木戸孝允旧宅

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◼️◻️和テイストが好き!◻️◼️ 城下町 は〜ぎ〜♬ 先に言っときます、長いです 長いですよ 《 pic① 》 わが家の照明です←違います 木戸孝允旧宅の照明です (桂小五郎ですね) 昨日、山口県萩市に行ってきました 大好きすぎる萩! ねこねこ日本史にどハマりして、 元々家にあった『日本の歴史』シリーズを 爆読み深読み細か読みしている兄弟 ふふふ、やっと歴史に興味持ったぁ? 待ってたわよ さ、その目線で萩にレッツラゴー!!! 《 pic② 》 萩は何度も家族で訪れていますが、 城下町散策は今回が初めて だってね、好きで回ると長くかかる まだ何も分からない幼い兄弟を 連れ回すわけにもいかなかったし まぁ早期教育と思えばそれもありだけど、 わが家から萩までってけっこう距離あるし 好きになってほしいから、 親の自己満で疲れ果てさせるわけにいかない だからね、待ってましたよ 兄弟が何にも影響されずに 歴史に興味を持つ日をーーー 長かったーーー笑笑 《 pic③ 》 もう堪らんば楽しい! もちろん背景の歴史も見て読んで学びつつ、 実際の空気を時代差で感じるこの尊さよ 小分けなお部屋も、建具も、柱も、畳も、 仏間も、表玄関も、裏玄関も、軋む廊下も、 日当たりのいいお庭も、木柵の窓も、 植栽も、低い天井も、色味も、 入ってくる風も何もかも‥ 住みたい!ここに住みたい!←住めません 高杉晋作誕生地のお家は 外からだけの見学で、それだけでも ホンマに充実してたんですが、 この木戸孝允旧宅は中に入れる歩ける触れる なんって贅沢な時間 ホンマもんのこの『和空間』を とことんまで満喫しました 照明は当時の時代ものかどうかは 定かではないですが、←たぶんちゃうかな この家屋にマッチしてるから問題なし 《 pic④ 》 ひと通り見て回った後 受付のお姉さんに、 「何か聞きたいことなどありますか?」 お、なんでも聞いていいのか ほら長男、なんか聞きたいことある? 「あ、えっと、いいの?えっと‥あの、  【むやちのてしし】ってやつですが」 何その呪文みたいなの 「あ、あれはね、逆なの、  【ししてのちやむ】と読むんですよ」 ・・・ あ!あれか! 柱の落書きのやつかーーー! 「昔の字でね、右から読むんですよ」 優しく丁寧なお姉さん 「皆さんね、間違われるんですよ、  難しいですよね」 フォローしてくれるお姉さん 「え?!読み方違うんや!  だって、僕じゃなくて とうとが‥」 見れば、柱の影から相方テヘペロ♪ あーいーかーたー!!! おーまーえーかー!!! 「2階の勉強部屋の柱に書いてあったんです」 筆で、ですよね? 「そう、筆で書いたものですね、  だからもうだいぶ薄くなってるんです」 あ〜 「次に僕が来た時には、もう消えているかも  写真撮られます?どうぞ撮ってください」 お姉さん、受付から出てきてくれて 一緒に展示部屋に行ってくれました よく見えるようにと、 展示ケースの上に懐中電灯が用意されていて それを照らしてくれました 「死って、どこにある?」 長男、これよ、ここ、ここ、 「あ、ホントや、これか!  ちゃんと四文字あるね、しして‥」 のちやむ、な! 「ししてのちやむ、覚えた!  死ぬまで努力を続ける、ってことか〜」 昔の人は熱いな 「どちらから来られたんですか?」 お姉さん、優しくお話ししてくれる 「えっと、福岡県です」 そこへ遅れて相方 「いや〜、まさか右から読むとはね〜」 あーいーかーたー ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜〜〜!! 「長男、勉強になったな!はっはっは!」 どの口が言いよんじゃーーー めっさ恥ずかしいわ!! 義父は高校の社会科の教員免許を 持ってるのによ←確か公民だったか 学べ!基礎から!学び直せーーー!! 