レトロ 銀塩カメラ

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Sayuri
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Agfa SILETTE 過去にインターネットに、投稿していた記事の転用です。若干修正しています。 今まで使ってきたカメラについて、多大なる恩恵を受けてきた者として、なるべく少しずに書きとどめて、残しておこうと思っています。 基本的に、私は「撮る事を遊べるカメラ」が好きなのだと思います。 今回は ドイツの庶民的カメラ、Agfa SILETTE(アグファ ジレッテ)をご紹介します。 私のAgfa SILETTEは、こんな感じです。 SILETTEにはいろいろ種類があるようですが、私のSILETTEはとってもシンプルでした。 距離計も、露出計もありません。距離を自分で測り、露出も自分で考える、全ての操作をマニュアルで行います。 勿論、デジタルカメラでもありません。戦後間もない頃のドイツの銀塩カメラです。135フル(35mm)ロールフィルムが使えます。 形では、コダックのシグネット35みたいなものや、ツアイス・イコンのコンタフレックス スーパーBCのような形が最初はいいなぁと思っていたのです。でもこのカメラを見て、古い時代のシンプルな形に惹かれました。 操作も、とっても簡単です。 レバー巻き上げ、ノブ巻き戻し。取説無しでフィルムを入れるまでは悩まずに出来ます。あえて、切り捨てれるものは切り捨てて。。。 そう考えて、よし! と、このカメラでじっくり撮ってみたいと思ったのです。(時間を見つけては取りだしてSILETTEのお掃除をしていましたら、ピッカピッカの美品になりました。)   レンズは、Agfa COLOR-AGNOR 45mm f2.8。 明るくて価格の割にはとても良いレンズです。ファインダーは筒抜け、つまり構図確認用?に見るだけの為に付いているようなものです。ファインダーを覗いても、電動式ではないので、距離も露出も全く連動しません。全てをレンズ周りのダイアルを操作して、自分で決めなければいけないのです。 70年以上前の人たちはこうやって撮影していたのですね。 シャッターはB(バルブ)、1/25、1/50、1/200 「VARIO」とあります。 VARIOについて、以前調べた事があります。 初期型は2枚羽根のエバーセット式、1/25~1/100秒で、1910頃に登場したそうです。後にはリムセットに改良されて、最高1/125秒のものも出てきたらしいとか。戦後は最高1/200秒となり、60年代まで作られてきたそうです。(参考:クラシックカメラ雑学ノート/佐々木 果 著/ダイアモンド社)。 この説明を読む限り、私のSiletteは、シャッター速度が最高1/200秒になっていますので、戦後の時代のカメラだというのがシャッターから分かります。 ※後日距離計を購入しました。アクセサリシューに距離計を装着しました。 この距離計は、二重像合致式です。と言っても、距離計を装着しても勿論カメラと連動はしません。本当に全てが手動なので、結局のところ目測とあまり変わりませんが、というかパンフォーカスの場合は目測のほうが速いくらいです。けれど、3mとか4mとかの微妙な距離の場合だと距離感覚の目安にはなります。 距離の測定方法:後ろの左側にある丸い小さな穴を覗くと像が2重にダブって見えます。像を見ながら右側の距離(フィート法)が記されたダイアルを廻して調節していくと、像が重なって一つに見えます。その時のダイアルの距離の数値とカメラ側のダイアルの数値とを手動で合わせます。カメラ側の距離もフィート表示なので、メートルとフィートを換算せずとも、距離計の数値をそのまま写せば良いのです。そういう意味ではこの距離計で数値を読み取る事は、メートル法に慣れている場合(私も含めて)、距離換算しなくて済む分楽になるというメリットはありますね。 それよりも、まずはこの距離計を装着した時のフォルムが、すごく可愛いです。 なんだかET(そういう映画がありましたよね。)みたいで、とても可愛いです。 SILETTEで撮影した画像は、ここではご法度な様ですので、インスタの方に後日ご紹介致しますm(_ _)m
