限られたクローゼットのスペース。不要なものは定期的に見直して、使うものだけを収納するのはもちろん、スペースを有効に活用する工夫で、収納量をアップさせましょう。クローゼットの奥は空いていても、どのように使えばいいか悩みます。ユーザーさんたちは、奥行きをどのように活用されているのでしょうか。
使用頻度や季節で収納場所を決める
クローゼットのスペースを無駄なく使いたいと思っても、ただ詰め込むのはNG。いざ出したいものが出てきたときに、探し回ることになってしまいます。クローゼットの奥行きに合わせた奥の深いケースなども使えますが、クローゼットを手前と奥の二つに分けて、分別して収納すると、衣替えなどの入れ替えもしやすく便利です。
キャスター付きボックスを使って整理する
押入れを改造途中のユーザーさん宅では、ニトリのインボックスと、IKEAのキャスター&フタ付きボックスを収納に使われています。白でまとめるとすっきりきれい。奥の深い押入れも、キャスターで出し入れがスムーズなうえに、ラべリングして中身もわかりやすくする予定だそうです。8割収納で詰め込み過ぎないのもコツですね。
前後にチェストを入れて使う
クローゼットスペースで、チェストタイプの収納ケースを利用する場合は多いですよね。ユーザーさん宅では、手前と奥の両方でチェストタイプのケースを利用して、収納力をアップ。季節ごとに、チェストごと入れ替えれば、衣替えの手間もかからず、便利です。
使用頻度の低いものをボックス収納に
奥には使用頻度の低いものやシーズンオフのものを、フタ付きのボックスに入れて収納。手前には、洋服をたたんで見せる収納にされています。これなら、あまり使わないものもほこりの心配がありません。日常的に使うものは、さっと手に取れて便利ですね。ピンクとブルーのカラーで気分アップ!
引き出して使うシステムで見やすく
クローゼットや押入れに、収納道具を入れて使う場合、奥の方にしまったものは取り出しにくかったりします。キャスター付きのワゴンや収納ケースは、とても便利。引き出して使えるので、中身も確認しやすいです。足元にたまると気になるほこりも、キャスター付きで簡単に移動できれば、定期的に掃除しやすく衛生的ですね。
引き出せばすべてが見える仕組み
ユーザーさんは、キャスター付きのワゴンとスラックスハンガーを利用して、すべてが見渡せる仕組みを作られました。スラックスハンガーに整理して並べられているから、上段のトップスとのコーディネートもしやすそう。ワゴンの中は、小さなケースで仕切って小物を整理されていますよ。
ケースにキャスターを付ける
無印良品のポリプロピレン収納シリーズは、無駄のないシンプルな形で、清潔感のある収納ができて便利。必要に応じて、キャスターが別売りで購入できるのもいいですね。クローゼットの衣装ケースにキャスターを取り付ければ、ぐんと使いやすく、掃除もしやすくなります。
キャスター付きラックにバッグを並べる
バッグは、クローゼットに収納しておくと便利。でも、かさばるし型崩れなどの心配もありますよね。こちらのユーザーさんは、クローゼットの奥行きに合わせたキャスター付きのラックに、バッグを立てて収納されています。その日の服装に合わせてバッグを選びやすく、コーディネートが楽しくなりそうです。
収納量アップと使いやすさを両立する収納
一般的なクローゼットの奥行きは、45〜60cm。押し入れは、80〜85cm程度。押入れをクローゼットに利用する場合などは特に、奥が余ったり、手前が空いてしまったりしやすいですよね。詰め込むのではなく、クローゼットの空間全体を有効に使って、出し入れもしやすい仕組み作りを考えましょう。
ハンガーラックを入れる
ユーザーさん宅では、リビングの収納スペースを、子ども用クローゼットとして利用されています。ハンガーラックを入れて、下にはニトリの収納ケースを。二本のハンガーラックで、私服と制服などに分けて収納できて便利ですね。ケースに書いたイラストも、子どもが使いやすいポイント。毎日の身じたくも進んでやってくれそうです。
つっぱり棒を取り付ける
つっぱり棒を取り付けると、簡単に収納スペースが増やせます。ユーザーさんは、ダイソーのつっぱり棒を使い、低い位置に子どもの服を吊るして、子どもも取り出しやすくされていますよ。吊るす収納を二列にし、段差を付けることで、収納量と使いやすさが、ぐんとアップします。
すき間と奥行きを活かしてバッグを吊るす
ユーザーさんは、寝室のクローゼットのデッドスペースに、季節物と使用頻度の低いものを収納されています。収納ケースの横の空いたスペースは、バッグ収納に。奥行きに合わせたポールに取り付けフックを付けて、大き目バッグも吊るして収納できます。床置きしないからほこりが付かず、形も崩れず、いいアイデアですね。
照明を取り付ける
クローゼットの奥は、暗くて見えにくいという問題がありますよね。そんなときは、照明を取り付けてみましょう。ユーザーさんは、クローゼット天井に、IKEAの照明を取り付けられました。明るすぎず、いいムードのライトで、洋服も選びやすく、インテリアとしても素敵ですね。
奥行きにあったケースを選んだり、出し入れのしやすい仕組みを考えることで、クローゼットの収納量がぐんとアップしていましたね。ユーザーさんの実例を参考に、上手に限られたスペースを活用する工夫をしてみませんか。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「クローゼット 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!