「ふふふふふ」 お姉さん、、 最後まで優しく笑ってくれて こんな家族にとても丁寧に応対してくれて ホンマにありがとうございました また来ます、 いつか住みます←住めません ☆ 木戸孝允旧宅行く前に 高杉晋作誕生地に行ったんですが、 ちょうど一緒になった お三人がいてたんです うちの親よりもう少しご年配の 男性一人と女性二人 うちの長男くらいの背丈のお三人で とても仲良く熱心に見て回られていて いいな〜と思ってたんです そしたら、 見学後に門をくぐって外に出たら そのお三人がいらして、 「あの、すみません」 男性に声をかけられたんですよ 「あの、ここですね、  私たち三人、きょうだいでしてね、  仲も良くて一緒におるんですが、  ここですね、」 ほう一緒にご旅行なんやな、 道を尋ねられとるんかな 「ここでですね、ちょっとこれで、  写真を撮ってもらえないでしょうか?」 あ、写真ですか もちろんお手伝いします、撮りますよ 「これをね、ここを‥」 スマホを渡してくれて、 向きは横向きとのことで、 その一生懸命さに心臓鷲掴みされ、ググッ スマホには自撮り棒的なものも付いており、 ハ、ハイカラだわ〜 相方は兄弟を誘導して待機 こういう時の勘の良さ、いいね 相方 はい、では撮りますね〜 あ、少し右に、石柱が隠れてしまうので あ、よかですよ、 ハイ、チーズ! もう一回撮りますね、 ハイ、チーズ! 「ありがとうございます」 いえ〜 「あの、こちらをですね、  この方向で、ですね」 あ、なるほど、こちらをバックに ですね〜 「いいですか?ありがとうございます」 じゃあ撮りますね、 あ、白壁が入るほうがいいですよね? 「ああ、それは本当に良いですね」 くぅ〜、お返事が丁寧で好き!← ハイ、チーズ! もう一枚撮りますね ハイ、チーズ! どうですかね〜 ちょっと確認していただいて‥ 「はい、はい、えっと、」 白壁バックの写真を確認 「ああ、良い写真、いいですね」 先ほどの門前の写真を確認しようと 操作する男性 それを両端で見守る女性たち 「あら、どうやったかな」 「さっき見えたよ」 「これ今のだね」 「あら、ここやなかったかな」 「さっきのとこじゃない?」 「ここじゃない?」 ふふふ、何このやりとり なごみの時間♡ 「あ、これだね、これ」 「あら、いいね〜」 「わ〜良いですね」 良かった、ちゃんと撮れてたみたいだわ 「まぁ本当にありがとうございます」 お役に立てて良かったです さ、行こか〜長男、次男 どこに行ってもよく声をかけられる私たち いっつも笑いよるからかな← それは道案内だったり、写真撮影だったり 写真のお願いの場合は 相方はすぐに私に任せてきます うむ、私のほうが絶対的に上手いからな 相方は背が高いから上から撮る形になり 陰ったり、下向きになったりするんです あと、必要以上に笑わせちゃう←それな 私は、まぁ以前は仕事柄、 写真を頼まれること多かったのですが、 私なりの撮り方があるんです プロの方なら絶対に選ばないアングル きれいに撮るわけでも、 画を意識してバランスを撮るものでもない   私が撮るのは、 ここに、今日来たという瞬間の切り取りです 撮りたい場所がきちんと枠に入ってて、 なるべくなら引いて全身をはめる その方たちの同目線位置まで腰を落として 必ず二枚撮る 芸術性は要らんのですよ それはきっと、求められてない 枠の中に必要な情報と、ご本人たちが きっちり入っとればそれが一番 で、すぐに確認してもろてね 先の男性から、 「あなたたちはいいですか?  撮りましょうか?」 あ、私たちは大丈夫です、 先ほど撮りましたから〜 「そうですか、よろしいですか?」 はい、ありがとうございます 「本当にありがとうございました」 旅先でのこのやりとり、 好きやなぁ〜 もう二度と会うことはなかろう人たち 良い旅のお手伝いができること 幸せなことです って!! 今日も長くなったぁ〜 ま、日記代わりやからね 萩が大好きということが伝われば 何よりです←え 読んでくださってありがとうございます さ、活動開始しますかね 次男は放デイ 今日はカレーパーティーらしい 自分たちで作るんやて 長男のスイミング時間までは私らはフリー 出かけますかね
