なかなか思うような広いお家に住めることが少ない日本。その中でも特に狭小住宅の場合は、きっと大変なはずと思った方、こちらのお宅のように工夫次第でとっても快適に素晴らしい住居環境にできるんですよ。狭いからと諦めないで、コツをつかんでしまいましょ♪
狭小住宅とは
狭小住宅とは、一般的には15坪以下の土地に建てられた建物のことをいいます。地価が高い都会で購入しやすい土地となるので人気があるそう。特に狭小住宅を建てる方は意識が高いそうなので、素敵なお家も多いそうです。
工夫がいっぱいつまってます
こちらは、RoomClipの狭小住宅コンテストの「ベスト狭小住宅賞受賞」のお部屋。工夫次第で15坪以下でもこんなに広く見せることができるんです。お部屋にも、自転車をつるす、使わない椅子はスタッキングにするなどの細かい工夫も随所にみられます。
隙間を活かす
狭小住宅ほどアイデアが生きてくるので、コーデのやりがいがあります。コツはやはり隙間をくまなく活かすこと。必要な空間、余白は残しつつ、視界に入らない階段の下、ベッドの下、棚の上を無駄なく活用しましょう。
階段下も立派な書斎になります
リビングにあると、ついつい雑然としてしまう書類関係を階段下スペースにぎゅっと詰めて、リビングを有効活用できます。天井高は低くなりますが、座って作業することが多い書類整理の場所にしてしまえば、そんなに不便は感じません。
隙間を綺麗に活用
こちらは、下駄箱下。下駄箱の下にある隙間を活用した例。よく、その隙間を活かして砂利をひいたり風情をだしたりしますが、狭小住宅では、ここもしっかり収納活用。同じ仕様のカゴを並べるからきれいに収納スペースを広げられます。
ベッド下も使えます
ベッドの下に収納ケースが入らないほどの隙間しかなくても、しっかり活用できますよ。こちらはDIYされたもの。かさばるものだけど、そこそこの頻度で使うというものなどをしまうのに最適な場所。板にキャスターつけるだけと簡単なので試してみては♪
間仕切りを外す
限られた空間を広くみせるには、さえぎるものを排除するのが一番。例えば、思い切って間仕切りを外すのも一つの方法です。構造に影響のない範囲で、余計な間仕切りを外して、広い視界を確保しましょ♪
間仕切りを外せばこんなに解放感がでます
階段の間仕切りもはずし、ロフトも間仕切りのない解放感ある空間にすることで、縦に空間が広がり、実際よりも広くみえますよね。キッチンまわりを壁収納にしているのもすっきりみせるコツ。
ドアを外すだけでもOK
大きな壁間仕切りを外すことだけでなく、こんな風にお部屋のドアをなくすだけでも、抜け感がでるんです。キッチン奥に空間ができることで、視界に奥行きがでるんですよね。お部屋が丸見えになるので、かえって整理整頓に励むかも!?
和室もこんなにかわります
賃貸だからと諦めるのはまだ早いです。こちらのお部屋は和室をかわいくコーデ♪襖を外すだけでもお部屋が広くなりますが、自分が好きな壁紙ではりかえれば、こんなにかわいいお部屋に変身します。押入れをテーブルがわりにしてるのもアイデアですよね。
モノを減らす
限られた空間を有効に使うには、なんといってもモノがないほうがいいですよね。とはいえ、モノは勝手に増えますし、使わないつもりで捨てた直後に必要なシチェーションがあるとついつい減らすことに躊躇するもの。定期的にモノを見直して棚卸し整理するのがおすすめです。
ダイニングテーブルを減らす
このお部屋にはダイニングテーブルがありません。かわりに、カウンターテーブルを広めにつくり代用されています。よく外国でもカウンターテーブルで朝食をとってる場面をみることが多いですよね。実際、作る人との距離も近くなるし、配ぜんも効率的になるし、場所をとらないしでメリットも多いです。
モノがないって素敵
リビングには最低限の家具だけ置くとこんなに気持ちのいい空間になります。ティッシュ、リモコン、ペンや書類・・・・といった小物がすべて壁収納に綺麗に収まっているので、まったく雑然としません。
キッズルームもすっきり
ついつい、かさばる玩具やカラフルな玩具でゴチャゴチャしがちなキッズルームも、置くモノを厳選すればこんなにすっきり見えます。お子様の興味はかわりやすいもの。長く使う玩具のみ定位置を決めてあげて、それ以外のものは入れ替え可能な箱にがさっといれて、定期的に中のものを減らしていくといいかも。
以前、同じ値段の建物で世界各国の比較がありましたが日本が一番狭い建物でした。そんな日本にいる限り、狭い環境がスタンダードなわけですから、狭い狭いと嘆く必要はありません。賢く工夫して快適な空間にし生活を楽しみましょう!
RoomClipには、インテリア上級者の「狭小住宅」のオシャレなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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