本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回ご紹介するのは、大人のカッコよさと、少年のようなお茶目な遊び心の共存が心地よい、モノトーンモダンなKoshianさんのお部屋です。スッキリとシンプルに、暮らしを整えるKoshianさん流のこだわりメソッドも必見です。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
大阪市で某メガバンク系不動産会社に勤務しながら、DJやRemixerもしている、音楽とお酒が大好きな40代です。 この部屋でひとり暮らしをはじめて、ちょうど1年くらいになります。 音楽を聴いたり、制作したりする際はずっと引きこもってしまうくらい、落ち着く空間です。
お住まい
- お住まいの地域: 大阪市西区
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 34.85m2
- 家賃: ヒミツ
- この家に住む人: 自分
- ご職業: 会社員
- 趣味: DJ&Remix、アオリイカ釣り
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「自身が事業用不動産に勤務していることもあり、マンション情報を事前に収集していました。仲介窓口の営業マンがオススメする物件もほとんど知っていたので、自身で決めていた部屋で契約しました。ここに決めた大きな理由は、少し広めの角部屋であることと、好みのコンクリート打ちっぱなしであったことです。他にも頑丈なSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)である点や施工会社・管理関係への信頼性、駅から近いなど利点が多くあるのもこの部屋の魅力。また、クローゼットやキッチンがレール扉で全て隠せるのもポイントです。」
お部屋のこだわりを教えてください
「DJブースを生活感少なめに、モノトーンですっきりとコーディネートすることにこだわりました。DJで音楽を流す作業は、PCがあれば事足ります。そのため、以前に比べると、何枚ものレコードやCDを使ってプレイすることが少なくなりました。そんな時代の中でも、『数多くのレコードやCDを整理整頓した見せるブースって、昔ながらのアナログ感満載で素敵だな』という率直な思いを実現した部屋になっています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「DJブースの前です!休みの日や空いた時間に、何千枚もあるレコードやCDをデジタル化しているので、自然とここにいる時間が長くなるんです。サンプリングしたり、DJミックスを制作したりする充実した作業時間は、凄く楽しいです。隣にあるソファに座ってレコードを聴く、ということもよくありますね。DJブースの壁から、海外映画の子供部屋によく登場する『miniwilla』のウサギに覗かれていると、何故か妙に楽しい気分になれます(笑)」
身だしなみのように、暮らしも気持ちよく整えたい【ここがポイント!僕&私の工夫】
①アナログ感満載でもスッキリな、DJブース
「昔から、レコードやCDが乱雑に置かれただらしないブースが嫌でした。でも、普通にレコードやCDを立て置きしても、何故かしっくりいきません。そこで、かなりいろいろと調べた結果、レコードは無印良品のファイルボックス、CDはセリアのプレンティBOXへ整理するとシンデレラフィットになることがわかりました。機材もテクニクスのターンテーブルは、ホワイトに変身させています。DJミキサーもホワイトバージョンなので、理想的なモノトーンコーディネートになりました。」
②生活感を見せないシンプルモノトーン
「コンクリートの壁面には、PCデスクやソファも置いています。モノトーンでスッキリした感じにし、あまりごちゃごちゃした飾りやポスターなども取り入れず、シンプルにまとめることにこだわりました。特に、配線などの微妙な生活感隠しには、かなり気を使っています。」
③ベッド周りは、落ち着いた統一感コーディネート
「ベッドまわりも、モノトーンがメインのコーディネートです。統一感が出せるように工夫しました。毎日の疲れを癒せるベッドは、部屋の中でも一番落ち着くスペースかも知れませんね。」
④見えない場所まで丁寧に、気持ちよく整える
「クローゼットはレール扉で隠せる部分ですが、整理整頓が好きなので、RoomClipで得られる情報を参考にシンプルにまとめてみました。普段見えない場所でも、ものを取り出しやすく整理することを大切にしています。」
⑤暮らしの必需品も、極力シンプルを選ぶ
「洗面やお風呂も極力シンプルにし、他同様にモノトーンでまとめています。男なので、洗面やお風呂で使うアイテムは女性よりも少ないのではないでしょうか。だからこそ、必要なものの『シンプルさ』にとことんこだわりたいと思っています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
モノトーンや北欧スタイルが好きなこともあり、コンポニビリはベットサイドでかなり重宝しています。昔からデザインも性能も大好きなアイテムです。シリアルナンバーが付いているので、所有していることへの満足感もかなりありますね。中には、ピッタリなカゴを入れて、時計やサングラス、アクセサリー類をしまっています。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「ものが少なくスッキリした、『ミニマリスト』的モダン部屋にしたいと思います。しかし趣味も多く、音楽も好きなので、少し時間が掛かりそうな気がします……。 RoomClipに溢れている素敵な情報を参考にさせて頂いて、よりスッキリした部屋をつくっていけたらと思います。」
お話をお伺いして
Koshianさんの部屋づくりでは、1Kの居室スペースの中に、充実したDJブースを確保されているのが特徴的でした。機材やレコードなど、場所をとるイメージがありますが、どんな部分にも丁寧な整理整頓を心掛けられているためか、ベッドやソファといった暮らしに必要な家具と無理なく共存しているのが素敵です。DJブースを含め、全体が遊び心という個性を楽しんだ、モノトーンモダンでまとめられていることも、バランスよくインテリア全体をまとめ上げる秘訣でしょう。
Koshianさんのお部屋を拝見していると、暮らしや仕事だけでなく、趣味や遊びもきちんと楽しむ男前なライフスタイルが見えてくるような気がします。自分が何を大切にしたいか、自分にとって何が必要かを知っていれば、間取りに関係なく住まいも暮らしも充実させることができるのではないでしょうか?ぜひ、Koshianさんのアイデアやアドバイスを参考にしてみてください。
Koshianさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!