「すっきりモダンに、全てがスムーズに行くキッチン」 by shunrikoさん

「すっきりモダンに、全てがスムーズに行くキッチン」 by shunrikoさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、明るさと落ち着きが心地よい暮らしづくりをされているshunrikoさんに、メンテナンスリフォームをされたキッチンのこだわりやポイントを教えていただきました。

子どもが独立して夫婦だけの生活になり、築25年のキッチン&リビングをメンテナンスリフォームしました。週末などに2人の時間が増えたので、ゆっくり楽しく過ごせる場所にしたいです。お料理が得意ではないので、要領よく動けるキッチンで少しでも腕が上がればいいなと期待しています。独立した子どもたちも喜んで遊びに来てくれたらうれしいです。

スッキリ明るく、暮らしやすく

shunrikoさん宅のキッチンは、すっと視線が通るシンプルでモダンな空間です。ダイニングにもアクセスしやすいから、料理→食事→片付けの連携もきっと抜群。個室感のある配置になっていますが、シンクの前に窓があるから明るく爽やかな気持ちで過ごすことができそうなのも魅力です。まずは、キッチンづくりにおいて大切にしたことやこだわりをお伺いしました。

shunrikoさん

「キッチンからダイニング、リビングまで一体にしました。収納重視でスッキリさせて、動きやすさと明るくあたたかな雰囲気を大切にしています。」

ほんのりとした繋がりがちょうどいいL字型LDK

間取り図を拝見すると、shunrikoさん宅のLDKはL字型であることが分かります。キッチンはその短い辺の部分。対面スタイルではなく、壁で仕切ったうえでリビングに背を向ける形の壁付けI型が採用されています。こうして書くと、独立した存在のように感じられるかもしれません。しかしながら実際は、横並びに配置したダイニングに対しては大きな間口でシームレスに繋がっているし、その分リビング側からも作業する背中をチラリと捉えることができるんです。全体がほんのりと心地良く繋がっている、ちょうどいい具合。生活にメリハリをつけたい方や、作業に集中はしたいけれど周りの気配を遮断はしたくないと考えている方にもおすすめのカタチだと思います。

そしてここからは、メンテナンスリフォームでの工夫やより使いやすくアップデートするためのアイデアなど、shunrikoさんイチオシのポイントを3つご紹介いただきます。さっそくチェックしていきましょう♪

キーワード1 空間全体の調和と明るくあたたかい雰囲気をつくる工夫

shunrikoさん

「キッチンからダイニングへの動線を一直線にしています。さらに、床と同じ木目調の色でキッチンと背面収納を統一することでLDK全体の調和をとりました。リビング側からのキッチンの見え方も意識しています。」

キーワード2 背面をフル活用できる、こだわりの収納計画

shunrikoさん

「我が家は食器が多いんです。そこで、すっきりしまえる収納力重視でカップボードの形を考えました。ゴミ箱が収納できるオープンスペースも設けて、冷蔵庫の横を最大限活用しています。カウンター上の吊り戸棚が2段で使いやすいのも、背面収納で気に入っているポイント。ライン取手を採用したため、スッキリとして少し広くなりました。」

キーワード3 2人並んでも大丈夫な、快適作業スペース

shunrikoさん

「シンク、作業台、コンロ下に2段の引き出しがあるキッチンを選びました。おかげで、作業しやすい場所に調理器具を収納できます。ワークトップはステンレスが好みで、シンクに補助的パレットを置いています。洗い物をするときは、パレットを外して横に置き、鍋などの水切りに活用。やや狭いキッチンではありますが、2人並んでの作業も可能です。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

shunrikoさん

「キッチンで自分がどのように動きたいか、どんな雰囲気が好きかを分析すれば、形や色、動線、収納の理想的な状態が見えてくると思います。私は、色々なメーカーのカタログを取り寄せて検討しました。最後はショールームに行って、実際に見て決めました。」

まとめ: もっとできる、もっと挑戦したくなる場所へ

shunrikoさんのキッチンは、ご夫婦の動きや暮らしの在り方にすっとシンクロします。使いたいものがタイミングよく最小限のアクションで手に取れたり、どこに何があるのか把握しやすい収納だったり、見通しまで良い生活動線だったり、とにかくすべてがスムーズに運びそう。そんな快適を叶えるには、まずは自己分析が大切なのですね。次に、できるだけ多くの可能性に触れて、見て、イメージをより具体的に育てていくのがshunrikoさん流。

正解は人それぞれ違います。重視したいことも、もちろん人それぞれです。だからぜひ、自分や家族の希望や抱えているストレスと向き合って、『こうだったらうれしいな』という要素を一つでも多く含んだキッチンを目指してみるのが良いのではないでしょうか?それが叶った場所でなら、きっとそれまでよりできることも、してみたいことも増えます。それは、毎日のハリになるはず。ぜひ今回教えていただいたアイデアやアドバイスを、いきいきとした毎日を手に入れるヒントにしてみてください。


shunrikoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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