◼️◻️和テイストが好き!◻️◼️ 城下町 は〜ぎ〜♬ 先に言っときます、長いです 長いですよ 《 pic① 》 わが家の照明です←違います 木戸孝允旧宅の照明です (桂小五郎ですね) 昨日、山口県萩市に行ってきました 大好きすぎる萩! ねこねこ日本史にどハマりして、 元々家にあった『日本の歴史』シリーズを 爆読み深読み細か読みしている兄弟 ふふふ、やっと歴史に興味持ったぁ? 待ってたわよ さ、その目線で萩にレッツラゴー!!! 《 pic② 》 萩は何度も家族で訪れていますが、 城下町散策は今回が初めて だってね、好きで回ると長くかかる まだ何も分からない幼い兄弟を 連れ回すわけにもいかなかったし まぁ早期教育と思えばそれもありだけど、 わが家から萩までってけっこう距離あるし 好きになってほしいから、 親の自己満で疲れ果てさせるわけにいかない だからね、待ってましたよ 兄弟が何にも影響されずに 歴史に興味を持つ日をーーー 長かったーーー笑笑 《 pic③ 》 もう堪らんば楽しい! もちろん背景の歴史も見て読んで学びつつ、 実際の空気を時代差で感じるこの尊さよ 小分けなお部屋も、建具も、柱も、畳も、 仏間も、表玄関も、裏玄関も、軋む廊下も、 日当たりのいいお庭も、木柵の窓も、 植栽も、低い天井も、色味も、 入ってくる風も何もかも‥ 住みたい!ここに住みたい!←住めません 高杉晋作誕生地のお家は 外からだけの見学で、それだけでも ホンマに充実してたんですが、 この木戸孝允旧宅は中に入れる歩ける触れる なんって贅沢な時間 ホンマもんのこの『和空間』を とことんまで満喫しました 照明は当時の時代ものかどうかは 定かではないですが、←たぶんちゃうかな この家屋にマッチしてるから問題なし 《 pic④ 》 ひと通り見て回った後 受付のお姉さんに、 「何か聞きたいことなどありますか?」 お、なんでも聞いていいのか ほら長男、なんか聞きたいことある? 「あ、えっと、いいの?えっと‥あの、  【むやちのてしし】ってやつですが」 何その呪文みたいなの 「あ、あれはね、逆なの、  【ししてのちやむ】と読むんですよ」 ・・・ あ!あれか! 柱の落書きのやつかーーー! 「昔の字でね、右から読むんですよ」 優しく丁寧なお姉さん 「皆さんね、間違われるんですよ、  難しいですよね」 フォローしてくれるお姉さん 「え?!読み方違うんや!  だって、僕じゃなくて とうとが‥」 見れば、柱の影から相方テヘペロ♪ あーいーかーたー!!! おーまーえーかー!!! 「2階の勉強部屋の柱に書いてあったんです」 筆で、ですよね? 「そう、筆で書いたものですね、  だからもうだいぶ薄くなってるんです」 あ〜 「次に僕が来た時には、もう消えているかも  写真撮られます?どうぞ撮ってください」 お姉さん、受付から出てきてくれて 一緒に展示部屋に行ってくれました よく見えるようにと、 展示ケースの上に懐中電灯が用意されていて それを照らしてくれました 「死って、どこにある?」 長男、これよ、ここ、ここ、 「あ、ホントや、これか!  ちゃんと四文字あるね、しして‥」 のちやむ、な! 「ししてのちやむ、覚えた!  死ぬまで努力を続ける、ってことか〜」 昔の人は熱いな 「どちらから来られたんですか?」 お姉さん、優しくお話ししてくれる 「えっと、福岡県です」 そこへ遅れて相方 「いや〜、まさか右から読むとはね〜」 あーいーかーたー ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜〜〜!! 「長男、勉強になったな!はっはっは!」 どの口が言いよんじゃーーー めっさ恥ずかしいわ!! 義父は高校の社会科の教員免許を 持ってるのによ←確か公民だったか 学べ!基礎から!学び直せーーー!! 