Agfa SILETTE 過去にインターネットに、投稿していた記事の転用です。若干修正しています。 今まで使ってきたカメラについて、多大なる恩恵を受けてきた者として、なるべく少しずに書きとどめて、残しておこうと思っています。 基本的に、私は「撮る事を遊べるカメラ」が好きなのだと思います。 今回は ドイツの庶民的カメラ、Agfa SILETTE(アグファ ジレッテ)をご紹介します。 私のAgfa SILETTEは、こんな感じです。 SILETTEにはいろいろ種類があるようですが、私のSILETTEはとってもシンプルでした。 距離計も、露出計もありません。距離を自分で測り、露出も自分で考える、全ての操作をマニュアルで行います。 勿論、デジタルカメラでもありません。戦後間もない頃のドイツの銀塩カメラです。135フル(35mm)ロールフィルムが使えます。 形では、コダックのシグネット35みたいなものや、ツアイス・イコンのコンタフレックス スーパーBCのような形が最初はいいなぁと思っていたのです。でもこのカメラを見て、古い時代のシンプルな形に惹かれました。 操作も、とっても簡単です。 レバー巻き上げ、ノブ巻き戻し。取説無しでフィルムを入れるまでは悩まずに出来ます。あえて、切り捨てれるものは切り捨てて。。。 そう考えて、よし! と、このカメラでじっくり撮ってみたいと思ったのです。(時間を見つけては取りだしてSILETTEのお掃除をしていましたら、ピッカピッカの美品になりました。)   レンズは、Agfa COLOR-AGNOR 45mm f2.8。 明るくて価格の割にはとても良いレンズです。ファインダーは筒抜け、つまり構図確認用?に見るだけの為に付いているようなものです。ファインダーを覗いても、電動式ではないので、距離も露出も全く連動しません。全てをレンズ周りのダイアルを操作して、自分で決めなければいけないのです。 70年以上前の人たちはこうやって撮影していたのですね。 シャッターはB(バルブ)、1/25、1/50、1/200 「VARIO」とあります。 VARIOについて、以前調べた事があります。 初期型は2枚羽根のエバーセット式、1/25~1/100秒で、1910頃に登場したそうです。後にはリムセットに改良されて、最高1/125秒のものも出てきたらしいとか。戦後は最高1/200秒となり、60年代まで作られてきたそうです。(参考:クラシックカメラ雑学ノート/佐々木 果 著/ダイアモンド社)。 この説明を読む限り、私のSiletteは、シャッター速度が最高1/200秒になっていますので、戦後の時代のカメラだというのがシャッターから分かります。 ※後日距離計を購入しました。アクセサリシューに距離計を装着しました。 この距離計は、二重像合致式です。と言っても、距離計を装着しても勿論カメラと連動はしません。本当に全てが手動なので、結局のところ目測とあまり変わりませんが、というかパンフォーカスの場合は目測のほうが速いくらいです。けれど、3mとか4mとかの微妙な距離の場合だと距離感覚の目安にはなります。 距離の測定方法:後ろの左側にある丸い小さな穴を覗くと像が2重にダブって見えます。像を見ながら右側の距離(フィート法)が記されたダイアルを廻して調節していくと、像が重なって一つに見えます。その時のダイアルの距離の数値とカメラ側のダイアルの数値とを手動で合わせます。カメラ側の距離もフィート表示なので、メートルとフィートを換算せずとも、距離計の数値をそのまま写せば良いのです。そういう意味ではこの距離計で数値を読み取る事は、メートル法に慣れている場合(私も含めて)、距離換算しなくて済む分楽になるというメリットはありますね。 それよりも、まずはこの距離計を装着した時のフォルムが、すごく可愛いです。 なんだかET(そういう映画がありましたよね。)みたいで、とても可愛いです。 SILETTEで撮影した画像は、ここではご法度な様ですので、インスタの方に後日ご紹介致しますm(_ _)m
faun
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祖父の形見の本棚の一角は、すきなものをささやかに飾っています。 文庫本、 銀塩カメラ、 手の形の古い花瓶、 指輪、 昆虫標本、 鉱石、 化石、 旅先で拾った石や貝殻、 外国の紙幣とコイン。
祖父の形見の本棚の一角は、すきなものをささやかに飾っています。 文庫本、 銀塩カメラ、 手の形の古い花瓶、 指輪、 昆虫標本、 鉱石、 化石、 旅先で拾った石や貝殻、 外国の紙幣とコイン。
yuumi
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TSURUMAKIさんの実例写真
デスクのカメラ 調整とメンテをすれば使えます^_^
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TSURUMAKI
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634maさんの実例写真
高校生の頃、父に買ってもらった初めての一眼レフカメラ。まだ稼働できるはずだけど、大切に飾っています。
