スチームパンクとは、SFのジャンルの1つ。産業革命時代の蒸気機関をもとにしたレトロな世界観が特徴で、「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」でも取り入れられています。その雰囲気やモチーフをインテリアに取り入れたスチームパンクディスプレイは、まるで別世界に入り込んだような気分にさせてくれますよ。
スチームパンクを小物で取り入れる
スチームパンク風にしたいと思っても、まずは何を取り入れればいいのか難しく感じてしまうかもしれませんね。ここでは比較的取り入れやすい、スチームパンク風の小物を紹介していきます。
歯車のスイッチカバー
蒸気機関を動かすための歯車は、スチームパンクではよく取り入れられるモチーフです。その歯車を用いたこちらのスイッチカバーはレトロ感のある仕上がりになっていて、電気をつけるだけでもワクワクしてしまうこと間違いなしですね。
電話のようなインターフォンカバー
古い電話を思わせる形をしたこちらは、なんとインターフォンカバーとのこと。男前な道具の中に、ラインストーンで上品さをプラスした絶妙なアイデアが、SFらしい雰囲気を作り上げていてかっこいいですね。この実例で使われているメーターも、スチームパンクでは使われることの多いモチーフです。
フレーム+画像
フレームの中に、時計の歯車の画像を印刷して入れただけというこちらの実例。重厚感のあるフレームと合わせることで、これだけでも十分にスチームパンク風のインテリア雑貨になっていますね!すぐにでも真似してみたくなるアイディアです。
スマホスタンドをサビ塗装
ディスカウントストアで買ったというスマホスタンドは、サビ塗装をしたことでぐっと味が出て、スチームパンク風になっています。スチームパンク風の小物は、赤銅色のものがマスト。見つからなかったときには、このように自分でサビ塗装をしてみましょう。
壁に配管をはわせてスチームパンク風に
次にスチームパンクでよく使われる、配管を使ったインテリアを見ていきましょう。ここでは壁に配管をはわせている実例を取り上げてみました。色や雑貨との組み合わせ方にも注目してみてくださいね。
黒×ゴールドで上品に
こちらの実例では、黒い壁にゴールドの配管が映えていますね。スチームパンク風でありつつ、この色使いで上品な印象を受けるインテリアとなっています。実際に使っているのではないかと思わせるような配置が、スチームパンク風インテリアにリアリティをプラスしていて素敵です。
倉庫のようなお部屋に
インダストリアルなかっこよさがあるお部屋は、海外の倉庫のようで見ていて圧倒されてしまいます!サビ加工がされた配管や廃工場風の壁紙の色も絶妙ですし、さりげなく置かれている雑貨たちのチョイスもスチームパンク風で、統一感のある空間となっています。
配管を飾り棚のように使う
玄関横の壁に配管をはわせているこちらのユーザーさん。配管の間にディスプレイされた歯車などとのバランスも勉強になりますが、ぜひ参考にしたいのが配管を飾り棚のように使っている点。こうすることで、より変化にとんだウォールデコになりますね。
スチームパンクにマッチする灯り
お部屋の中がレトロに決まっているなら、ぜひ灯りもそれに合わせたいものですね。ここでは、スチームパンクインテリアにマッチする灯りをご紹介したいと思います。お気に入りの灯りで眺めるお部屋は、別世界の魅力を醸し出してくれることでしょう。
ランタンを使って
スチームパンクインテリアには、ランタンがよく似合います。左側にあるランタンは、中にオイルランプが入っているような作りになっていてアンティークな雰囲気が出ていますね。その隣に置かれている、フランスアンティークのガスメーターとの相性もGoodです。
オブジェのようなガス管ライト
目を奪われてしまう、オブジェのようなガス管ライト。棚の上に置いておくだけでも、一気にその場の雰囲気を男前に変えてくれそうな存在感です。ガス管は決して安くはありませんが、その分耐久性が高いので一度作ったら長く使うことができそうですね。
シャンデリアで重厚感を
中世を描いた映画に出てきそうな重厚感のあるシャンデリアも、ヴィクトリア朝時代をモデルとしているスチームパンクの世界観にはおすすめです。こんな灯りの下であれば、空想も豊かに広がっていきますね。また、ぎっしりと本の入った本棚が描かれた壁紙もこの灯りとマッチして、物語を感じるお部屋に仕上がっています。
スチームパンクを取り入れたユーザーさんたちのお部屋はいかがでしたか?冒険心を刺激してくれるディスプレイは、大人の遊び心いっぱいの実例ばかりでしたね。ぜひインテリアに取り入れて、その世界観を楽しんでみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「スチームパンク ディスプレイ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!