「ふふふふふ」 お姉さん、、 最後まで優しく笑ってくれて こんな家族にとても丁寧に応対してくれて ホンマにありがとうございました また来ます、 いつか住みます←住めません ☆ 木戸孝允旧宅行く前に 高杉晋作誕生地に行ったんですが、 ちょうど一緒になった お三人がいてたんです うちの親よりもう少しご年配の 男性一人と女性二人 うちの長男くらいの背丈のお三人で とても仲良く熱心に見て回られていて いいな〜と思ってたんです そしたら、 見学後に門をくぐって外に出たら そのお三人がいらして、 「あの、すみません」 男性に声をかけられたんですよ 「あの、ここですね、  私たち三人、きょうだいでしてね、  仲も良くて一緒におるんですが、  ここですね、」 ほう一緒にご旅行なんやな、 道を尋ねられとるんかな 「ここでですね、ちょっとこれで、  写真を撮ってもらえないでしょうか?」 あ、写真ですか もちろんお手伝いします、撮りますよ 「これをね、ここを‥」 スマホを渡してくれて、 向きは横向きとのことで、 その一生懸命さに心臓鷲掴みされ、ググッ スマホには自撮り棒的なものも付いており、 ハ、ハイカラだわ〜 相方は兄弟を誘導して待機 こういう時の勘の良さ、いいね 相方 はい、では撮りますね〜 あ、少し右に、石柱が隠れてしまうので あ、よかですよ、 ハイ、チーズ! もう一回撮りますね、 ハイ、チーズ! 「ありがとうございます」 いえ〜 「あの、こちらをですね、  この方向で、ですね」 あ、なるほど、こちらをバックに ですね〜 「いいですか?ありがとうございます」 じゃあ撮りますね、 あ、白壁が入るほうがいいですよね? 「ああ、それは本当に良いですね」 くぅ〜、お返事が丁寧で好き!← ハイ、チーズ! もう一枚撮りますね ハイ、チーズ! どうですかね〜 ちょっと確認していただいて‥ 「はい、はい、えっと、」 白壁バックの写真を確認 「ああ、良い写真、いいですね」 先ほどの門前の写真を確認しようと 操作する男性 それを両端で見守る女性たち 「あら、どうやったかな」 「さっき見えたよ」 「これ今のだね」 「あら、ここやなかったかな」 「さっきのとこじゃない?」 「ここじゃない?」 ふふふ、何このやりとり なごみの時間♡ 「あ、これだね、これ」 「あら、いいね〜」 「わ〜良いですね」 良かった、ちゃんと撮れてたみたいだわ 「まぁ本当にありがとうございます」 お役に立てて良かったです さ、行こか〜長男、次男 どこに行ってもよく声をかけられる私たち いっつも笑いよるからかな← それは道案内だったり、写真撮影だったり 写真のお願いの場合は 相方はすぐに私に任せてきます うむ、私のほうが絶対的に上手いからな 相方は背が高いから上から撮る形になり 陰ったり、下向きになったりするんです あと、必要以上に笑わせちゃう←それな 私は、まぁ以前は仕事柄、 写真を頼まれること多かったのですが、 私なりの撮り方があるんです プロの方なら絶対に選ばないアングル きれいに撮るわけでも、 画を意識してバランスを撮るものでもない   私が撮るのは、 ここに、今日来たという瞬間の切り取りです 撮りたい場所がきちんと枠に入ってて、 なるべくなら引いて全身をはめる その方たちの同目線位置まで腰を落として 必ず二枚撮る 芸術性は要らんのですよ それはきっと、求められてない 枠の中に必要な情報と、ご本人たちが きっちり入っとればそれが一番 で、すぐに確認してもろてね 先の男性から、 「あなたたちはいいですか?  撮りましょうか?」 あ、私たちは大丈夫です、 先ほど撮りましたから〜 「そうですか、よろしいですか?」 はい、ありがとうございます 「本当にありがとうございました」 旅先でのこのやりとり、 好きやなぁ〜 もう二度と会うことはなかろう人たち 良い旅のお手伝いができること 幸せなことです って!! 今日も長くなったぁ〜 ま、日記代わりやからね 萩が大好きということが伝われば 何よりです←え 読んでくださってありがとうございます さ、活動開始しますかね 次男は放デイ 今日はカレーパーティーらしい 自分たちで作るんやて 長男のスイミング時間までは私らはフリー 出かけますかね