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634ma
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Agfa SILETTE 過去にインターネットに、投稿していた記事の転用です。若干修正しています。 今まで使ってきたカメラについて、多大なる恩恵を受けてきた者として、なるべく少しずに書きとどめて、残しておこうと思っています。 基本的に、私は「撮る事を遊べるカメラ」が好きなのだと思います。 今回は ドイツの庶民的カメラ、Agfa SILETTE(アグファ ジレッテ)をご紹介します。 私のAgfa SILETTEは、こんな感じです。 SILETTEにはいろいろ種類があるようですが、私のSILETTEはとってもシンプルでした。 距離計も、露出計もありません。距離を自分で測り、露出も自分で考える、全ての操作をマニュアルで行います。 勿論、デジタルカメラでもありません。戦後間もない頃のドイツの銀塩カメラです。135フル(35mm)ロールフィルムが使えます。 形では、コダックのシグネット35みたいなものや、ツアイス・イコンのコンタフレックス スーパーBCのような形が最初はいいなぁと思っていたのです。でもこのカメラを見て、古い時代のシンプルな形に惹かれました。 操作も、とっても簡単です。 レバー巻き上げ、ノブ巻き戻し。取説無しでフィルムを入れるまでは悩まずに出来ます。あえて、切り捨てれるものは切り捨てて。。。 そう考えて、よし! と、このカメラでじっくり撮ってみたいと思ったのです。(時間を見つけては取りだしてSILETTEのお掃除をしていましたら、ピッカピッカの美品になりました。)   レンズは、Agfa COLOR-AGNOR 45mm f2.8。 明るくて価格の割にはとても良いレンズです。ファインダーは筒抜け、つまり構図確認用?に見るだけの為に付いているようなものです。ファインダーを覗いても、電動式ではないので、距離も露出も全く連動しません。全てをレンズ周りのダイアルを操作して、自分で決めなければいけないのです。 70年以上前の人たちはこうやって撮影していたのですね。 シャッターはB(バルブ)、1/25、1/50、1/200 「VARIO」とあります。 VARIOについて、以前調べた事があります。 初期型は2枚羽根のエバーセット式、1/25~1/100秒で、1910頃に登場したそうです。後にはリムセットに改良されて、最高1/125秒のものも出てきたらしいとか。戦後は最高1/200秒となり、60年代まで作られてきたそうです。(参考:クラシックカメラ雑学ノート/佐々木 果 著/ダイアモンド社)。 この説明を読む限り、私のSiletteは、シャッター速度が最高1/200秒になっていますので、戦後の時代のカメラだというのがシャッターから分かります。 ※後日距離計を購入しました。アクセサリシューに距離計を装着しました。 この距離計は、二重像合致式です。と言っても、距離計を装着しても勿論カメラと連動はしません。本当に全てが手動なので、結局のところ目測とあまり変わりませんが、というかパンフォーカスの場合は目測のほうが速いくらいです。けれど、3mとか4mとかの微妙な距離の場合だと距離感覚の目安にはなります。 距離の測定方法:後ろの左側にある丸い小さな穴を覗くと像が2重にダブって見えます。像を見ながら右側の距離(フィート法)が記されたダイアルを廻して調節していくと、像が重なって一つに見えます。その時のダイアルの距離の数値とカメラ側のダイアルの数値とを手動で合わせます。カメラ側の距離もフィート表示なので、メートルとフィートを換算せずとも、距離計の数値をそのまま写せば良いのです。そういう意味ではこの距離計で数値を読み取る事は、メートル法に慣れている場合(私も含めて)、距離換算しなくて済む分楽になるというメリットはありますね。 それよりも、まずはこの距離計を装着した時のフォルムが、すごく可愛いです。 なんだかET(そういう映画がありましたよね。)みたいで、とても可愛いです。 SILETTEで撮影した画像は、ここではご法度な様ですので、インスタの方に後日ご紹介致しますm(_ _)m
