暖かい日が増えてきて、そろそろ冬服をしまうころ。
でも、衣類の収納には色々な悩みがつきもの。「クローゼットが狭くて衣類が入り切らない……」「せっかく収納したけど、いざ必要なときに出しにくい!」といった不満を持っている人も多いはず。
実際、日用品メーカーのエステーさんが実施した衣類収納についてのアンケートでも、この2つの悩みがトップ2だったそうです。
そろそろ衣替え!でも衣類収納ってどうすればいいの?

今回は、RoomClipのユーザーさんで整理収納アドバイザーでもあるa.organizeさんに、エステーさんの衣類収納グッズ「ムシューダまとめて防虫カバー」と「ムシューダ圧縮パック衣類用」を使いながら、衣類収納のコツを4つに絞って教えてもらいました!
さらにはRoomClipユーザーさんたちが実践している収納術もまとめています!これを機会に今年は衣替えに力を入れてみてはいかがでしょうか。
整理収納アドバイザーa.orgnizeさんの衣類収納術
コツ①:「収納」の前に、「整理」が一番大事!

衣類収納は色々な悩みがありますが、どうやって解決していくのがいいのか悩んでしまいます。

収納を考えるときに忘れがちなんですが、とっても重要なのは「収納」の前の「整理」なんです。「整理収納」とよく言いますが、「収納」の前に「整理」がついているのって意味があるんです。

整理ですか?
a.organizeさんがまず重要だというのが、自分に必要なものを分別するという「整理」のところ。たしかにクローゼットは限られた空間なのに、洋服ってどうしても増えていきますよね。
こう言われてみれば、「クローゼットが狭い」っていう悩みがとても多いのは当たり前、というのは納得です。

衣類の整理には色々なやり方がありますが、基本的にはこの3年間で一度でも着たものと、一度も着なかったものを分けるのが良いと思います。そして、着なかったものはリサイクルなどして処分しましょう。

処分しちゃうんですか!?

そうですね。私も以前は200枚近くの服を持っていましたが、あるとき50枚にまで減らしました。その結果、なんと減らす前よりも「着るものがない!」って困ることがなくなりました。服が多すぎると逆に持っていることを忘れてしまっている服が結構あるんです。

なるほど!でもとはいえ覚悟がいりますね……。

そんな方には「保留」というカテゴリを作ることをおすすめしています。たとえば2年くらい着ていないけど、思い出があったり、高かったりして処分する勇気がないもの、それはワンクッション置くと冷静にみることができるようになりますよ。
まとめ
整理の段階では
- この3年で着たもの
- この3年で一度も着なかったもので、捨てられるもの
- この3年で一度も着なかったもので、捨てる覚悟がないもの
の3つに分けることがコツとなります。
コツ②:分類は頻度別に3分類、衣替えは2段階で

整理が終わることで、自分にとって必要な衣類の量が分かります。私は上記の作業を経て、自分に必要な分量が50枚だって分かりました。必要な量は人によって違いますが、大きく変化はしないものなので、その量を基準にして収納を考えていきます。

収納の前に、必要なモノを使う頻度によって分類していきます。私は3分類をおすすめしています。真冬にしか着ないモノ、真夏にしか着ないモノ、季節の端境期(はざかいき)に着るモノ、の3つです。端境期に着るものを春服と秋服に分けて、4分類にするのもありです。

3〜4分類というのがコツですね。

このときに、「吊り下げて収納する衣類」と、「畳んで収納する衣類」に分けてしまうのがいいです。畳む衣類のうち圧縮していいものは「ムシューダ圧縮パック衣類用」でグループごとにまとめていきましょう。防虫しながら衣類を約2分の1にまで圧縮できるので、かなりスッキリとコンパクトに収納できちゃいます。