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◼️◻️和テイストが好き!◻️◼️ 城下町 は〜ぎ〜♬ 先に言っときます、長いです 長いですよ 《 pic① 》 わが家の照明です←違います 木戸孝允旧宅の照明です (桂小五郎ですね) 昨日、山口県萩市に行ってきました 大好きすぎる萩! ねこねこ日本史にどハマりして、 元々家にあった『日本の歴史』シリーズを 爆読み深読み細か読みしている兄弟 ふふふ、やっと歴史に興味持ったぁ? 待ってたわよ さ、その目線で萩にレッツラゴー!!! 《 pic② 》 萩は何度も家族で訪れていますが、 城下町散策は今回が初めて だってね、好きで回ると長くかかる まだ何も分からない幼い兄弟を 連れ回すわけにもいかなかったし まぁ早期教育と思えばそれもありだけど、 わが家から萩までってけっこう距離あるし 好きになってほしいから、 親の自己満で疲れ果てさせるわけにいかない だからね、待ってましたよ 兄弟が何にも影響されずに 歴史に興味を持つ日をーーー 長かったーーー笑笑 《 pic③ 》 もう堪らんば楽しい! もちろん背景の歴史も見て読んで学びつつ、 実際の空気を時代差で感じるこの尊さよ 小分けなお部屋も、建具も、柱も、畳も、 仏間も、表玄関も、裏玄関も、軋む廊下も、 日当たりのいいお庭も、木柵の窓も、 植栽も、低い天井も、色味も、 入ってくる風も何もかも‥ 住みたい!ここに住みたい!←住めません 高杉晋作誕生地のお家は 外からだけの見学で、それだけでも ホンマに充実してたんですが、 この木戸孝允旧宅は中に入れる歩ける触れる なんって贅沢な時間 ホンマもんのこの『和空間』を とことんまで満喫しました 照明は当時の時代ものかどうかは 定かではないですが、←たぶんちゃうかな この家屋にマッチしてるから問題なし 《 pic④ 》 ひと通り見て回った後 受付のお姉さんに、 「何か聞きたいことなどありますか?」 お、なんでも聞いていいのか ほら長男、なんか聞きたいことある? 「あ、えっと、いいの?えっと‥あの、  【むやちのてしし】ってやつですが」 何その呪文みたいなの 「あ、あれはね、逆なの、  【ししてのちやむ】と読むんですよ」 ・・・ あ!あれか! 柱の落書きのやつかーーー! 「昔の字でね、右から読むんですよ」 優しく丁寧なお姉さん 「皆さんね、間違われるんですよ、  難しいですよね」 フォローしてくれるお姉さん 「え?!読み方違うんや!  だって、僕じゃなくて とうとが‥」 見れば、柱の影から相方テヘペロ♪ あーいーかーたー!!! おーまーえーかー!!! 「2階の勉強部屋の柱に書いてあったんです」 筆で、ですよね? 「そう、筆で書いたものですね、  だからもうだいぶ薄くなってるんです」 あ〜 「次に僕が来た時には、もう消えているかも  写真撮られます?どうぞ撮ってください」 お姉さん、受付から出てきてくれて 一緒に展示部屋に行ってくれました よく見えるようにと、 展示ケースの上に懐中電灯が用意されていて それを照らしてくれました 「死って、どこにある?」 長男、これよ、ここ、ここ、 「あ、ホントや、これか!  ちゃんと四文字あるね、しして‥」 のちやむ、な! 「ししてのちやむ、覚えた!  死ぬまで努力を続ける、ってことか〜」 昔の人は熱いな 「どちらから来られたんですか?」 お姉さん、優しくお話ししてくれる 「えっと、福岡県です」 そこへ遅れて相方 「いや〜、まさか右から読むとはね〜」 あーいーかーたー ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜〜〜!! 「長男、勉強になったな!はっはっは!」 どの口が言いよんじゃーーー めっさ恥ずかしいわ!! 義父は高校の社会科の教員免許を 持ってるのによ←確か公民だったか 学べ!基礎から!学び直せーーー!! 