Agfa SILETTE 過去にインターネットに、投稿していた記事の転用です。若干修正しています。 今まで使ってきたカメラについて、多大なる恩恵を受けてきた者として、なるべく少しずに書きとどめて、残しておこうと思っています。 基本的に、私は「撮る事を遊べるカメラ」が好きなのだと思います。 今回は ドイツの庶民的カメラ、Agfa SILETTE(アグファ ジレッテ)をご紹介します。 私のAgfa SILETTEは、こんな感じです。 SILETTEにはいろいろ種類があるようですが、私のSILETTEはとってもシンプルでした。 距離計も、露出計もありません。距離を自分で測り、露出も自分で考える、全ての操作をマニュアルで行います。 勿論、デジタルカメラでもありません。戦後間もない頃のドイツの銀塩カメラです。135フル(35mm)ロールフィルムが使えます。 形では、コダックのシグネット35みたいなものや、ツアイス・イコンのコンタフレックス スーパーBCのような形が最初はいいなぁと思っていたのです。でもこのカメラを見て、古い時代のシンプルな形に惹かれました。 操作も、とっても簡単です。 レバー巻き上げ、ノブ巻き戻し。取説無しでフィルムを入れるまでは悩まずに出来ます。あえて、切り捨てれるものは切り捨てて。。。 そう考えて、よし! と、このカメラでじっくり撮ってみたいと思ったのです。(時間を見つけては取りだしてSILETTEのお掃除をしていましたら、ピッカピッカの美品になりました。)   レンズは、Agfa COLOR-AGNOR 45mm f2.8。 明るくて価格の割にはとても良いレンズです。ファインダーは筒抜け、つまり構図確認用?に見るだけの為に付いているようなものです。ファインダーを覗いても、電動式ではないので、距離も露出も全く連動しません。全てをレンズ周りのダイアルを操作して、自分で決めなければいけないのです。 70年以上前の人たちはこうやって撮影していたのですね。 シャッターはB(バルブ)、1/25、1/50、1/200 「VARIO」とあります。 VARIOについて、以前調べた事があります。 初期型は2枚羽根のエバーセット式、1/25~1/100秒で、1910頃に登場したそうです。後にはリムセットに改良されて、最高1/125秒のものも出てきたらしいとか。戦後は最高1/200秒となり、60年代まで作られてきたそうです。(参考:クラシックカメラ雑学ノート/佐々木 果 著/ダイアモンド社)。 この説明を読む限り、私のSiletteは、シャッター速度が最高1/200秒になっていますので、戦後の時代のカメラだというのがシャッターから分かります。 ※後日距離計を購入しました。アクセサリシューに距離計を装着しました。 この距離計は、二重像合致式です。と言っても、距離計を装着しても勿論カメラと連動はしません。本当に全てが手動なので、結局のところ目測とあまり変わりませんが、というかパンフォーカスの場合は目測のほうが速いくらいです。けれど、3mとか4mとかの微妙な距離の場合だと距離感覚の目安にはなります。 距離の測定方法:後ろの左側にある丸い小さな穴を覗くと像が2重にダブって見えます。像を見ながら右側の距離(フィート法)が記されたダイアルを廻して調節していくと、像が重なって一つに見えます。その時のダイアルの距離の数値とカメラ側のダイアルの数値とを手動で合わせます。カメラ側の距離もフィート表示なので、メートルとフィートを換算せずとも、距離計の数値をそのまま写せば良いのです。そういう意味ではこの距離計で数値を読み取る事は、メートル法に慣れている場合(私も含めて)、距離換算しなくて済む分楽になるというメリットはありますね。 それよりも、まずはこの距離計を装着した時のフォルムが、すごく可愛いです。 なんだかET(そういう映画がありましたよね。)みたいで、とても可愛いです。 SILETTEで撮影した画像は、ここではご法度な様ですので、インスタの方に後日ご紹介致しますm(_ _)m
faun
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祖父の形見の本棚の一角は、すきなものをささやかに飾っています。 文庫本、 銀塩カメラ、 手の形の古い花瓶、 指輪、 昆虫標本、 鉱石、 化石、 旅先で拾った石や貝殻、 外国の紙幣とコイン。
祖父の形見の本棚の一角は、すきなものをささやかに飾っています。 文庫本、 銀塩カメラ、 手の形の古い花瓶、 指輪、 昆虫標本、 鉱石、 化石、 旅先で拾った石や貝殻、 外国の紙幣とコイン。
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デスクのカメラ 調整とメンテをすれば使えます^_^
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TSURUMAKI
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高校生の頃、父に買ってもらった初めての一眼レフカメラ。まだ稼働できるはずだけど、大切に飾っています。
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