なるほど。

衣替えも2回に分けてやるのがおすすめです。例えばこの時期には真冬の服をしまって、端境期の服を使いやすいところに、真夏の服をその次のところに配置する。その後、6月くらいにも衣替えをして、その際には夏服をメインの場所に、端境期の服を次の場所に、といった形です。 私は真冬の服を「ムシューダ圧縮パック衣類用」で圧縮しちゃいます。
まとめ
収納時の分類は着る時期や頻度別に分類するのがコツ。大分類としては
- 真冬にしか着ない服
- 真夏にしか着ない服
- 季節の端境期(はざかいき)に着る服
それぞれについて、「吊り下げて収納する衣類」と、「畳んで収納する衣類」にわけ、畳んで収納する衣類のうち圧縮していいものは「ムシューダ圧縮パック衣類用」でコンパクトにまとめていきましょう。
コツ③:クローゼットは高さ別に。圧縮パックとカバーを活用!

いよいよ収納です。これまでやった分類を元に、クローゼットの状況と、服の種類にあった形で収納していきます。前述の通り、圧縮していい服は圧縮パックに、吊り下げて収納する衣類は「ムシューダまとめて防虫カバー」に掛けて収納していきます。

クローゼットの中で意識するのは使用頻度です。使用頻度が高いものは、必ず取り出しやすい位置に置くこと。そうすることで、服選びの時短ができます。うちで言うと、①真ん中の一番取り出しやすい吊り下げ部分、②両端の取り出しにくい吊り下げ部分、③上下部、というのが取り出しやすい位置の順番になります。

確かにクローゼットは位置によって使いやすさが変わりますよね。

そうですね。一番取り出しやすい真ん中の吊り下げ部分に、その時期によく着るものをかけています。 クローゼットの上下のスペースには、その時期には着ない服をしまっています。そのようなシーズンオフの服は先ほど出た圧縮パックを使って収納ケースにしまっていますが、ただしまうだけではなく、タグを自作して中に入っているものを書いておけば、 次の衣替えの時も迷わず時短できます。

端境期の服は両端の吊り下げ部分にかけます。ただ、端境期の服は気温によって着たり着なかったりして管理も面倒ですよね。そんなときには、取り出しやすいカバーに収納することがおすすめです。 我が家でも使用しているエステーさんの「ムシューダまとめて防虫カバー」は、収納している間しっかり衣類のケアをしてくれるので、取り出してすぐ着ることができます。またファスナーが大きく開くので、さっと取り出せてとても便利です。

シーズンオフの服をここにいれても良さそうですね。

そうですね。シーズンオフのコートや普段着ない冠婚葬祭の服をカバーに入れても便利です。このカバーは、5~7着入るのですっきり整理できますし、次の衣替えシーズンに取り出すのも簡単ですよ。
まとめ
クローゼットの中を使いやすさ順に下記のようにエリア分けし、収納していく。
- 最も使いやすい真ん中の吊り下げ部分
- 次に使いやすい両サイドの吊り下げ部分
- 吊り下げ部分の上下部
衣類の収納方法に合わせて、「ムシューダまとめて防虫カバー」や「ムシューダ圧縮パック衣類用」などの収納グッズを使い分け、コツ②の頻度別分類に合わせたエリア分けを明確にしましょう。
コツ④:経験すれば分かる「虫食い対策」の重要性

たしかに虫食い対策って意外と衣類収納のときに忘れがちかと思いますが、a.organizeさんは以前から防虫についてはかなり意識されていたとか。

そうなんです。というのは痛い思いをしたからです(笑)。10年ほど前、とても高いブランド物のカシミアのコートを買いました。一張羅だからとても丁寧に着ていて、衣替えのときも、わざわざクリーニングに出して、クリーニング店から引き取ってそのまま、お店のカバーを付けて保管していました。

嫌な予感がしますね(笑)

次の年、着ようと思って出したら、ポツポツと線のようなものが入っていたんです。よくみたら、それが虫食いでした。クリーニングに出して、カバーを付けて収納しても、防虫対策をしていないと駄目なんだな、って実感しました。 それからは必ず全ての衣類収納には防虫をするようにしています。

