長方形が特徴的な縦長の部屋。奥行きがある反面、家具の配置やスペースの使い方に悩まれる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、部屋の家具や設備のレイアウトを工夫することで、縦長の空間を活用されている実例をご紹介します。家具の置き方やスペースの仕切り方など、参考になる実例がそろっていますよ。
家具の高さや配置で工夫する
長辺と短辺の長さが違うことで、家具の置き方にも悩む縦長の部屋。家具の高さや配置を工夫することで、空間を広く見せたり、動きやすい動線にしたりすることができます。
ローソファーで圧迫感を無くす
LDKが縦長になっているという、LoveMさんのお家。リビングのソファーをロータイプにすることで、圧迫感のないレイアウトになっています。ダイニングやキッチンからも視界が遮られず、食事や料理をしながらテレビを見ることができるのもうれしいポイントですね。
長辺の壁沿いに家具を置く
折りたたみタイプのダイニングテーブルを利用されている、mizucchiさん。片側を折りたたんで、キッチンカウンターの壁にくっつけて置かれているそうです。長辺の壁沿いに家具を配置することで、縦長の部屋も広く見えます。
ハンモックの下にワンちゃんのハウスを置く
グリーンが溢れるerikoさんのリビングは、約25畳の縦長とのこと。吊り下げられたハンモックの下には、ワンちゃんのハウスを置かれているそうです。レイアウトが難しい縦長の部屋で、ハンモック下のスペースを有効活用できますね。
家具と部屋の長辺を合わせて配置する
家具やラグの長辺を部屋の長辺に合わせて配置することで、縦長の部屋でも動きやすくすっきりした空間になるという、Jinaさん。一部の家具を斜めに置いたり、ガーランドでアーチを追加したりすることで、空間に動きを出しているそうです。やさしい色使いであたたかみを感じます。
空間全体の見せ方で工夫する
家具の置き方が限られてしまいやすい縦長の部屋では、空間全体の見せ方も重要なポイントです。家具自体を減らしたり、造り付けの設備のレイアウトでも工夫しましょう。
できるだけ家具を置かないようにする
キッチン上にロフトがあるという、obuta47300さん。つづくダイニングからリビングまでが、縦長の部屋になっているそうです。限られたスペースには、できるだけ家具を置かないようにされているとのこと。広々と開放的な空間になっています。
キッチンを壁付けにする
nicchanさんのお家では、真ん中に階段があり、半分が縦長のリビング、ダイニング、キッチンになっているそうです。広く見せる工夫として、キッチンは壁付けにされたとのこと。また、階段の手すりもアイアンにすることで、すっきりと見せています。
部屋をつらぬく一直線の道を作る
縦長の特徴を活かす工夫として、部屋の中に真っ直ぐな道を作ったという、brapipapaさん。部屋の奥にまで続く一本道があることで、広々とした空間になっていますね。同じトーンの色でまとめられたお部屋は、落ち着いた統一感もあります。
縦長の部屋を区切って使う
縦長の部屋は、区切って使いやすいというメリットがあります。壁で完全に区切ってしまうのではなく、柵を設けたり、ゾーン分けしたりすることで、開放感を残したままスペースを活用できます。
縦長リビングの奥をワンちゃんスペースに
リビングが縦長という、ikt.tamaさん。奥のスペースにはハウスや柵を設けて、ワンちゃん用にされているそうです。扉を付ければ、区切られた部屋として使うこともできるとのこと。縦長の部屋だからこそできる、スペースの使い方ですね。
つなげた2部屋の奥をワークスペースに
sakuraさんは、リフォームで2つの部屋の壁を取ってつなげ、縦長の部屋にされたそうです。部屋の奥を花ブロックで区切り、ご主人のワークスペースにしているとのこと。空洞のある花ブロックを使うことで、圧迫感なく区切られています。
双子で縦長の部屋を半分づつ使う
双子のお子さんがいらっしゃるという、maroさん。10畳ある縦長の部屋を5畳ずつに分けて、2人で使っているそうです。縦長の部屋だからこそ、半分ずつに分けて使いやすいですよね。成長に合わせたレイアウト変更もしやすそうです。
今回は、縦長の部屋でレイアウトの工夫をされている実例をご紹介しました。空間を広く見せる家具の配置や、スペースを作る区切り方など、さまざまな方法がありましたね。ぜひ参考にして、縦長の部屋を活かしてください。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「縦長の部屋」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!