「ふふふふふ」 お姉さん、、 最後まで優しく笑ってくれて こんな家族にとても丁寧に応対してくれて ホンマにありがとうございました また来ます、 いつか住みます←住めません ☆ 木戸孝允旧宅行く前に 高杉晋作誕生地に行ったんですが、 ちょうど一緒になった お三人がいてたんです うちの親よりもう少しご年配の 男性一人と女性二人 うちの長男くらいの背丈のお三人で とても仲良く熱心に見て回られていて いいな〜と思ってたんです そしたら、 見学後に門をくぐって外に出たら そのお三人がいらして、 「あの、すみません」 男性に声をかけられたんですよ 「あの、ここですね、  私たち三人、きょうだいでしてね、  仲も良くて一緒におるんですが、  ここですね、」 ほう一緒にご旅行なんやな、 道を尋ねられとるんかな 「ここでですね、ちょっとこれで、  写真を撮ってもらえないでしょうか?」 あ、写真ですか もちろんお手伝いします、撮りますよ 「これをね、ここを‥」 スマホを渡してくれて、 向きは横向きとのことで、 その一生懸命さに心臓鷲掴みされ、ググッ スマホには自撮り棒的なものも付いており、 ハ、ハイカラだわ〜 相方は兄弟を誘導して待機 こういう時の勘の良さ、いいね 相方 はい、では撮りますね〜 あ、少し右に、石柱が隠れてしまうので あ、よかですよ、 ハイ、チーズ! もう一回撮りますね、 ハイ、チーズ! 「ありがとうございます」 いえ〜 「あの、こちらをですね、  この方向で、ですね」 あ、なるほど、こちらをバックに ですね〜 「いいですか?ありがとうございます」 じゃあ撮りますね、 あ、白壁が入るほうがいいですよね? 「ああ、それは本当に良いですね」 くぅ〜、お返事が丁寧で好き!← ハイ、チーズ! もう一枚撮りますね ハイ、チーズ! どうですかね〜 ちょっと確認していただいて‥ 「はい、はい、えっと、」 白壁バックの写真を確認 「ああ、良い写真、いいですね」 先ほどの門前の写真を確認しようと 操作する男性 それを両端で見守る女性たち 「あら、どうやったかな」 「さっき見えたよ」 「これ今のだね」 「あら、ここやなかったかな」 「さっきのとこじゃない?」 「ここじゃない?」 ふふふ、何このやりとり なごみの時間♡ 「あ、これだね、これ」 「あら、いいね〜」 「わ〜良いですね」 良かった、ちゃんと撮れてたみたいだわ 「まぁ本当にありがとうございます」 お役に立てて良かったです さ、行こか〜長男、次男 どこに行ってもよく声をかけられる私たち いっつも笑いよるからかな← それは道案内だったり、写真撮影だったり 写真のお願いの場合は 相方はすぐに私に任せてきます うむ、私のほうが絶対的に上手いからな 相方は背が高いから上から撮る形になり 陰ったり、下向きになったりするんです あと、必要以上に笑わせちゃう←それな 私は、まぁ以前は仕事柄、 写真を頼まれること多かったのですが、 私なりの撮り方があるんです プロの方なら絶対に選ばないアングル きれいに撮るわけでも、 画を意識してバランスを撮るものでもない   私が撮るのは、 ここに、今日来たという瞬間の切り取りです 撮りたい場所がきちんと枠に入ってて、 なるべくなら引いて全身をはめる その方たちの同目線位置まで腰を落として 必ず二枚撮る 芸術性は要らんのですよ それはきっと、求められてない 枠の中に必要な情報と、ご本人たちが きっちり入っとればそれが一番 で、すぐに確認してもろてね 先の男性から、 「あなたたちはいいですか?  撮りましょうか?」 あ、私たちは大丈夫です、 先ほど撮りましたから〜 「そうですか、よろしいですか?」 はい、ありがとうございます 「本当にありがとうございました」 旅先でのこのやりとり、 好きやなぁ〜 もう二度と会うことはなかろう人たち 良い旅のお手伝いができること 幸せなことです って!! 今日も長くなったぁ〜 ま、日記代わりやからね 萩が大好きということが伝われば 何よりです←え 読んでくださってありがとうございます さ、活動開始しますかね 次男は放デイ 今日はカレーパーティーらしい 自分たちで作るんやて 長男のスイミング時間までは私らはフリー 出かけますかね
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