連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.060 2017年4月23日更新

無駄なく、品よく、美しい。佇まいで魅せる塩系スタイル〜YOHKOさん〜［連載：RoomClip_新人ユーザー紹介］

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、モノトーンと無機質を中心にした、スタイリッシュな塩系インテリアで暮らしをシンプルに楽しまれているYOHKOさんと、そのお住まいをご紹介します。上品な高級感のある、ゆったりとした空間づかいも必見です。

今回ご紹介するのはこの方です！

YOHKOさん

丘にある小さな1LDKSハウスで家族仲良く暮らしています。シンプルなものが大好きです。よろしくお願いします。

豊かな自然と都会的なムードが出会う、スタイリッシュな住まい

「必要」なものだけで作り出す、凛と美しい佇まい

YOHKOさんのお宅は、打ちっぱなしがモダンな２階建て1LDK＋Sです。凛とスタイリッシュな空間に、美しい佇まいのファニチャーを合わせた、シンプルで都会的な塩系インテリアが特徴的。１階全体を使ったLDKは、広々と開放感あふれる空間です。キッチン、ソファ、テーブル、本当に「必要」なものだけがバランスよく置かた姿には、羨ましいくらいの「贅沢さ」すら感じます。

大きな窓から臨む景色と吹き抜けが、心地よくナチュラルな開放感の源。しかしそれだけではありません。ロータイプのファニチャーを意識的に配置する、YOHKOさんのインテリアコーディネートもまた、空間の広さや開放感を演出するファクターとなっています。

YOHKOさんのインテリアで、もう一つ気になるのが、生活感のなさではないでしょうか。リビングでは、四角く大きなローテーブルの中に、リモコンやお子さんのおもちゃといった、本来目につくであろう生活感が収納されているのだそう。空間全体に無駄がないから、必要なアイテムたちの放つ美しい存在感が、一層引き立っているのですね。1つで何役もこなす、シンプルな優等生を見出すのもまた、センスではないでしょうか。

インテリアとして完成度の高いキッチン

LDKの生活感のなさの決め手は、こちらのダイニング一体型キッチンではないでしょうか。フラットな壁付L字型のキッチンに、アイランド状にダイニングテーブルを合わせたスタイルは、どこまでも機能的でスマートです。ナチュラルな木の収納とエッジの利いた黒タイルトップのバランスも、スタイリッシュなインテリアにベストマッチしています。

キッチンで活躍するアイテムたちも、ミニマルで美しいフォルムのものばかりのようです。シルバー系の食器や家電は、こうして表に出ていてもスタイリッシュなムードにしっくり馴染んでいます。『本当は白が好きなのに、LDKにはシルバーなものが増えていく……』とYOHKOさんは言います。それは、自然と「様」になるものを選んでいる結果なのかもしれません。

ホテルライクなプライベートスペース

リビングから階段を上っていくと、清潔感たっぷりの白い寝室がありました。抜けるような白いリネンと、打ちっぱなしの壁のコントラストが絶妙です。そればかりだと、冷たい印象になってしまいそうですが、温かみのある間接照明や深みのあるフローリングの木目が、心地よく中和しています。すっきりとシンプルに、そして品よく整ったベッド……まるでホテルのホスピタリティーに近いものを感じませんか？

寝室を越えた先にある洗面スペースは、さらにホテルライクです。大きな鏡とチェストを兼ねた洗面台は、個人の住宅の規模としては異例ではないでしょうか。さらに奥には、景色を眺めながらバスタイムを楽しめる浴室まであります。悠々とスマートにスタイリッシュを楽しむ1階、贅沢に安らぎを満喫できる2階、無駄のない間取りだからこそ、こうしたメリハリが際立ちます。YOHKOさんのお宅には、もう一つ寝室の横にサービスルームがあります。今は、納戸として使われているそうですが、いずれお子さんの部屋となる予定とのこと。そうなったとき、どんな子供部屋が生まれるのかも、実に楽しみです。