「25m2。1Kに築く、くつろぐことにこだわったとっておきのお城」 by AKIRAさん

「25m2。1Kに築く、くつろぐことにこだわったとっておきのお城」 by AKIRAさん

本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。

今回お話を伺うのは、1Kのマンションにくつろげる最高の『城=我が家』を築くAKIRAさんです。そこには、自分時間を豊かにする素敵なヒントが盛りだくさん♪家財道具にこだわりのある方、できるだけ物を増やさず暮らしたい方も必見です。

今回教えてくれたユーザーさん♪

プロフィール

とにかく家事が楽になるよう工夫しています。部屋に対して大きめのテーブルには何も置かないことにとことんこだわって、帰ったらすぐくつろげることを最優先にした私の小さなお城です。過去の投稿よりさらに部屋がシンプルになっています。

お住まい

  • お住まいの地域: 大阪府
  • お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
  • 居住面積: 25m2
  • 家賃: 分譲マンションのためなし
  • この家に住む人: 一人
  • ご職業: 歯科受付
  • 趣味: 旅先で被写体として写真や動画の撮影をすること

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

AKIRAさん

「最寄の主要駅が徒歩2分の立地で新築であること、DINKs(ディンクス)向き分譲マンションで内廊下があり東向きであること。そして家の中全てが浄水で、お風呂にはマイクロバブルバスが標準装備だったことです。」

お部屋のこだわりを教えてください

AKIRAさん

「目指しているのはホテルライクです。家財はテーブルとチェア、ベッドのみ。インテリアは白と木目が基調です。それに馴染む色味だけを選び、差し引きしました。また、浮かせる収納を利用して、視覚的に狭さを感じないように工夫しています。動線を無視したクローゼット使いで、衣類や書類をリビングに一切持ち込まないようにしています。」

気づいたらいつも居る場所はどこですか?

AKIRAさん

「大きなテーブルの前です。座ってすることは全てここです。一人暮らしには大きめのこのテーブルで食事や作業をすると、気持ちにゆとりができます。」

楽と快適があるくつろぐ城づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】

①雰囲気はホテルライクに

AKIRAさん

「ホテルライクな空間を目指して、水まわりもスタイリッシュにまとめました。特に後付けした洗濯機上の棚は黒がかっこよくて気に入っています。この棚に合わせて脱衣所はモノトーン基調で、差し色をブラウンにしました。ダイソンのドライヤーもブラウンです。掃除がしやすいように浮かせる収納です。何せ面倒くさがりなので、コンセントは差しっぱなし。すぐ使える機能美とスタイリッシュな見た目でホテルライクを演出しています。」

②セオリーを無視した、生活に合わせた動線設計

AKIRAさん

「1Kによくある廊下のクローゼットは、肌着とかさばる普段使用しない季節物用にしています。畳むのが嫌いなので衣類は全てハンガーにかけています。玄関側のシューズインクロークもDIYでポールを付けて、ハンガークローゼットに改造しました。代わりに反対側にある小さな可動棚をシューズクロークとしています。帰宅したら玄関で服を脱ぎ洗濯→お風呂→料理して廊下で部屋着に着替えるのが日々の流れ。部屋に入るのはリラックスできる状態になってからという動線にすることで、部屋を散らかさずものを増やさずに済んでいます。」

③ゆったり暮らせる大きめの家財

AKIRAさん

「部屋を広く見せるより、実際の作業や食事に余裕が持てることを大切に考えて大きめのテーブルを選びました。値段の割に木目がリアルで、昇降式なのがお気に入りです。また、マットレスもゆったりとしたエアウィーヴです。分割式なので、部屋が狭くても入れ替えは楽にできます。

その分、照明付きプロジェクターの電源を実際より後ろに取ってより大きく画面を映し出せるようにしたり、入居時のオプションで付けた姿見で奥行感を出したりと、広く見せる工夫もしています。照明付きプロジェクターは『ポップインアラジン2』。6.5畳で70インチを映し出せます。」

④家事を楽にしてくれる救世主

AKIRAさん

「シンプルな部屋にこだわったのに、即買いしたのがこのLGスタイラー。場所を取りますが自分の生活スタイルにとにかくぴったりなんです。毎日洗濯出来ないアウターや、クリーニングに出さないといけないものも、ここに入れるだけでほとんど気にならないくらいにシワを取ってくれます。そればかりか除菌・消臭・乾燥までしてくれる優れ物。鏡面仕上げの扉もお気に入りです。」

⑤キッチンの利便性を上げるオブジェのような棚

AKIRAさん

「何せ1Kの狭いキッチンです。廊下にワゴンを置きたくないし、でも調理中だけは一時的にスペースが欲しいところ。そこで背面に棚をつけました。アイアンでできているところが気に入っています。作業中はタッパーや食材を一時的に並べていますが、調理が終わったら一切物を置かない、あくまで見せるための棚です。棚板の間隔を自由に変えられるので、手持ちのタッパーを並べやすいように設置しています。すっきりした見た目のこの棚に合わせて、冷蔵庫や水切りラックも黒にしてキッチンもモノトーンでまとめました。」

今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

AKIRAさん

「エアウィーヴのマットレスを使用しているので、ベッドヘッドとフレームを模索中です。」

お話をお伺いして

AKIRAさんのお部屋には、目立った収納家具がありません。シンプルに、テーブルとチェア、ベッド、とっておきの家電で構成されているのが印象的。そのどれもが、1Kでの一人暮らしとしては大きめであるのも特徴です。ただ、他を削ぎ落しているからそれらを配置してもきちんと余白が残ります。

そして必要に厳選した家財道具たちの存在感が、目指すホテルライクを表現する心地よい高級感に繋がっていました。ここで気が付くのは一部屋だから、コンパクトが一番とは限らないということ。どんな条件下であっても、お部屋づくりに大切なのは必要や目的を洗練することなのかもしれません。ぜひ今回教えていただいた工夫やこだわりを『ここが私の城』と思えるとっておきのお部屋づくりの参考にしてみてください。


AKIRAさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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