もつきにくいそうですよ。畳だったときよりも暖かみが増して、ホテルのような居心地のよさを感じるお部屋になりましたね。
リアルな質感のウッドカーペット
assaji520さんは、畳の上にウッドカーペットを敷いています。硬く丈夫な素材と木のような凹凸のある質感は、まるで本物のフローリングのよう。手前のお部屋の床と見比べても、初めから洋室だったかのように自然に馴染んでいます。
細かな調整がしやすいフロアタイル
壁紙屋本舗の「はめ込みフローリング」は、木目調のタイルを一枚一枚はめ込むだけですので接着剤も不要です。riemさんの和室のようにカーブがあるお部屋だったり、凹凸が多いお部屋には、このような一枚一枚分かれているタイプが微調整しやすそうですね。
床に選ぶ素材によってテイストも変えられる
畳のままだとどうしても「和」のテイストから抜け出せませんが、洋室化することによって北欧風やモノトーンインテリアなど、お部屋のテイストの選択肢が一気に広がります。もと和室とは思えないお部屋をご覧ください。
ふわふわのラグで北欧風のくつろぎ空間
aurinkoさんは畳の上に、毛足の短いシャギーラグを敷いています。ふわふわとした質感は、思わず寝転がりたくなってしまいますね。木製家具とブラウン系の小物でまとめて、北欧風の明るく落ち着きのあるくつろぎ空間に仕上がっています。
大理石風の床でモノトーンインテリア
和室の床に白の大理石調のクッションフロアを選んだ、ramcoさん。壁も同様に白の壁紙を貼って、スタイリッシュなモノトーンインテリアに仕上げました。広範囲に白を使うと、お部屋がパッと明るく広々と見えますね。
深みのある床色で海外風インテリア
Akikoさんは、和室を丸ごと洋風の書斎に大改造しました。モールディングのある腰壁や大胆な黒の壁色が、外国のお部屋のようですね。床は、壁紙屋本舗の「はめ込みフローリング」を敷いています。深みのある色は大人っぽい雰囲気によくマッチしています。
和室の洋室化の方法と完成実例をご紹介しました。今回は畳に焦点をあてましたが、他にも襖や障子をリメイクすることでさらに和室の洋室化が進みますよ。皆さんもご自宅の和室の洋室化に、ぜひトライしてみてください。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「和室 洋室化」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!