最近は100円ショップでも手に入る有孔ボード。字のごとく、木の板に等間隔で穴が空いた物ですが、活用法が多彩で最近はブームの兆しが・・・。有孔ボードを設置した後は、簡単に棚板やフックで収納箇所を増やせます。また収納以外にも、壁面をカジュアルに印象づけたり、音を吸収する効果も期待できます。
使い勝手が良くなる有孔ボードの設置場所
キッチンの場所によって、必要になる調理道具は違ってきます。そんな時は有孔ボードを設置して、その場所で必要な道具を待機させると使い勝手が格段によくなります。 有孔ボードを設置して、スペースを有効活用している実例をご紹介します。
軽めの鍋やレードル、油などはガスレンジ前
ガスレンジ前に設置した手作りの有孔ボードの棚には、赤い色が目を引く片手鍋や、黒の輪郭が引き立つデザイン性の高い鍋敷きなど、ガスレンジ周りで必要な道具がフックを利用してかけられています。
冷蔵庫横にはグラスや珈琲セットを待機
キッチンとダイニングの両方で使いたいなら
ダイニングで必要なグラスや珈琲セットは、カウンター上にあると便利ですよね!だけどカウンター上はスッキリさせたい・・・。そんな時には有孔ボードが活躍してくれます。 シンプルなデザインのグラスやマグカップを選べばゴチャつき感も無く、お洒落なインテリアに見えてきますよ。
個性的なカラーでキッチンを演出
有孔ボードといえば白のイメージですが、販売店へ行ってみるとカラーリングも豊富に取り揃えています。そんな白以外の有孔ボード使った実例や、好きな色に塗装された有孔ボードの利用法をご紹介します。
男前を目指すなら黒い有孔ボード
黒い有孔ボードと黒い棚板で、シンプルに統一されたお手製のカウンター。大きなカウンターの上には、毎日使う食器やカトラリーを1か所に集めているので、調理の時には大活躍しそうです。
自分で塗装してリバーシブルにしてみる
水色の有孔ボードを買って使っていたようですが、今は裏側を赤に塗ってリバーシブルで使っています。テーマを変えたくなった時に広い壁面の色を気軽に変更できるのは、リメイクや模様替えが趣味の方には嬉しいですよね♪
男前キッチンのポイント使いでブルーをチョイス
シンクの横の有孔ボードには、中身をステンシルしたブリキのバケツが3個並んでいます。口が広くて取り出しやすく補充もし易いから、マネしたいインテリア収納ですね。実用的なお洒落を楽しまれているのが、この写真から伝わってくるようです。
モダンなモノトーンキッチンを少し軽めに
賃貸でも可能な有孔ボード設置方法
「賃貸の我が家では、有孔ボードの設置なんて無理・・・」いえいえ、そんな事はありません。突っ張り棒の容量で壁面にネジや釘を好きに打てる柱を増設する。もしくは、壁面以外の場所に有孔ボードを設置するなど、部屋の壁を傷つけない実例をご紹介します。
ピラーブラケットと2×4で設置する方法
写真では市販されている『ピラーブラケット』と2×4(ツーバイフォー)材を使用して、有孔ボードを設置しています。ピラーブラケット以外にも『ディアウォール』でも柱の増設が可能なので、賃貸等で壁を傷つけたくない方にはこの設置方法をオススメします。
ディアウォールで設置する方法
こちらは市販されている『ディアウォール』という商品と2×4(ツーバイフォー)材で増設した柱に、有孔ボードを取り付けた例です。ディアウォールはホームセンターで1セット(柱1本分)1000円~1400円程度で販売されています。
家具を使った設置方法
玄関とキッチンを仕切る為に置かれたナチュラルなシェルフ。そのサイドに同じ色の有孔ボードをはめ込んでいるようですが、色が統一されているのでリメイクのようには見えない完璧さ。また、ゴムを利用して本を飾っているので、シェルフにぶつかったり動いたりしても、本が落ちる事はないようです。
ディアウォールやピラーブラケットを利用すれば、賃貸でも設置できる有孔ボード。キッチン以外にも色んな場所で ”見せる収納" や "雑貨の飾り付け" に活躍してくれます。収納が少ない場所にいかがですか?