リビングとつながりを持たせたオープンキッチンが主流の現在、キッチンスペースはインテリアの要と言っても過言ではありません!おしゃれでかっこよくて使いやすいキッチンが欲しい!でも予算も気になるところ。4つのタイプで見る11例のキッチンから、あなたの”憧れキッチン”探してみませんか?
定番I型キッチンはコスパに優れたフレキシブルキッチン!
キッチンといえば定番のI型キッチンは、メーカーが価格を抑えて設定していることが多く、最もコスパが高いキッチンです。壁付けなら背面や側面の部材が不要で、その分費用が安くなるというカラクリも。対面式やアイランド風に設置することももちろん可能。まさにフレキシブルなキッチンなんです。
クールでお掃除しやすい壁付けI型キッチン
清潔感あるステンレスと高級感ある木目がクールでかっこいい壁付けキッチンです。 壁付けのメリットは、オープンキッチンと違い、水はねや油汚れなどが飛び散らず壁でガードできる点。お掃除のしやすいキッチンとも言えますね。
使い勝手とコスパに優れた対面I型キッチン
対面I型キッチンは分譲戸建て、マンションなどで人気のスタイルです。作業スペースの全面がオープンになっているのでリビングとのつながりが持て、開放感あるキッチンスペースにすることができます。加熱機器部分に壁があるので、油はねが気にならないのもよいですね。
I型キッチンでおしゃれなアイランド型に
I型キッチンを使っておしゃれなアイランドキッチンにした例です。低い壁でキッチンの周囲を取り囲んで設置しているので、水はねや油はねの心配も少ないですね。レンジフードは壁ではなく天井付けタイプのアイランド用を使用しています。
憧れキッチンNo.1!アイランドキッチンの魅力と機能
アイランドキッチンという言葉もすっかり定着して、おしゃれなお家=アイランドキッチン、とイメージされる方も多いのでは。一度はみんなが憧れるアイランドキッチン。キッチンがアイランド(島)のように壁から離れて独立っしているものの事を言います。一口にアイランドと言っても大きく2種ありますのでチェック!
すっきりデザインの家具のような一体型アイランドキッチン
置き家具のように壁から離れて設置されたアイランドキッチン。開放感あるキッチンスペースはリビングとの隔たりがまったくなく、おしゃれですよね。このようにシンクとガス・IHが一列に並んだ一体型タイプが一般的なアイランドキッチンです。
作業スペースを分けた分離型アイランドキッチン
シンク部分のみをアイランドにした分離型のアイランドキッチン。火廻りの油はねが気になる方や作業スペースを広く取りたい方におススメです。アイランドキッチンの上部には収納がないことが多いですが、写真のお宅ではおしゃれな工夫がされていて、使いやすそうですね。
アイランドより省スペースでおしゃれを実現!ペニンシュラキッチン
よく”アイランドキッチン”と紹介されているものの中に、片側が壁に設置されているタイプのキッチンがありますが、業界ではこのタイプを「ペニンシュラ(半島)キッチン」と呼んでいます。片側を壁につけることで、アイランドでは両側に必要となる通路幅が片側のみとなり、省スペースで設置可能となります。
片側を壁付けにするペニンシュラキッチンの基本
開放感あるペニンシュラキッチンです。片側が壁面なので、アイランドと違いレンジフードを天井にではなく壁に設置できます。写真のようにアイランドやペニンシュラキッチンには火廻りの油とびを防ぐ「オイルガード」を設置することができます。
デザイン性と機能性を兼ね備えたペニンシュラ型キッチン
対面のI型キッチンのように、ペニンシュラキッチンでは加熱機器スペース前には壁を設けることもできます。広々としたワークトップは作業台としても、朝食カウンターとしても使いやすく、お掃除もさっと拭けて、楽そうですね。
人気のダイニングと一体化したペニンシュラ型キッチン
モデルルームや海外のキッチン例でも、最近よく見かけるのがこの設置方法。ペニンシュラキッチンの延長上にダイニングテーブルを一列に並べるレイアウトです。配膳が楽なほか、ダイニングテーブルも作業台として使えるメリットがあります。
作業効率バツグン!L型キッチンも見逃せません
キッチンの作業効率の良さを図る指標として、「ワークトライアングル」という言葉があります。シンク、加熱機器、冷蔵庫の三点を結んでできる三角形が、正三角形に近いほど使いやすいキッチン、と言われています。このワークトライアングルを一番キレイにつくれるのがこのL型キッチンです。
シンク側をオープンにしたL型キッチン
シンク側をオープンになったL型キッチンは作業効率がよくて、開放感もあり使い勝手がよさそうですね。コーナー部分にちょっとした家電や調味料を置くスペースが確保できるのも魅力です。コーナー部分の収納は、回転棚だったり引き出しだったり、各メーカーいろいろな工夫がなされれいます。
吊戸は最小限にしたオープンなL型キッチン
厚みのあるステンレス天板とタテ使いの大柄な木目がスタイリッシュなこちらのL型キッチンは、さえぎる壁や邪魔な吊り戸は取っ払って、開放感ある仕上がりになっています。アイランドやペニンシュラと違い、壁面が有効活用できるのもL型キッチンの魅力です。
海外のキッチンに多い、L型+アイランド作業台
さわやかな白でまとめられたこちらのキッチンは、L型キッチン+アイランド作業台という、海外キッチンでよく見られるレイアウトになっています。作業台の下はゴミスペースになっているそうで、家族みんなでお料理したり、お友達を呼んでお菓子作りしたり、夢が広がりますね。
キッチン選びの基本となる4つのタイプをご紹介しましたが、理想のキッチンは見つかりましたでしょうか?同じタイプのキッチンでも、扉のカラーや天板の素材を替えるとイメージも変わりますので、自分好みの憧れキッチンを探してくださいね。