本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は都内の1Kで、愛猫と一人と一匹暮らしをされているJIHYEさんにお部屋づくりについてたくさんお伺いしました。限られたスペースで猫と人、それぞれの心地良さを探る優しい工夫の数々は、聞いているだけでも心があたたまります♡
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 東京都
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 19.95m2
- 家賃: 65,000円
- この家に住む人: 猫
- ご職業: Web制作会社デザイナー
- 趣味: 料理、絵を描く、バイオリン、音楽鑑賞、旅行
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「第一印象が良かったのとペットを飼えるところです。日当たりの良さやホワイトトーンのキッチンの雰囲気、全体的なきれいさ、床の色が好みでした。バストイレ別で、小さいけどクローゼットもあります。ベランダからの景色もいいです。」
お部屋のこだわりを教えてください
「全体的にウッドトーンとあたたかい雰囲気を目指した結果、だんだんと北欧スタイルに近付いてきました。料理が好きな私は、部屋の中でもキッチンにいることが多め。花が好きなので、キッチンにいつも花を飾っています。
リビングは猫思いな空間になっています。大きな窓の向こうの鳥や人々を見られるように、ベランダの近くにキャットタワーを置きました。周りは、猫が上り下りできる階段式に家具をレイアウトしています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「テレワークしているので、日常の半分は部屋、半分はキッチンにいます。リビングはテレワーク、猫と遊ぶ場所。キッチンでは料理して、できたら写真を撮ってSNSにアップしたり、特別な日に猫の食事もつくってみたり、仕事中の昼食をこなしたり、買ってきた花を眺めたりします。」
狭くても私と猫の暮らしを楽しめる部屋づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①可愛い小物と花で飾り、彩る
「第一印象の明るい雰囲気から、花を飾りたいという気持ちになりました。ひとり暮らしにちょうどいい可愛らしい小物と花で彩っています。」
②狭くても欲しいものは諦めない
「テレワークのため、家にいる時間が長くなりました。そこで、コーヒーメーカーを導入。コップをふたつ並べて置けないくらいの小さいスペースに収まるものを見つけました!狭くても、欲しいものは全部あるキッチンをつくりたかったんです。」
③猫の快適にとことん寄り添う
「リビングは猫のためを思ったレイアウトを心がけています。例えば、猫が歩きやすいように、猫トイレや爪とぎといったグッズを階段状に置いているんです。床は滑りやすいので、常にラグを敷いています。」
④人も猫も風景を楽しめる工夫
「猫が外の風景を楽しめるように、窓の端にキャットタワーを設置しました。人も外の様子がわかるよう、キャットタワーの一番上は見通しのよい透明なボウルにしています。」
⑤暗いところは装飾で明るく
「ベッドの枕元は窓がすぐそばにあるにもかかわらず、部屋の中で一番暗いところです。少しでも明るく感じられて、居心地よく過ごせるように空や自然がモチーフになったポストカードを飾りました。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
家電に関して、機能を優先しつつも、インテリアに合うデザインがいいというこだわりがあります。こちらはその点でとても優秀でした。美味しく焼けるのはもちろん、狭いキッチンでも使いやすい片手で持てるサイズもよいです。何より、シンプルで可愛いです。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「猫がいる小さな家の長所を生かすインテリアにさらに挑戦してみたいです。プロジェクターを活用してみたいなとも思っています。」
お話をお伺いして
JIHYEさんのお部屋づくりは本当に猫ちゃん思いです。でも、自分の目線や好み、快適だって忘れていません。限られたスペースの中に、ありったけの優しさが詰まっているのが素敵でした。それはレイアウトからも見て取れます。猫中心のリビングは、間取りを見ただけで猫ちゃんへの愛情がたっぷり♡インテリアのあたたかい雰囲気は、家具や雑貨の佇まいもさることながら、きっとあふれる愛情によるところも大きいはずです。
また、省スペースを有効活用する物選びも印象的。欲しいものを諦める言い訳に『狭さ』を使わない!とても響きました。ペットと暮らす方はもちろん、『好きなことをうんと楽しむ部屋づくりがしたい』という方もぜひ、JIHYEさんのアイデアや心持ちを参考にしてみてください。
JIHYEさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!