本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回ご紹介するのは、大好きな古道具やドライフラワーで37m2のロフト付き1Rを、レディなシャビーシックスタイルでコーディネートされているMouさんです。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
この春から一人+1匹暮らしを始めました。 休日は姉のお店の「雑貨+アパレルshop」でバイヤー・プレスをしています。 1Rという限られた空間で自分の好きな「古道具+シャビー」を取り入れて、愛猫も住みやすい空間になる様なインテリアを日々楽しんでいます。
お住まい
- お住まいの地域: 愛知県
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 37m2
- 家賃: 51000円
- この家に住む人: 1人+1匹
- ご職業: 販売員
- 趣味: 旅行
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「1番の決め手は、ロフト下の広い収納スペースです。 ロフト付きということ自体も『部屋を有効活用できそうだな』と感じたので、選ぶポイントになりました。 また、1Rによくあるミニキッチンではなく、広いキッチンだったのもポイントの1つです。」
お部屋のこだわりを教えてください
「目指したのは『愛猫も落ち着ける自分らしい雑貨部屋』です。 デメリットである部屋の狭さ+賃貸をいかに住みよく自分らしくするかをテーマに部屋を作りました。 限られたスペースであるため、広さを感じさせる白をベースにシャビー風にまとめています。 また、自分の好きな古道具と雑貨を組み合わせたり、生活感が出ないように細かなものはカゴや木箱に入れて収納したりしています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「リビングのソファベッドです。食事はもちろん、読書や就寝など、ほとんどこのソファベッドで過ごしています。」
狭い+賃貸のデメリットをメリットに変える、自分らしい雑貨部屋【ここがポイント!僕&私の工夫】
①クローゼット扉→カーテンレール設置で生活感をオフ
「狭い部屋で生活感を出さないようにするのは大変です。
そこで、ロフト下のクローゼットの扉にカーテンレールを取り付け、お気に入りの布をカーテンに変えています。
ディアウォールで作った両サイドの柱をベースに、カーテンレールを取り付け、お気に入りの洋服やカバンなどは、あえて見せる収納として楽しんでいます。
」
②丸見えベランダ→目隠しラティスで楽しみプラス
「1階の部屋なので、目隠しと防犯をかねてラティスを設置しました。 設置する前までは、外が気になってカーテンも開けられなかったのですが、今は気持ち良さそうに日向ぼっこしている愛猫の姿を見ることもでき、癒しのスポットに……。 また、小さな小さなベランダガーデンを楽しんでいます。」
③原状回復の制限→ディアウォールで自在にアレンジ
「雑貨屋の様な飾り棚を付けたかったのですが、賃貸のためネジを打ち込むことは不可能です。そこで、ディアウォールを使い棚を作りました。 ここの棚は収納を兼ねつつ、自分の気持ちが上がる雑貨ディスプレイに使っています。 季節や気分によって、雑貨を変えて楽しんでいます。」
④定番仕様のキッチン→マステ&リメイクシートでお部屋とリンク
「賃貸物件のキッチンでよく見かけるステンレスの吊り棚は、黒のマスキングテープを貼ってアイアン風にして重厚感を出しました。 また、収納の扉もリメイクシートを貼って、部屋のテーマとリンクするホワイトを基調としたキッチンにアレンジしています。」
⑤一般的なトイレ→妥協なし!自分スタイルで使いやすく導く
「トイレも使いやすく、なおかつ自分らしくするために工夫しました。 収納棚が全くなかったので、こちらにもディアウォールで棚を作っています。 またペーパーホルダーも、賃貸のプラスチック製のものから壁に穴を開けずにすむセリアのアイテムを使って、300円で作りました。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
一人暮らしだと『ベッドもソファも』は、部屋の広さ的にもなかなか厳しかったので、同時に使えるソファベッドを探していました。 簡易的な感じのソファベッドではなく、ベッドとしての寝心地や快適さを考えて辿り着いたのが、北欧ソファベッドです。 簡単にセミダブルのサイズのベッドになってくれますし、マットレスのスプリングもしっかりしているので、ソファというよりも完全にベッドですね。 北欧生まれなので、木のぬくもりも感じられるナチュラルな雰囲気がとても気に入っています。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「トーンの落ち着いた、ダークな雰囲気のシャビースタイルに挑戦してみたいと考えています。 グレーとブラックを基調に、今のガーリーな雰囲気から落ち着いたカッコいいシャビー空間に変えていきたいです。 また好きな古道具とドライフラワーを上手く組み合わせて、より自分らしい部屋を作っていきたいと思います。」
お話をお伺いして
Mouさんは、縦長の1Rに平行にディスプレイゾーンとくつろぐゾーンを分けることで、大好きな雑貨に囲まれた暮らしコーディネートをされています。室内の一番奥、ポカポカの窓際には愛猫さん用のキャットタワーを置き、お部屋のどこにいても、愛らしい自然体を眺められるのも素敵ですね。また、1階ならではの外からの視線隠しに、ガーデニングも楽しめるラティスを採用されているのが印象的です。クローゼットのカーテンもそうですが、1つの工夫が2重3重の楽しみにつながっていくお部屋づくりがMouさん流の魅力。お姉様のショップをバイヤー兼プレスとして支え、センスを磨かれているMouさんだからこそ導きだせるものではないでしょうか。
Mouさんは、今後さらに自分好みの雑貨部屋へと進化させていきたいと、意気込みを語ってくれました。賃貸だからこそ諦めてしまいがちなところも、Mouさんはアイデアで乗り越えています。スペースが限られているからと、好きを飾ることも妥協されてはいません。1Rでも存分に、好きに囲まれた毎日を楽しむことができると教えてくれるMouさんのお部屋づくり、今後も目が離せません。
Mouさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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