経験して初めて実感したんですね。

そうなんです。防虫は、実は対策の必要性を実感する時って何かが起きてしまったときなんです。なので、経験者として、まだ虫食い対策をしていない人には「絶対に虫食い対策はしたほうがいいよ」と伝えるようにしています。
a.organizeさんは一度失敗してからやり始めたという「虫食い対策」。ムシューダの担当者さんによると、衣類を食べる虫は外から飛んできて、クローゼットの中で卵を産み付け、ふ化した幼虫が衣類を食べるんだそうです。そのため、どんなおうちでも衣類の虫食いは発生する可能性があるんだそうです。「人ごと」だと思わずに、きちんと防虫対策をすることで、大事な衣類をしっかり守りましょう。
また、衣替えや防虫対策には勘違いも多いそうです。代表的なものとしては「クリーニング店のビニールカバーを付けたまま収納している」「引き出し用の防虫剤を衣類の間や下に置いている」「圧縮袋を使用してたり、その中に引き出し用の防虫剤を入れておけば虫食い対策は大丈夫と思っている」といった内容だとか。ドキっとした人も多いのでは。
まとめ
- 虫食いは、どんなお家でも発生する。せっかくクリーニングをしても、虫食い対策をしておかないと虫食いは防げず、大切な衣類に穴があいてしまうかもしれない。
- クリーニング店のビニールカバーは通気性が悪くカビの原因となるので、クリーニングから返ってきた衣類はカバーをとる。
- 引き出し用の防虫剤は衣類の一番上に。正しい使用方法の確認を。
- 圧縮袋を使用していても、酸素がなくなっているわけではないので虫は生きていて、卵もかえる。引き出し用の防虫剤を入れても成分は広がらないので効果を発揮できない。
- 「ムシューダまとめて防虫カバー」と「ムシューダ圧縮パック衣類用」なら、収納をしながら虫食い対策も一緒に実現できる。
衣類収納と防虫を一緒に実現!ムシューダの衣類収納アイテムの特長って?
a.organizeさんがおすすめしていたように、エステーさんの「ムシューダまとめて防虫カバー」と「ムシューダ圧縮パック衣類用」なら、効率良く衣類収納を実現すると共に、わざわざ別の防虫グッズを使わなくても虫対策まで実現できちゃうのが大きな特長です。
ムシューダまとめて防虫カバー

ムシューダまとめて防虫カバーは、付属の防虫剤の防虫成分が、1年間効果を発揮し続けて、大切な衣類を虫から守ります。虫だけじゃなく、カビの発生も防ぎます。
虫食い、カビ、色あせ、ホコリをこのアイテムだけで対策できちゃいます。
カバーは前面がファスナーで開け閉め出来るので、出し入れもらくらく。全面マジックテープで簡単にしっかり取り付けられ、丈の長さが調節できるボタンも付いているんです。
こんな「ムシューダまとめて防虫カバー」を使うと、例えば「急なお呼ばれの前日準備で起こるちょっとした困りごと」が簡単に解決できちゃいます。分かりやすい動画も公開しているので是非見てみてくださいね♪
ムシューダ圧縮パック衣類用

「ムシューダ圧縮パック衣類用」は、2017年2月10日に発売された新商品!
付属の脱酸素剤が虫から衣類を守ってくれるんです。脱酸素剤はニオイがしないので、衣類を取り出してもニオイを気にせずきることができます。
「ムシューダ圧縮パック衣類用」は、みんなが悩む「収納スペースがない!」という困りごとをあっという間に解決してくれます。こちらも分かりやすい動画を公開中ですよ♪
RoomClipのムシューダを活用した衣類収納を見てみましょう
すでに多くのRoomClipユーザーさんたちが、「ムシューダまとめて防虫カバー」と「ムシューダ圧縮パック衣類用」を使って、衣替えを始めていますよ!