連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.228 2020年9月27日更新

「遊び心あふれるワクワク装置！木の家で作る、おおらかに好きを楽しむ暮らし」 by crapgreenさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、力強く温かく、フランクに人と暮らしを包み込んでくれそうなインテリアづくりをされている、crapgreenさんとそのお宅をご紹介していきます。写真からもあふれる魅力の正体と暮らしを楽しむ秘訣に、少しずつ迫っていきましょう♪

今回ご紹介するのはこの方です！

crapgreenさん

見た目とコンセプトが気に入り、BESSで建てました。木壁、無垢の床板がどのように経年変化するか楽しみです。この家はカスタムすればするほど楽しい家になると思いますので、自分だけのワンダーデバイス（ワクワク装置）にしたいと思います。

おもしろく暮らしていける家

遊び心が心地よい、フランクで開放的な空間

茨城県でご家族と暮らすcrapgreenさんのお宅は、ガリバウムと木のコントラストがクールな2階建て4LDKです。鮮やかな黄色いタープが貼られたウッドデッキを眺めながら、素朴な可愛らしさも感じさせてくれる玄関ドアを開くと、すぐに開放的なLDKが迎えてくれます。

こちらは、そんなLDK全体を見渡せるcrapgreenさん一押しのキッチンからの眺めです。吹き抜けならではの縦の空間のゆとりを有意義につかった『吊るすインテリア』からは、暮らすご家族の好みや遊び心といった個性をたっぷりと感じ取ることができますね。空間の雰囲気と、お気に入りいっぱいのこの眺めを楽しみながらのコーヒーブレイクは、時間を忘れるほど心地よいとcrapgreenさんは話してくれました。

胸躍り高鳴る、思いのつまった眺め

リビング側からの逆の眺めもまた、crapgreenさんとっておきです。なんといっても、キッチンのL字カウンターが印象的。実は、RoomClipのユーザーさんのアイデアを参考につくられた、こだわりの家具なのだそうです。ダイナミックなサイズは、ダイニングテーブルとしての役割はもちろん、キッチンの作業台としても大活躍間違いなし。どんな食卓でも、ちょっと贅沢なカフェやバー気分を味わわせてくれるのではないでしょうか。

大きなカウンターに囲まれているため、キッチンも実にゆったりとしたスペースです。ご家族で料理を一緒につくったり、お片づけをしたり、活気ある毎日が目に浮かびます。ただ、こだわりのL字カウンター、ご家族からは『キッチンへのアクセスが悪くなる』とほんのり不評もあるのだとか。でも、この眺めと充実のスペースを拝見していると、その不満もまたこのお家ならではのおもしろみであるように思います。そこから、またひとつ家族の会話が膨らむ……素敵な仕掛けに見えてきます。

どんな期待にも応えてくれる相棒

リビングから吹き抜けを見上げると、また一段と木の温もりを深く感じさせてくれる眺めが待っています。インダストリアルやビンテージ感漂う、インテリア雑貨たちがそんな木の表情を楽し気に盛り上げているのが印象的です。テイストの垣根を超えて、暮らすご家族の『好み』で手を取り合ったアイテムたちは、この家でしか出せない活き活きとした輝きを放っているように思えます。

吹き抜けの先は一部にワイヤーを張り、物干しスペースにされていました。『壁も木のためか、乾きが早い気がします』とcrapgreenさん。なるほど木は種類にもよりますが、調湿効果に優れた素材です。テイストを選ばず、経年変化も楽しめるなど、インテリアとしての楽しみ方が広い木の家は、暮らしていく上での機能性にも大いに優れていたんですね。

吹き抜けからは、一押しの景色のひとつを俯瞰することもできます。それは、ホッと心安らぐ癒しでもあれば、次は何をしよう……どう変えてみようと期待に胸膨らむ眺めでもあります。その時その時のベストを、自由に柔軟に求めたくなる、そしてしっかりと応じてくれる信頼感。家族とお家の間にある強い絆が、crapgreenさん宅に感じる力強くも温かな雰囲気の正体なのかもしれません。

長く暮らしていく家だから安らぎも大切です。でもそれと同じくらい、年齢や性別を超えて飽くことのないワクワクをくれることも大切ではないでしょうか。ぜひ、『ワンダーデバイス』と呼べる家と暮らしづくりをするcrapgreenさんの今後にも注目してみてください。