アートなDIY作品を数々生み出されている、RoomClipユーザーのMikioさん。今回はそんなMikioさんに、100均紙粘土で作れる彫刻風アートを教えていただきました。勉強するお子さんの隣で挑戦すれば、「パパ(ママ)すごーい☆」という羨望の眼差しを注がれること間違いなしです!
教えてくれた人

狭小マンションのパパ部屋だけを、セルフリノベする許可をもらい、コツコツと慣れないDIYを楽しんでいます。 もっぱらお金をかけずに、部屋の雰囲気にあった雑貨なども手作りし始めました。 お粘土お兄さん(?)を目指して、修行中です☆
早速作ってみましょう♪
用意するもの

- 紙粘土...セリアのカラー紙粘土(白)
- ワイヤー...15cmにカットしたもの2本
- 爪楊枝...造作時のヘラとして使用
- 竹串...着色時、乾燥時のスタンド兼ピック
- アクリル絵の具...白、クリームイエロー
- 木工用ボンド...速乾のもの
- 水性ニス...クリア、つや出し、つや消し
- 題材のスケッチ...ひと手間増えますが、これをやるとイメージが固まるため、造作のできが格段に上がるんです!
※材料は、すべて100均で揃います
※完成時の全長...約10センチ
STEP1

【土台】
まずは、骨組みとして15センチ程にカットしたワイヤーを、写真のようにクロスさせてねじります。
ねじれた部分が胴体、そこから延びる4本が足と言った形です。
前足部5センチ、胴体部5センチ、後足部5センチ
にするとバランスが良いです。
STEP2

【ポージング】
次に足の部分を、好きなポージングになるよう曲げて調節します。
ポージングが決まったら、それぞれの足に薄くボンドを塗り、粘土を貼り付けてください。
※この状態で半乾きになるまで少し乾燥させてください。肉付けするときに定着しやすくなります。
STEP3

【肉付け】
いよいよ本格的に造形を始めます。
肉付けしたい部分にあらかじめボンドを塗ります。
およその量を団子状にして貼り付け、形作っていきます。
※筋肉の凹凸などは、爪楊枝で「彫る」のではなく、押さえつけてから低い方へ粘土を寄せていくようにコロコロしてやると上手くいきます。
STEP4

頭・首と羽、尻尾は、それぞれ別で作成しておきます。
つなぎ目にボンドを着け、各部位を接合していきます。
※接合部分は爪楊枝を使い、擦りつけるようして、なじませてください。
STEP5
しっかりと乾燥させたら、質感を損なわない程度にサンドペーパーで表面仕上げをします。 400番〜1200番ぐらいまでを使ってください。 ここまでやるとかなりツルツルになります。
STEP6

【着色・保護】
最後に着色ですが、まず、陰になる部分に大ざっぱにクリームイエローで着色します。仕上げに白を乗せて、粘土の上で直接混ぜながらぼかすようになじませてください。
絵の具が乾いたら、最後に、つや出しニスを薄く2度塗り。つや消しを一度塗りします。これで保護すると同時に、より立体感と深みを出すことができるんです。
以上!彫刻風ペガサスの完成です。
100均材料で挑む本格アート!

Mikioさんの手にかかると、100均材料たちが本格アートに大変身します。日頃から、なるべくお金をかけないDIYを心がけているMikioさんの経験とテクニックの成せる技ですね。今回教えていただいた、Mikioさん流のコツやポイントを押さえて、お子様を「アッ!」と言わせる紙粘土細工に挑戦してみてはいかがでしょうか?
お子さんと肩を並べて、試行錯誤するのもきっと楽しいはずです。
※もちろん、お子様以外の方へのサプライズアートにも◎。
ワンポイントアドバイス
- 造作中は、ボンドが手につかないように注意してください。ゴワゴワして作業がやりにくくなります。
- ペーパーで削るときはしっかり乾かしてから‼半乾きだと握っているところが変形してしまいます。
- ニス塗りは、薄く根気よく、最低でも2度塗りを!厚塗りするとブヨブヨし、気泡が入って仕上がりが汚くなります。
Mikioさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!